|
テーマ:家電よもやま(9572)
カテゴリ:日々のこと
冷蔵庫を買い換えました。
今まで使っていたのは、結婚の際買ったもので11年以上お世話になったもの。 最近、夜中に大きな音がするようになって、そろそろ寿命が近付いてきたかと観念して、お取替えとあいなりました。 大概の家電は、故障して使えなくなってから取り替えてもどうにかなります。 しかし、冷蔵庫だけはそうはいきません。 そういう意味じゃ、まだまだ使えるのに早々と見切りを付けて買い換えなくてはならないのだから、なんとなく釈然としないものを感じます。 とはいえ、突如、冷蔵庫がぶっ壊れたら大変なことになってしまうのは想像できます。 この時期でも、冷凍食品はどうにもなりませんし。 夏場だったらどうなるか、考えるだけでも恐ろしいことです。 有史以来、冷蔵庫のない時代の方が圧倒的に長いはずなのに、もはや冷蔵庫のない生活なんて考えられません。 人間って後戻りできないのね、なんてつくづく実感します。 つまり、世の中あまり便利になりすぎるというのも問題かもしれません。 石油が枯渇したり、原子力発電所がメルトダウンしたり、何日も日食が続いたり、ということが同時に起きたら、きっと私たちはおろおろするしかないんですから。 うーん、冷蔵庫から文明論に発展か。 ちなみに今回買ったのはこれ。 シャープ 『冷⇔温 愛情ホット庫』左右開き冷蔵庫401L SJ-HL40M-C(ベージュ系 和紙柄) 冷蔵室199L・冷凍室86L 庫内 除菌イオンタイプ 何が購買の決め手、なんてよくわかりません。 お店でいろいろ見ていて、お店の人にもいろいろ聞いて、流れで買ってしまったようなもの。 (流れといっても、店員さんが流れを作ったんでしょうけど) 何しろ、11年前に買ったものと比べれば、すべての商品が「すごい」わけですから。 どんな機能をとっても、「進化してるのね」と感嘆させられます。 11年前じゃ、自動製氷機能だってほとんどなかったし。 おもしろいのは、メーカーごとの売りが、正反対の機能だったりすることです。 冷蔵装置も、きっちり冷やすためにしっかり冷風孔が付いてるタイプ。 反対に、食品を乾燥させないために冷パネルだけで冷やすもの。 (お寿司屋さんのショーケース方式だとか) その両方を取り入れるタイプもあり。 野菜室も光をあてて野菜の光合成を促進させてビタミンを増やすタイプ。 逆にそれが野菜の老化を促すことにつながるとして、採用しないタイプ。 ついでに野菜室が真ん中にあるタイプに、一番下にあるタイプ。 (一番下にあるほうが機械的には効率的だと店員さんは言ってましたが) 観音開きドアに、片側ドア。 ……… 結局のところ、いろいろある中で、自分が何をいちばん冷蔵庫に求めるかということを考えて決めろ、ということですわね。 今回我が家が買ったのは、料理を保温する機能まであって、必要なんだかわからないけど。 もはやそれは冷蔵庫とは言えないかもしれません。 あまりの多機能は壊れやすいかもと心配ですが、とりあえず10年無料保障がついているので、 「少なくとも10年使えればいいか」 と納得させてます。 (ああ、消費社会) ま、そんなわけで。 今回の冷蔵庫めぐりは、ちょっとした「浦島太郎」体験ができてなかなか楽しかったです。 それに、キッチンに新しい冷蔵庫はあるだけで、なんとなく嬉しくなります。 大きさはあまり変わらないのに、容量は確実にアップしていて、それも進化を実感します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|