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カテゴリ:テレビ
先週の日曜日に引き続いて、我が家の朝のテレビ番組ラインナップ。
この前は「轟轟戦隊ボウケンジャー」。 で、今回は「仮面ライダー・カブト」。 これも、長年シリーズ化して続いている(90年代中断あり)ヒーロー系番組。 戦隊物と違って、21世紀のものは、毎回毎回世界観や趣向を変えたバラエティーにとんだ内容になっているのが、特徴。 去年のものなんかは、鬼(ライダー)と魑魅魍魎との戦いという、オリジナルの世界観とはかなりかけ離れた物語になってました。 (ちなみにオリジナルは、自らを勝手に人造人間に改造した悪の組織と戦うというストーリー) ヒーローであるであることを苦悩する仮面ライダーがいたり、仮面ライダーが13人でバトルロワイヤルしてたり、弟子をとって後継者育成してたり、純粋に悪と戦うだけの図式ではなくなっているみたいです。 つまり、親目線を十分意識した内容になっているわけで。 戦隊物と違って、子供よりも父親の方が番組にはまっているご家庭も多いようですし。 (我が家もそう) ついでに、やっぱりヒーローにイケメンを揃えて、母親の楽しみも忘れてない親切番組となってます。 オダギリジョー、要潤、賀集俊樹……もライダー出身であることは有名。 で、今回の「カブト」。 隕石と共にやってきたワームと呼ばれる未知の生物(人間を殺してその姿を擬態するという恐ろしげなグロテスク宇宙人)と戦うストーリーとなってます。 ワームと戦うための秘密組織「ゼクト」が開発したライダーベルトをつけたものが仮面ライダーになるという仕組みです。 原点回帰なのかライダーは、昆虫のお姿。 (オリジナルはバッタ型) で、昨今の仮面ライダーと同じくヒーローも1人じゃやりきれないみたいで、複数登場します。 カブトムシ型の「カブト」。 トンボ型の「ドレイク」。 スズメバチ型の「ザビー」。 なんと今日からは、サソリ型の「サソード」も登場。 ……と、ヒーローが多数登場するのはいいんだけど、どいつもこいつも従来型のヒーローとはかけ離れた癖のあるキャラクターばかり。 「カブト」は、超俺様のプータロー。 「ドレイク」は、超フェミニストでおバカなメイクアップアーティスト。 「ザビー」だけは、ゼクトに所属する隊員ながら、小心者の卑怯者。 お互いにあまり良好な関係でなく、時にはワームそっちのけで内輪もめで喧嘩してます。 おいおい、それどころじゃないでしょ、のツッコミもいれたくなることたびたび。 みんなのまじめなおバカぶりに、脱力させられながらも、すごく楽しませてくれます。 主人公「カブト」こと天道総司のとことん俺様キャラなんて、すでにいやみを通り越してギャグの域。 毎回登場する「天道語録」もポイントです。 もともと「嵐」の松本潤ばりのかわいい顔に、結構いい奴でもあるんで、にくめません。 主人公たちがそんなだから、まじめにストーリーを展開していくのは、その他のサブキャラ。 ゼクトの見習い隊員の加賀美くん(準主人公です)なんて、いつもまじめに、時には、不必要に悩んで葛藤して、これまた見てる側を笑わせてくれます。 そんなわけで、今回の「カブト」は、すごく「笑える」内容になってます。 製作者側の遊び心満載です。 それに、本来の敵であるワームの存在が忘れられているくらいに、「ゼクト」内でも秘密も揉め事も多いし、カブトたちと「ゼクト」との確執もあるし、なんだか本筋から外れて物語が展開してるともいえるところもいいです。 これまでになく、私の「ツボ」にはまりまくった番組となってます。 はっきりって、一緒に見ている娘なんて、ちゃんとストーリーを追えてるのか疑問ですが。 そして、今日から登場の「サソード」。 これまた超俺様のお坊ちゃま(イギリス貴族の直系の日本人だそうで、なんのこっちゃ?)です。 さっそくカブトと出会って(出会いの場が町内会対抗サッカー大会というのも、これまた脱力的「ツボ」)、「俺様対決」してくれました。 「天の道を往き、総てを司る男、天道総司だ」 「神に代わって、剣を振るう男、神代剣だ」 互いの自己紹介も、泣かせます。 (ていうか、このカブトの自己紹介セリフは毎回登場してるんですけどね) ということで、またまた細かく語りたくなってしまうけど、キリがありません。 局所的に思い入れが強すぎて、ちっとも内容がまとまらなくて、読み返してみたら、なんか、「仮面ライダーカブト」って本当にこんな番組だっけ? てな感じになってしまいました。 そんなわけでラインナップ紹介は、また次回に続く(かも)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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