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2005年07月23日
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カテゴリ:日々のこと
世間は夏休みに入りました。
子供の頃はあんなに楽しみだった夏休み。
今じゃ、溜息と共に訪れます。

子供にとって楽しい夏休みは、親にとっては大変な夏休み。
外が暑かろうが雨だろうが、子供の「どこか連れて行って」コールで頭が痛くなることが目に見えてます。
でもまあ、まだ4才の子供だけに、その辺の公園でも公営のプールでも充分イベントになるのですけどね。

さてさて、子供の外出欲をかなえるべく、幼稚園のお友達の家に遊びに行ったおとといのことです。

娘が出されたブドウ(デラウエア)を喉に詰まらせて、咳き込みました。
「なにやってるの!」
と、慌てて私が背中をさすったり、たたいたり。
おかげでブドウは無事食道を通過しました。

……と、そこまではよかったのですが、その先に事件が待っていました。

あまりに咳き込んだためか、私が強く背中を叩きすぎたせいか、娘は今度は
「気持ち悪い……」
と体がだんだん前屈みに。

「ちょっと待って。こんなところで吐いたりしないで!」
こっちも予期せぬことにうろたえます。
何しろ、よそのお宅です。
あいにく、住人が階下で何やらやっていて、この場にいない。
トイレも洗面所も階下にあって、娘をそこまで連れていく余裕もない。
まだ2回しかお邪魔していないおうちだけに、部屋に何がどこにあるかなんて、把握してない。
だから、何をどうしていいかわからない。
一緒にこの場にいたほかのお母さんは、これまたあいにくと一緒に連れてきた赤ちゃんにおっぱいをあげていて、動けない。

そしてとうとう、
「もうだめ……」
と娘が胃の内容物を戻した時に私ができたことはひとつだけでした。
自分の手でそれを受けとめたのです。

吐瀉物を手で受けとめるなんて、生まれてこの方初めての経験。
とっさのこととはいえ、自分でもびっくりしました。
しかし、この家に来て、やたらに飲み食いしていたせいか、娘の口からは次から次へと出てくる。
「ちょ、ちょっと……」
こちらはダムの決壊にハラハラ。
赤ちゃんを抱いてたお母さんも、慌てて赤ん坊を引っ剥がし、何か使える物を探し始めます。
まずは、部屋に隅の棚にあったティッシュケースを探し出して、手のひらにどんどんのせてくれました。
(つまり水分を吸わせるということ)
そして、急いで赤ちゃん用の替えのオムツをいれていた袋の中身をあけて、娘の口元に持ってきてくれました。
「あー、よかった……」
残りの吐瀉物は、袋の中に……。
ダムの決壊は免れて、どうにか床を汚さずにすみました。

しかし、惨劇はここで終わらないのです。

人前で吐いた、ということにショックを受けた娘。
今度は、そのショックのあまりにおしっこを漏らしたのです。
「お母さん、出ちゃった……」
見ると、娘の足元には水溜りが……。
「ありゃりゃ、上からも下からも……」
私は、中腰で両手をお椀型にして突き出した格好のまま、固まってしまいました。
娘も泣いているけど、私も泣きたくなりました。

それから家の住人であるお母さんが部屋に戻ってきてくれて、後始末を手伝ってくれたのですが、ひたすらこちらは恐縮しまくり。
たまたまその時、席を外していていなかったこれまた別のお母さんも、
「●さんの立場からしたら、自分で思うよりたいしたことじゃないよ」
と落ち込んでる私を慰めてはくれたのですが……。
それでも、よその家で、なす術もなく、娘に上からも下からも垂れ流しにさせたということは、かなりショックだったのでした。
もちろん、住人であるお母さんは、全然気にしない様子で、雑巾やら娘の着替えを用意してくれたりしたのですが……。
床がフローリングだったのが、せめてもの救いでした。
やれやれ。

後になって考えてみたら、子供が吐いたり漏らしたりというのは、お互い日常的なことなので、大騒ぎすることではないかもしれません。
とくにお漏らしなんて、床にお茶やジュースをこぼした程度の感覚でしかないです。
絨毯だとシミになると困るけど、フローリングならまあいいや、みたいに。
だけど、やはり外出先でやられると参りますね。

それに、子供の吐瀉物を手で受けとめたということに、非常にショックでした。
「自分もここまでできるようになってしまった」という感慨みたいなものもありました。

私が大学生の頃、外出先で吐いたことがありました。
(後でわかったのですが、そのとき熱が40度近くあったのです)
そのときは、他人の前でもかかわらず、吐くにまかせたまま。
自分の吐瀉物だって汚くて触れない、という意識があったものです。

やはり、生まれた時から、下の世話をし、病気になれば吐き下したものを処理し、そうして積み重ねていって、感覚が鈍感になっていくものなんでしょうか。
他人の子供のものは、やはり「汚いな」という気持ちが起こるのですが、自分の子供のものになれば、積極的に触りたいというわけはないけど、まあ気持ちを動かすことなく、処理できるという感じですね。
これも愛情というのか、惰性というのか……。
不思議なものです。





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Last updated  2005年07月23日 23時25分08秒
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