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テーマ:幼稚園やお家での事(1780)
カテゴリ:日々のこと
1週間ぶりの日記です。
バタバタした1週間で、パソコンの前に座る気持ちの余裕はまるでありませんでした。 今日、ようやく子供の幼稚園のバザーが無事終了。 燃え尽きています。 脱力してます。 たかが幼稚園のバザーと笑うことなかれ、です。 幼稚園ってものは、1年中行事に追われているようなもので、親もそれなりにそれに巻き込まれるものですが、バザーは別格。 主催が幼稚園でなく、親(母親ですね)。 だから、企画進行すべて親。 「母の会」と呼ばれるPTA会長をトップとした園児の母全員参加の行事ということになります。 特に役員が中心となり、前々から今日のために準備を着々と進めていくことになるのです。 バザーということで、家の中の不用品(新品)を提供するのはもちろんのこと。 それに加えて、子供のためのバザーなので、子供が遊べるおもちゃや手芸品、幼稚園グッズ(巾着袋とかスモックとか)……などを、夏休みのころから、課題が言い渡され、お母さんたちが少しずつ作り溜めしておいたりもします。 で、ただの売り買いの場でなく、子供も楽しめるお祭りになるように、様様なゲームコーナーも設置、その景品も用意。 園児(年長組)が店員になる「子供の店」も設置。 そこの売り物も、親が中心となって手作りします。 ガーデニングコーナーも設置。 そして長く遊んでいれば、お腹もすくということで、食堂も開設。 カレー、巻き寿司を中心として、その他飲み物、食べ物の販売。 お母さんたちの手作りの焼き菓子販売。 役員じゃないお母さんも、手作り品作成は全員必修。 前日準備はあまり参加しない代わりに、その間子供を預かってくれたりするし、当日はお手伝いということで、全員時間を設けて売り場に立ってもらうことになります。 ……と、たった半日の行事のために、母親たちは奔走するのです。 経費は、「母の会」の会費で予算が組み込まれるけど、なんだかんだ言って、手作り品なんかではそれぞれの持ち出しになります。 もちろん、売り上げが個人に還元されることはありません。 キリスト教系の幼稚園だけあって、すべて「ご奉仕」の一言で片付けられます。 まあ、それも、かなりの安価で売るわけなので、利益もたいしてあるわけじゃないけど。 私は、給食担当委員なので、食堂開設のための準備を中心に参加。 今週に入ってから、委員長の指示に従って、食材の買出し。 ゲームコーナーのポップ書き。 焼き菓子売り場のために、マドレーヌ作り。 前々日には、カレーのために大量の玉ねぎをみじん切り。 前日、朝から夕方までカレー作り。 会場の設置、飾りつけ。 当日も早朝から集合して、カレーの煮込み、ご飯炊いて、飲み物を冷やして、巻き寿司作り。 食堂が開店すれば、販売、在庫管理にてんてこ舞い。 食堂終了すれば、余ったお茶、寿司などを会場中を売り歩き、その後食券の集計。 バザーが終了すれば、ひたすら片付け。 2時間後には、何事もなかったように元の幼稚園の姿に……。 昨年、子供が幼稚園に入園したときは、ここまでの母親たちの奉仕度の高さに、度肝を抜かれ、ちょっと引いたりもしたものです。 しかし否応もなく、バザー準備に突入していくと(私は去年も役員だった……)、もはや気分は「高校の文化祭」。 「なんで、私たちって、ここまでがんばっちゃうの~?」 なんて思いながらも、手を抜くことをやめられなくなってしまう。 そんなところも、高校の文化祭と同じです。 懐かしい感覚です。 しかし、文化祭と違うのは、やはり目的かな。 学校の文化祭は、やはりお客を呼んでも、何だかんだ言って自分達が一番楽しむ行事。 幼稚園のバザーは、やはり幼稚園のため、そして最終的には自分の子供たちのための行事。 気分が盛り上がっても、やはり根底にはそういう気持ちがありますね。 でも、やっぱりがんばれるのは、楽しいという気持ちが残るからかな。 作業はずっと立ちっぱなしで、休憩もままならないのですが、メンバーが仲良しで和気藹々としてるから、気持ちがすさまない。 みんな大人だから、「けっ、やってられないよ」なんてグレる人もいるわけない。 っていうか、内心思ってもそれを声に出して、皆をしらけさせることはない。 違う学年のお母さんとも、すごく仲良くなれる。 それに、やっぱり達成感ありますね。 役員だけに、働いた分だけ、その気持ちは大きい。 会長さんなんて、泣いてたし。 そんなかんじで、PTA参加の最大行事は無事終了。 気分がハイなままに、日記も書き綴ってみました。 来週には冷めているかもしれないけど、今日の終了時にはすでに「来年もカレー作りやってるかもね」なんて、同じ役員のお母さんと来年への意気込みまで語り合ってしまう勢いもありましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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