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テーマ:幼稚園やお家での事(1780)
カテゴリ:日々のこと
娘の幼稚園で、担任の先生と個人面談がありました。
卒園を3月に控えて最近どうですか?みたいなお話やら、2月のお遊戯会(学芸会のようなものです)の衣装の打ち合わせやらを一通りさらり。 そして、先生がおもむろに取り出したのが、薄い冊子状のもの。 「先日、年長組のお子さん全員が園長先生と1対1でやったんですけど」 知能検査の問題と検査結果でした。 そういえば、私も小学校に入る前にどこかで受けた記憶があります。 今もやっているんですね。 いくつかの分野ごとの問題を時間を区切りながらやらせて、子供の実年齢(○才○カ月)に照らし合わせて採点結果を数値化するといったもの。 つまり同じ点数でも、年齢が下であれば知能指数自体は高くなるわけです。 「○○ちゃんは今5歳10ヵ月ということで、知能指数はこれになります。 平均が、これくらいなので、いくらか上回っているので、心配ないと思います。 まあ、低いからどうとか、高いからどうとか、というのはあまりないんですけどね」 確かに、試験慣れしていない5歳児の知能を正確に測ろうというのは困難なことかもしれません。 たぶん同じ問題でも、その日の調子や気分によって結果が変わりそうだし。 でも、親としてはとりあえず平均越えしているということだけで、思わず安堵してしまいます。 はっきり言えば、かなり単純です。 「それじゃ、まあ、小学校入ってもどうにかなりますよね」 「大丈夫ですよ」 (もともと、先生はネガティブなことは言わない) 早生まれの子供を持つと、とりあえずみんなに付いていってくれることだけを願ってしまうのです。 人より抜きん出ろなんて、そんな僭越なこと思ったことありません。 というか、思いたくても思えません。 みんなに周回遅れにならないことを切に願う謙虚な親でございます。 そんなわけで、ちょっと安心したわけです。 しかし、その後、同じ早生まれのお子さんのママさんと一緒になり、その話題になりました。 彼女は苦笑しながら言います。 「平均的でよかったなんて思ってもさ、うちらの子はまだ5歳じゃない?」 「うん?」 「つまり、5歳としては問題なく平均的だけど、学年としてはどうなのよ?」 「うっ、確かに……。 この時期、ほとんどの子が6歳になっているわけだもんね」 「でしょ? てことは、この子らは年中組として平均と言われているようなものじゃない」 「あらら……」 一気にトーンダウンです。 結局は、娘はその年齢なりにきちんと発達はしているけど、他のお子さんと比べてどうだとか言えるものではないということなんですね……。 と、いうことで、 「低いからどうとか、高いからどうとか、というのはあまりないんですけどね」 の、先生の言葉で納得するしかありません。 とりあえず、親としては娘に困らない程度にやっていってほしいと謙虚に願うばかりです。 彼女が、大器晩成型として伸びるかどうかなんてわかりません。 けど、まあ、あせらず、くさらず、あせらせず、でやっていくしかないです。 結局、この5年間ずっと、そう自分に言い聞かせてやってきてるんですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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