小さな幸せ

昨日、名古屋の御園座で歌舞伎を観てきました。
１等席とはいえ懸賞で当たった席なので私もKさんもたいして期待はしていなかったんですが、なんと花道に近い席でした。
お陰で役者さんを間近で見ることができて、眠たくなる間がありませんでした。

演目は“盟三五大切”と“芋掘長者”でした。

“盟三五大切”はずい分昔にも観ているんですが、そのときは居眠りをしてしまい何が何だかわからないうちに終わってしまったのですが、今回はしっかり楽しめました。
当時より私も少しは大人になって古典芸能の良さがわかるようになってきたのか、いやいいや、単にミーハーなので花道に近いってだけで満足だったのか…。

それはともかく、小万役の尾上菊之助が美しかったです。

Kさんは三味線を習っているので役者さんより三味線の音のほうが気になる様子でした。

そして噂には聞いていたんですが、御園座に集うお客さんたちの服装。和服姿の人が多かったです。女性だけでなく和服姿の男性の方も結構いらっしゃいました。
しかも、皆さん着慣れているようす。
御園座常連になるためには和服は必須なんでしょうか…。

昨日は島田を結ったお姐さん方ご一行様もいらっしゃって客席も華やかでした。（ただし菊之助のほうが断然綺麗！）

御園座の裏手に歌舞伎の隈取りをかたどったからくり時計が建っていましす。早くに着いてのでこちらも中が開いてからくり人形が動くところを見ることができました。

今回は歌舞伎だけでなく御園座に集う人々のウォッチングも楽しかったです。

Kさん、またチケット当ててね！よろしく！！