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テーマ:トリノ オリンピック(361)
カテゴリ:テレビ
今日は、荒川静香さんの金メダルゲットのニュースで目覚めました。
おおおっ! 寝起きの悪い私も、一気に跳ね起きました。 このシーズン(花粉症シーズン)は眠れるときに寝ると決めているので、フィギュア女子フリーをリアルタイムで見ることはあきらめてました。 どうせ、日本人選手と上位選手の演技は何度も後から見られるだろうし。 下位選手の分が見られないのは、ちょっと残念だけど。 寝不足を覚悟してテレビを見続けた人は、リアルタイムで最高の瞬間を見ることができて、さぞかし報われた気分になったことでしょう。 しかし、びっくりです。 確かに日本人選手3人のうち、メダルにいちばん近いのは荒川さんだろうなあとは、オリンピック前からは思ってました。 でも、金メダルとは予想しませんでした。 失礼ながら、銅メダルがとれればいいかな、という感じ。 それが、当人がきっちり完璧に演技した上に、ライバルたちのジャンプ転倒が重なって、ついには表彰状の中央の人に! いやいや、おみそれしました。 運がいい、という見方もできるけど、それも実力のうち。 もちろん、あんな大舞台でミスをしないというのも、実力のすごさの表れ。 それから、今回つくづく思ったのは、彼女の容姿の美しさ。 長身のうえにあのバランスのとれたプロポーション。 日本人の中では、「ガタイがいいなあ」とさえ思えてしまうくらいだけど、外国人に混じれば、全く遜色のないナイスバディ。 足の線もまっすぐ。 スケールの大きいかえら、技が決まるとすごく迫力です。 その上、顔立ちも欧米人好みのエキゾチック・アジアンビューティー。 彼女は、国内より海外でのほうが、輝きが増すのかもしれません。 気持ちいいのは、始終彼女がニコニコ笑っていたこと。 「君が代」で涙をじょうじょう流して、お茶の間(もう死語かも)に安い感動をもたらすなんてことなくて、ひたすら楽しい気分をもたらしてくれたように思えます。 いろんな意味ですごい快挙でした。 けど、少なくともオリンピックが終わるまでは、彼女にはその喜びを彼女だけのものとして味わってほしいです。 たぶん彼女の金メダルは、いずれ「唯一の」オリンピックの象徴として、「国」の金メダル扱いになってしまうだろうし。 さっそく小泉首相からのお祝いコールを受けてましたけどね……。 ついでに、2位3位の二人についても。 スポーツにあまり興味のない私もフィギュア観戦歴だけは長いので、海外の選手にもそれなりに思い入れがあります。 スルツカヤは、彼女が16歳の小娘のころから、あの真っ赤なほっぺも、はつらつとした明るい演技も、楽しそうにピョンピョン跳ぶ姿も大好きでした。 コーエンも、5,6年ほど前から、あの身体能力の高さに注目していて、成長を楽しみにしていた選手でした。 (ソルトレークのときも、クワンやヒューズより、コーエンを見てました) だから、彼女たちがメダル争いの中心であることも、今回の楽しみのひとつで、どっちが金をとってもそれなりに嬉しいなあなんて思っていたんですけどね。 とくに今回のコーエンの演技は、ジャンプ転倒さえなければ、荒川さん以上だと思いました。 フィギュアが「氷上のバレエ」ならば、彼女の演技がいちばんそれを体現していると思いました。 村主さん。 惜しかったです。 ジャンプのミスがなかったら、3位も夢じゃなかったのかも。 彼女は、純日本人体型のうえに、長い手足もない。 (荒川さんと逆で、外国人に混じると彼女の華奢さが目立ちます) とりたてて「これぞ」という技(4回転ジャンプとか)を持っているわけではない。 そのマイナスのところから出発して、あれだけの成績をとるだけの演技をすることができたということは、すごいことだなあと思った次第です。 場の空気を違うものに変える力量も、やはり実力のすごさの表れ、ですね。 しかし、…… 今日はテレビをつけてると、あちこちで「トゥーランドット」が流れていて、ちょっと聴き厭きました。 今も、頭の中をずっと流れてます。 これぞディラン効果。 きっと日本の多くの人がその状態になっているのでは? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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