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テーマ:家電よもやま(9573)
カテゴリ:日々のこと
血の海で泳ぐ人々。
と、書くと、ハードボイルド・ミステリーのタイトルみたいに思われるかもしれません。 実は違います。 我が家のテレビの状態なのです。 先週、唐突にテレビが壊れました。 画面が一瞬にして真っ赤になってしまいました。 それから、画像が元の鮮明な状態に戻ったり、赤1色になったり、を繰り返してます。 状態も両極端ではなくて、普通の画像と赤1色の間の中間といえるものも、段階的に存在します。 つまり同じ画面を見ていても、いろんな情景を楽しめる(?)わけです。 普通に昼間の状態。 やや赤みが差して、夕暮れ時のような画面。 さらに赤みが差して、炎燃え盛る火事場の中の画面。 さらに赤みが強まって、まるで血の海の中で人々がもがいているように見える画面。 そして、すべてが炎に飲み込まれてしまったような、血で染まってしまったような、ひたすらただ赤い画面。 最初のころは、テレビの上を軽く叩くと、すぐに画面が元に戻っていたので、「まあいいか」と放っておいたのですが、1週間たつとそれも効かなくなってしまいました。 叩いたがために、夕暮れ画面が血で染まってしまって逆効果になってしまったりと……。 で、これ以上叩きまくって、本格的に壊れてしまうのも困るので、メーカーに修理を頼みました。 修理の人が来る週末まで、テレビはお休みです。 (と、いいながら、「今日は大丈夫かも」と、ついつい未練がましくスイッチ入れてみるのですが) しかし、日頃テレビ漬けの生活を送っているだけに、音がない生活は寂しい。 それで、復活したのがラジオ。 昔は受験勉強やレポート書いてる脇でずっとFM流してたものです。 時には、ラジオに聞き入って、勉強にならないときもありましたね……(遠い目)。 で、結構いいです、ラジオ生活。 CDかけるのと違って、トークも音楽もあるのがいいです。 耳だけ傾ければいいのですから、子供がご飯の最中にテレビ画面に夢中になって手が休んでしまうこともないし……。 (そもそも、食事中はテレビを消しなさいと怒られそうですが) それに番組内容もテレビより高尚ですね。 時事問題なんかの解説的コーナーも、テレビだと敬遠しちゃうのになぜかラジオだと拝聴してしまう。 テレビだと視覚的に楽しめないときっとだめなんですね。 もちろん、ラジオでもおちゃらけたおふざけ番組もあるけど、映像に頼らずに言葉だけで笑わせるのだから、やはりレベルは高いかなと思います。 それから、テレビでは切れ切れでしか聴けない最新ヒット曲も、ラジオならきちんと聴ける。 子供もトークの部分はあまり興味ないようですが、曲が流れると無意識にリズムをとってます。 まあ、テレビ画面が元の昼間の明るさを取り戻したら、すぐにテレビ漬け生活に戻るんでしょうけど……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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