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カテゴリ:音楽
最近、頭の中を離れない曲。
伊武雅刀が歌う「フンコロガシは忙しい」。 NHK「みんなのうた」で現在流れています。 ●うた:伊武雅刀 ●作詞作曲:つかもと・ひろあき ●アニメ:西内としお 伊武雅刀の重低音の声で、ひたすらフンを転がすフンコロガシのオスの健気な人生(虫生?)が歌われる「フンコロガシは忙しい」。 フンを転がし大きくすることが、どういうわけかメスをひきつけることになるようで、無意味な行動というわけではないらしいです。 でも、本能ゆえに何も考えずにただただフンを転がすフンコロガシのオス。 それが奥さんや子供のためではあるけど、もはや何の疑問を持つことなくそれ自体が目的のようにひたすら働く中高年の男性の姿に重なります。 でも、アニメの絵がユーモラスなので笑えるというか脱力するというか……。 初めて聞いたときは、淡々としたメロディーにおかしな歌詞の組み合わせ、といった印象だったのですが、曲の方も何度か聞いているうちにじわじわきいてきます。 なんだか70年代のロキシーミュージックを髣髴とさせるメロディーラインです。 軽いジャブを何度もくらっているうちに、決定打もないままにKOされる気分。 なんじゃこりゃと思いながらもずるずると身に染み込む感じです。 (って、言ったら、ブライアン・フェリーに失礼でしょうか) で、いつの間にか、無意識に口ずさんでます。 「フンフンフン、フフフフン……」 (鼻歌にあらず。歌詞です。フンコロガシの「フン」です) ディラン効果継続中です。 今では、たまたまテレビをつけたときに「みんなのうた」が見られると、「ラッキー」とまで思ってしまいます。 興味がある方は、こちらをどうぞ。 放映時間が載ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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