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テーマ:婦人科の病気(1158)
カテゴリ:日々のこと
月経前症候群。
略してPMS。 今、私が置かれている状況です。 女性なら、耳にしたことがある方が多いと思います。 簡単に言ってしまえば、排卵後から月経までの期間の身体的精神的不快感。 ポピュラーなところでいえば、むくみ、イライラ、頭痛、肌荒れ、憂鬱、貧血、情緒不安定……などの症状。 原因は諸説あって、断定はできないようです。 しかし、その症状には個人差があって、ほとんどない人もあれば、かなり深刻な症状を起こす人もいます。 それこそ、不快、という言葉ではとうてい追いつけないほどの苦しみを味わう人もいるようです。 しかし、個人差があるというのは、感じ方も個人差があるということ。 それは、人と比べることができないということです。 私も、年々、月経前症候群という言葉を意識するようになりました。 つまり、月経前になると感じていた不快感が年々ひどくなってきたということです。 20歳前後のころは、月経が始まるまでまったく予兆がありませんでした。 突然、お腹が痛くなり、「食べすぎかしら?」と思ったら出血してた……なんてのどかなものでした。 (それでも生理痛はあったのだから、あまりのどかではない) それが、年々不快感は深まり……、今じゃ不快症状のオンパレード。 月によって、重かったり軽かったり。 むくみ、貧血、肌荒れ、便秘、胸部のハリ…… それから、困るのは精神的症状。 とくに、イライラ感と憂鬱感が強まってきたことです。 むやみやたらに腹が立つ。 どうでもいいことに落ち込む。 「生理前だしなあ」とわかっていても、症状が軽くなることはありません。 気の毒なことに、一緒にいる時間が長いというだけで、娘がいちばんとばっちりを受けてます。 普段怒られないようなことで、ガミガミ叱られるのですから。 しかし、イライラが募っているときに、冷静な判断は不可能。 理不尽に叱り飛ばしている、とそのときに自覚できれば、こんな仕打ちにでないだろう、です。 結局のところ、自分が月経前症候群なんだという認識によって、症状がどうにかなるということはないわけです。 怒ったり、落ち込んでいる状態においては、「生理前だから」なんて前提なんて何の役には立ちません。 強いて言えば、役に立つのは、その状態が去ったときに後悔の念に駆られるときくらい。 「そうか、生理前だから、こんな愚挙に出てしまうのね」 と、不必要に原因追求に悩まないですみます。 問題は子供との関係性です。 理不尽に叱り飛ばした後に、どうフォローするか。 気持ちがちょっとでもなだらかな時に、うまく関係回復させねばなりません。 (でも、そういう時ってたいてい子供が寝静まった後なんだけど……) 今日も 「お母さん、機嫌悪い?」 と確認されてしまいました。 子供も幼いなりに親に気遣っているようです。 その上、幼いなりに、普段よりだいぶおとなしく過ごしています。 ……と、気付くのは、だいぶ後になってから。 その気持ちに応えてやらねば、と、子供の寝顔を見ながら切に思うわけです。 (で、明日になると、また同じことを繰り返す……と) 今月は、花粉症も併合しているので、ほんとにコントロール不能。 無気力とイライラとクヨクヨが、同時に来て御覧なさい。 理性じゃ太刀打ちできません。 少なくとも、私には不可能。 (と、開き直る) 6歳児(先日誕生日をめでたく迎えました)に、女体の神秘を説明するのは難しいことです。 でも、そろそろぼちぼち理解できないかしら。 「生理前だから、勘弁してね」 と前もって言えれば、こんな楽なことはありません。 その期間は、うまく地雷を踏まないように過ごす努力をしてもらえばいいのです。 もはや、他力本願。 すみません。 あとちょっとです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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