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カテゴリ:日々のこと
毎年恒例の行事、ヴァレンタインデーでした。
我が家は、夫婦間においては誕生日もクリスマスもいつの間にかなくなってしまいました。 だから、ヴァレンタインデーだけが最後の砦となっています。 何しろ私は無収入主婦なので、夫婦で高価なプレゼントを交換しあっても、結局お金の出所は同じというところが、なんだかしらけます。 チョコレートは、当然夫の稼ぎで購入するわけですけど、たかが知れている値段。 (ちなみに毎年1500円をめどに購入) それよりも、あえてチョコを買い求めに出かけるというアクションを評価していただきたいわけです。 一応、近所のスーパーでは買えない海外ブランド物を求めて、あえてデパートまで行く。 面倒くさがりの妻が、そこまでがんばる(?)姿に感動していただきたいわけです。 今年も6歳の娘とお買い物。 ここ3年ほど、一緒にチョコを買って、一家の大黒柱にプレゼントしてます。 (ちなみに娘の予算は500円以内、もちろん月々の生活費から出します) しかし今年の娘に変化が。 なんと、同じクラスの男の子にもあげたいなんて言い出して、母はびっくり。 うちの娘は、よそのお子さんと比べてませたところとかおしゃまなところが全くなくて、色気のない子どもだったので、全くの予想外の発言だったのです。 「でも、学校にはチョコ持って行くのは禁止だろうし、その男の子の家だって知らないでしょう?」 「うん」 「そもそも、その子と仲良しだったっけ?」 「……そうでもない」 どうやら、最近席が隣になって、彼の存在が気になり出したらしい。 それに、私も彼のお母さんとはほとんどお話したことないから、チョコを渡しに行くのに気軽につきあえないというか、ちょっと億劫というか……。 (面倒くさがりの母を許せ、娘よ) 「……、今年はやめておこう。もっとその子と仲良くなってから来年でも再来年でも渡しなさい」 「……わかった」 こうして、母(私)は6歳児の初恋(?)の芽を摘み取ってしまったのでした。 それも、面倒くさいという理由だけで。 パパへのチョコは、夜は帰宅が遅く娘も起きてられないので、朝ごはんの席でさらりと手渡し。 朝のバタバタしている中での受け渡し風景は、感慨のかけらもないものでした。 今年購入のチョコはこれ。 デメル、猫ラベルヘーゼルナッツ入り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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