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2006年11月13日
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カテゴリ:日々のこと
おとといの義父の死に関する日記で、コメントをいただいた方にお返事を書いていて、言葉にすることで自分の気持ちが整理された気がします。

自分の中で漠然と抱えていた寂しさと悲しさとむなしさ。
もちろん、義父が亡くなったことに起因するのはわかってはいます。
でも、それが具体的にどういうものなのか、ということがなんとなくわかったように思います。
コメントの返事の内容と重複しますが、もうちょっと書いてみます。


義父のことは好きでした。
だけど、実際ふたりきりになるとあまり共通の話題がなくて、義母と気軽に話すように語り合うことができませんでした。
11年もお嫁さんをやってたくせに、彼に対して気恥ずかしさやよそよそしさを持ったままで終わってしまったことが、悔やまれます。
もっと時間をかけて……なんて悠長に思っていた自分が愚かでした。
それでも、義父とのいろんなことが思い出され、私の父が亡くなった時とはまた違った寂しさにとらわれています。

お嫁さん、という立場で死に立ち会うというのは不思議なものです。

夫の親は、自分にとっても親なのだと思うけど、当然実の親とは違う存在。
かといって、親戚のおじさんというような距離でもない。
やはり唯一無二の存在であるわけです。

だけど、近さから言えば、夫や義兄、ましてはお義母さんとは比べものにならない。
彼らの悲しみは、私の悲しみよりも大きく深いものであるだろうとは容易に想像がつく。
もちろん、それぞれに個々の愛情や思い出があるだろうから、均一の悲しみではないだろうけど、それでも共通の悲しみがあるだろうと思う。
そして連帯する悲しみだとも思う。
(それは5年前に父を亡くしたときに、母と妹と共に抱えた悲しみと似ているのだろうと想像する)

だけど、嫁である私の悲しみは、たぶん私だけの悲しみなんだろうなと思うのです。
義妹は昨年結婚したばかりで、そのだんなさんとは義理の親子という同じ立場であるのだけど、10年の差による抱えている思い出の総量は違いすぎる。
(義兄は独身)
それで、だれとも共通しない1人だけの悲しみにとらわれているのだなあと、なんとなく孤独感も覚えたりもするのです。

そして、葬式後のさまざまな片付けや手続きに、いろいろお手伝いはするものの、やはり当事者意識が薄いというか、1歩引いたところで家族たちに寄り添っているという気分です。
(嫁失格かもしれませんが……)

そして、夫の会社の規定の忌引き日数に達し、夫の実家から自宅に戻ってみれば自分の周囲の世界は変わらずに回っている。
当然のことだけど、大切な人を失っても、世界は変わらないことに呆然とさせられるのです。
夫は会社に行き、子供は幼稚園に行き、私も私で主婦の生活や役員のお仕事があったりする。
でも週末夫の実家に戻れば、まだ片付けなければならないことはある。
日常と非日常を行ったり来たり。
それにちょっと空しいものも感じたりする。

……なんだか、何を書いているのかわからなくなってきました。
でも、わからなくなってきたなりに、そのわからないことを考えることが、私にとっての故人を偲ぶということかもしれません。


たぶん、これからのいちばんの心配は、義母のこと。
私の母がそうであったように、たぶんいちばん辛くて、長くそれを引きずるのは彼女だと思います。
私が何をしてあげられるのか、ということも考えていかなくてはならないでしょう。
ひとりになった母たちふたりを抱えるというのは、ちょっとヘビーなものですね。
(娘失格発言ですね)





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Last updated  2006年11月14日 02時40分53秒
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