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2005年07月05日
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カテゴリ:音楽
娘が幼稚園に行って不在の午前中、なんか音楽が聴きたくなりました。
そうだ、最近聴いてない「あれ」にしよう!と、選び出されたCDは下記のもの。

アストル・ピアソラ「Tango:Zero Hour」(収録1986年)

アルゼンチンタンゴの異端児ともいわれたアストロ・ピアソラが自身の最高傑作と称したアルバムです。
彼が92年に亡くなって、日本においてもピアソラブームに沸いたですが、彼を知らない人でもチェロ奏者のヨーヨー・マが演奏した「リベルタンゴ」はきっと耳にしてるはず。
TVCMに起用されて、話題になりましたから。
私も彼の生前は存在すら知りませんでした。
実際そのTVCMで「リベルタンゴ」を聴いてはまってしまった、「遅れ馳せながら」という感じのファンなのでございます。

さて、なぜこのCDを選んだかというと、実はこのCDは、娘がいると聴けないのです。

このCDを買ったのは、たぶん99年ごろ。
すごい気に入って常にCDコンポの中に収まってた1枚でした。

そして2000年、妊娠。
一般的に胎教にはモーツァルトがいいと聞きます。
でも胎教といっても要は、

母体が音楽を聴く。
それによって、精神がリラックスする。
それによって、胎児にいいとされるホルモンが分泌される。
それによって、胎児もリラックスする。
それによって、結果的に胎児の健やかな成長を促す。

ということらしいです。
それじゃ、私が好きな音楽を聴いて、いい気分になれば、お腹の赤ん坊もいい気分になれるってことか、と解釈した私は、ジャズもボサノバもロックもソウルもなんでも聴きまくりました。

そしてこのCDはその中でもヘビーローテンーションの1枚でした。

1曲目の「Tanguedia 3」は、人々の声(歌声ではなくてざわめきのよう)とともに重低音が響く伴奏で始まるという曲です。
それがなんとなく昂揚感を誘うのです。
それで、私もすぐ音楽世界にはまっていってしまうのですが、どうもお腹の赤ん坊の活動も、このCDをかけるといつも激しくなるのです。
「胎児もアルゼンチンタンゴで踊っているのかしら」
「赤ちゃんもモーツァルトよりタンゴでノリノリ?」
なんて思いながら、気をよくしてちょくちょく聴いてました。

出産後は日々の育児に疲弊していて、それこそ激しいタンゴを聴く気分にはなれず、しばらくピアソラから遠ざかっていました。
そして娘が3歳になるちょっと前のことです。
食事中になんとなく音楽をかけようという気分になって、久々に「Tango:Zero Hour」を引っ張り出したのです。
「これね、○○(子供の名)がお腹にいる頃、よく聴いてたのよ。音楽が始まるといつも元気に動き出してたんだから」
などと言うと、娘も期待に満ちた顔で
「早く、かけて」
などと言います。
で、音楽がスタートし、部屋に重低音が響き渡りました。
すると娘が泣き出したのです。
「これ、恐いよ」
「うそ……?」
「もう止めてよ。恐いよ」
彼女は涙をぼろぼろ流しています。
がーーーん、ショック。

つまり、娘が胎児のころ、このCDが気に入って踊っていたのではなくて、このCDがいやで暴れていたということ――?
胎教にいいと信じて聴いてたものなのに、実は胎児に多大なストレスを与えていたってこと――?
そういえば、うちの娘は臆病ですぐぐずるし、結構情緒不安定だし、これって、お腹の中でこのCDを聴いてたせい――?
などと、極論にまで妄想が発展するほど、すごいショックでした。

試しに、しばらく日をおいてから、もう1度流してみたら、やはり「恐い」と即座に却下されました。

そんなわけで、このCDは娘がいると聴けません。

1曲目をとばして聴けばいいという考えもあるけど、やはり1曲目ってCD全体の大事な導入部だと思うんですよね。
だから、とばせない。
だから、彼女が不在の時にこっそり聴きます。

同じ理由でビートルズの「ABBEY ROAD」も聴けません。
1曲目の「COME TOGETHER」のイントロも彼女にとって恐いとのことです。
たぶん、どちらも途中に入ってたらそんなに気にしないと思うのですが、やはりオープニングにこれが来るから、ドキドキさせられるわけだし……。






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Last updated  2005年07月05日 23時59分56秒
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