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2006年11月15日
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カテゴリ:テレビ
最近、毎日お昼にアニメ「赤毛のアン」の再放送をやっていることを知り、見てます。
(NHK・BS2 12:35~13:00)

さすがに専業主婦とはいえ、毎日昼時に家にいるわけではないので、ビデオに録って見てます。
最近はドラマですらビデオ録りをめんどくさがっているのに、この情熱はいかに……?

「赤毛のアン」は私が小学生のころに放映されたカルピス劇場のアニメ。
当時とても熱狂して見ていたのを思い出します。
魔法も戦いもなく、大きな事件もなく、ただ静かな村にやってきた少女の日常を描いた物語なのに、とても好きでした。
何もない日常を、とても楽しいことに転換できる主人公アンに憧れを抱いてもいました。

しかし、この年で見る「赤毛のアン」は、アンの養い親であるマシューとマニラの兄妹の目線も気になります。
情緒豊かでおしゃべりなアンが賢く美しい娘に成長していく姿を見守っていくふたり。
人付き合いが苦手で口下手だけど、アンをいつも賞賛し、彼女に対して大きな愛情をそそぐマシュー。
質実剛健というべき気性で、優しい言葉もほめ言葉も滅多にかけてはあげないけど、アンの成長を喜び甲斐甲斐しく面倒をみるマニラ。
いい具合に飴とムチになっているコンビです。
そんな正反対のふたりのアンとの関わりは、子供の教育という観点でも興味深いです。
また逆に彼らの親としての成長もうかがえます。
アンも彼らの気持ちをきちんと酌んでまっすぐに育っていくわけで、見ているほうも嬉しくなります。
もっとも、考えてみれば思春期特有の反抗期もなく、ぐれたり拗ねたりもないところは、ありえないことなんでしょうけど。
まあ古典的少女小説が原作なのだから、仕方ありません。
それでも、ふたりの愛情は細やかに丁寧に描かれ、しばしば感動させられます。
ふたりがアンが寝入ったあとに彼女の将来について語り合うシーンなんかでは、つい涙してしまうのです。
別に泣くようなシーンじゃないんですけどね。

放映中のアニメはすでに物語は後半に入り、アンがアボンリーの村にやって来て2年ほど経ったころ。
冬から春に向かおうとしています。
今更ながら気付くのは、物語がとてもゆっくり展開すること。
じれったいくらいに話が進まなくて、「30分にこれだけか?」なんて思うこともあります。
でもよくよく見れば、四季折々の自然が細かく描写されて、人と人との関わりも丁寧に描かれている。
すごく贅沢な作りになっているのです。
そういえば、子供の頃にこれを見ていて別にじっれったい思いをした記憶もない。
きちんと見ていたんだと思うのです。

絵本作家の知人も言っていましたが、今のアニメーションのほうが、30分の間にいろいろ話を詰め込みすぎなのかもしれません。
物語の展開が早く、盛り上がる刺激的シーンが連続している。
今の子供たちは、そうでないとすぐに飽きてしまうのかもしれません。
性急に結果を求められる社会のなかで、性急に育てられる子供たち。
そんなことにまでちょっと思いを馳せてしまいます。

でもま、そんな難しいことを考えなくても、「赤毛のアン」は見ていると、のどかで静かで、そして少女の気分にしてくれます。
それだけで、十分楽しいです。


  








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Last updated  2006年11月16日 02時19分46秒
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