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テーマ:幼稚園やお家での事(1780)
カテゴリ:日々のこと
シラミ、シラミ、シラミレド~♪
実は、音階ではありません。 漢字で書くと<虱>。 つまり下記のこと。 シラミ目の昆虫の総称。 体長1~4ミリメートル。 長楕円形、扁平で羽がない。 哺乳類に外部寄生して吸血する。 人間に寄生するものに、ヒトジラミとケジラミがあり、ヒトジラミはアタマジラミとコロモジラミに分けられる。 いずれも吸血して激しいかゆみを与え、発疹チフス・回帰熱などの伝染病を媒介する。 他の動物に寄生するものに、ブタジラミ・サルジラミなどがある。 (大辞林より) シラミというと、戦後のフィルム映像で、子供たちが集団で頭から白い殺虫剤をぶっかけられているシーンを思い出す人も多いのではないでしょうか。 風呂に入るのもままならず、衛生管理も不十分な時代です。 シラミが大量に集団で発生しても不思議はなかったのでしょう。 しかし、こんな世界一衛生的な国となった今の日本でもシラミは発生するらしく、夏場になると幼稚園から「シラミの集団発生に注意」なんてお知らせが配られたりしていました。 どうもお腹の中の寄生虫と違って、気軽な生態の虫のようです。 髪の間に虫が這いずり回っているなんて、どんなもんなんだろう、なんて暢気に思っていました。 そんな他人事にように思っていたシラミですが、めでたく今回拝謁の機会に恵まれました。 娘にシラミが発生したのです。 どうも最近頭をしきりに掻いているな、と思ったのが最初の疑惑。 でも、空気が乾燥して頭皮も乾燥して痒いのだと思っていました。 それから、頭にフケのようなものが点在しているのに気づきました。 そりゃ、あれだけ掻いていれば、フケもでるよ、と気楽に思っていました。 しかし、髪を洗ってもそのフケらしい白い物体がとれない。 指でつまんでみると、髪にしっかり張り付いています。 あれ? こんな状態の話を前に聞いたことがあるぞ。 と、私の脳の中でデータの検索が始まります。 そして、知人のお子さんが同じ体験をしたことを思い出します。 髪にはりついてなかなかとれない白い物体。 シラミの卵だったわけです。 そして、さらに彼女の髪をかき分けてみました。 すると、茶色の楕円形の虫が、するすると這いずり回っているのです。 そう、それがシラミの成虫。 ……絶句……。 さらにかき分けてみると、細い針で刺したような赤い点がいくつか見られます。 きっとシラミに刺された痕なんでしょう。 こっちも見ているだけで痒くなってきます。 そんなわけで、ここ最近の身の回りの一番の驚愕事件となってしまいました。 (世間は、もっと驚きの事件に満ちているのですが) しかし、シラミとわかったら、やるべきことは決まっているので、そのあとは冷静かつ迅速な行動です。 つまりシラミの駆除作業。 一般的な方法は2種類。 シラミ駆除用シャンプーを使用。 → 高価格、短時間で簡単。 シラミ駆除用パウダーを使用。 → 低価格、時間を要する 我が家では、前者を採用、さっそく近所の薬局でシャンプーを購入。 約4回分入りで、3,000円近くします。 使い方は簡単。 普通に洗髪するように、殺虫シャンプーを泡立てて、地肌全体に行き渡らせる。 そして5分おいてから、シャンプーをしっかり洗い落とす。 それを3日に1回、4回続ける。 2日間を空けるのは、シャンプーで殺しきれない卵を孵化するのを待って、幼虫を殺すため。 幼虫期間は1~2週間なので、その2日間で卵を産み付けられる心配はないらしいです。 そして4回も続ければ、それまでに産み付けられた卵はすべて孵化するはずなので、その時点で駆除完了となるらしいです。 娘は1回で、ほとんど頭を痒がることはなくなったし、目に見えて卵の存在が消えました。 でも、念のためきちんと4回やるつもりですけど。 決められた用法の薬を中断するのは危険ですものね。 しかし、彼女はどこでシラミと遭遇したんでしょうか。 ここ最近は特別なところにはでかけていないし、幼稚園からも集団発生の知らせはもらっていないです。 この前、ちょっと風邪気味でお風呂をパスした日があったので、その日にシラミの産卵とあたってしまったのでしょうか。 幸いなことに私たち親には移りませんでした。 もちろん、疑心暗鬼に陥って、日に何度も頭髪チェックを繰り返してましたが……。 気づいてすぐに、寝室のものを洗ったり掃除したりというのがよかったようです。 いやはや、シラミが過去の産物だなんて思ってはいけないんですね。 皆様もお気をつけて。 スミスリンLシャンプータイプ 80ml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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