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カテゴリ:テレビ
今週は、お気に入りのお楽しみドラマが軒並み最終回を迎えます。
来週からは、どう生きていけばいいのかわかりません。 (ばか) ちなみに 「篤姫」……終了 「風のガーデン」……木曜日に終了 「流星の絆」……金曜日に終了 そして「相棒」。 「相棒」は、実際は最終回ではないのですが、今回で主人公・杉下右京の「相棒」であるところの亀山薫が番組卒業となってしまい、節目となってしまった放送回でありました。 実質的第2主人公が番組シーズン半ばで退く、というのは、珍しいパターンであるのではないかと思うのだけど、シリーズの回を重ねていくとそういうこともあるのかなあとも思えたりも。 もともと人気ドラマシリーズで、映画も当たり、水谷豊もブームとなり、番組自体はしばらくは続いていけそうであり、そうしていくのなら、海外ドラマのように登場人物の入れ替えが必要となってくるのかもしれません。 もともと土ワイの2時間ドラマのために生まれたシリーズで、水谷豊ありきで企画されたもの。 天才・杉下を際たたせるための相手役として、凡人役を求められたのが亀山。 冷静に理詰めで事件にあたる杉下にたいして、直感で動く熱血漢の亀山。 ファッションも英国紳士風(意地悪なところも含めて)な杉下に対して、アメカジ・亀山。 紅茶好きな杉下に対して、コーヒー好きの亀山。 ついでに亀山は利き酒の才能もたいしたものです。 (彼の実家は、老舗の造り酒屋) 杉下の対照的な性格という上に、杉下の天才的ひらめきを持ち上げるために、ワトソン的オトボケも求められる亀山という人間、長年やりつづけるほどに無理が出てきます。 あれだけ一緒にい続けているのだから、亀山も亀山なりに成長してしまうのです。 いつまでもバカな熱血漢なままでは、逆におかしいし、痛い。 それに、俳優たちが年をとってしまうのも、また一因。 もともと枯れた味わいが売りの杉下なら、それもアリ。 でも常にTシャツ&アーミージャケット姿も、40代半ばを越えた寺脇さんには、そろそろキツイように思えます。 そんなかんだで、亀山卒業。 番組が始まる前の9月からわかっていたとはいえ、やはり、お名残惜しいです。 やはり、亀ちゃん、愛すべきキャラクターでありました。 杉下に足りない部分を補って余りある亀山刑事というキャラクターは、やはり杉下の引き立て役だけに収まらない存在感がありました。 回によっては、やりきれないようなストーリーもありましたが、そこでも亀山の正義感や良心(もちろん杉下も持ち合わせてはいるのだけど)が救いでもありました。 うぇーん、カンバック カメヤマ~っ。 でも、殉職じゃないのが、救いです。 亡き友人の遺志を引き継いで、発展途上のアジア某国に移住。 そのための辞職。 今シリーズ第1話「還流」のラストシーン(灼熱の大地に立つ亀山)で、きっと亀山はこの地に戻ってしまうのだろうと思わせられましたが、ほんとにそうでした。 仰々しい別れのシーンはなくとも(壮行会もなし)、私は号泣です。 あとは、せめて鑑識・米沢さんは辞めないで。 (来春、彼が主役で映画化されるそうだが、どうだろう?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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