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テーマ:幼稚園やお家での事(1780)
カテゴリ:日々のこと
またまた久々のブログ更新です。
ここしばらく私が没頭していたことは、衣装作り。 子供の幼稚園のお遊戯会の舞台衣装です。 1月中旬に演目が決まり、その後キャストが決まると、母親たちが園に呼び集められ、衣装説明会。 それぞれの役の説明がなされ、先生が抱く衣装イメージが母親たちに伝えられます。 で、少ない予算と先生の壮大なイメージとの妥協点をさぐるべき、母親たちの話し合いが持たれるわけです。 衣装デザインが決定したら、同じ役グループごとに布の買出し。 そして、布の裁断作業。 それから、個人個人の作業に突入します。 ちなみに、今年の年長さんの演目はミュージカル「オズの魔法使い」。 (登場人物が多いので、学芸会向けの演目といえましょう) 娘の役は悪い魔女の手下の「空飛ぶ猿」。 ないじゃい、そりゃ?てな感じです。 かの有名なジュディ・ガーランド主演の映画では、空飛ぶ猿は相当の悪党面です。 ほのぼのしたミュージカルなのに、そこだけ「猿の惑星」の世界。 なかなかの存在感です。 さすがに幼稚園児にそんな格好させるのも気の毒。 (モンキーズはみんな女の子が配役されました) なので、鼓笛隊風な猿衣装をデザインしてみました。 しかし、問題が。 私の裁縫能力は、はっきり言って中学生以下のレベルです。 母が洋裁得意だったために、学校での課題はほとんど母にやってもらって提出していました。 (おかげで優秀な成績をいただきました) そのツケが今回ってきています。 幼稚園って、こういう能力がいちばん要求されるんですもの。 衣装デザインを考える時点でははりきっているものの、それを実現する段階に入るとちんぷんかんぷん。 そんなわけで毎年、このシーズンを戦々恐々として迎えているのです。 (昨年、一昨年は、小物をつくるくらいですんだので、セーフ) でも、今年も神は私を見捨てなかった。 幸いなことに洋裁のセミプロのママさんが同じモンキーズチームにいたので、おんぶに抱っこです。 布の裁断に集まっても、待ち針の打ち方やチャコペーパーの使い方から教えられる始末。 さながら、「町の洋裁教室」状態でした。 その後も実家の母にも助けられ、他のママさんに助けられ、もちろん自分でも自分なりにがんばって、花粉症にもめげず、日々夜なべして衣装を完成させたわけです。 (その間、ほとんどパソコンにも触らず) ベスト ズボン(尻尾つき) ブーツ リストバンド 羽(飛べる猿だし) 帽子(耳付き) おまけにTシャツリメイク なかなかの達成感です。 娘の舞台を見る前に、すでに燃え尽きたかも。 とまあ、そんなわけで、出来上がってみれば不遜にも 「人生って大概なことは何とかなるんだなあ」なんて思ったりもして。 けど、それよりも、 「やっぱり、人って助け助けられて生きているんだなあ」 と、この年で強く実感したしだいです。 ちょっと気分は青春ドラマです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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