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カテゴリ:20代
昔、夫の母は、
ある女子短大の料理の先生をしていた。 その頃の生徒さんだった方に、たまたま出会って耳にしたお話。 料理の授業の合間に話した、 <我が家の理解不可能な嫁の行動>の話題 てへへ ある日、我が家にお姑さんが、訪れた。 私がベランダに、洗濯物を干していたのを見たお姑さんは、 物干し竿に、たくさんの縄がほしてあるのを見つけて、 あれは、何に使うものかと聞く。 それが、<おむつ>であることが分かるまで、ちょっと時間を要した。 明治生まれの女性には、信じられない事件に思える。 おむつは、きれいに広げて干さないと、 乾くのにも時間がかるしね? 乾いたときに、しわを伸ばすのに、大変でしょ? 何と言っても、縄状の洗濯物なんて、 人間のたしなみの問題でもあった。 そんな、不可解な嫁の行動を嘆いていたらしい。だはは 私には、 理由があった。 私の実家の母は、洗濯ができあがると、いつも パンパンと叩いて、きれいに、たたむ。 それをビニールの風呂敷に包んで 父の仕事をしている椅子の、 父のお尻の下に敷いてもらって、1時間くらいしてから、 やおら、ピンとなった、すがすがしく美しいせんたくものを干すのが、 こだわりだったし、 洗濯物が乾いたら、パンツであろうが、靴下であろうが、 全部、アイロンをかけて、美しくたたんで、しまうのであった。 そういう日常にあった私が 大学生になった時。 我が家の2階に、学生結婚している夫婦が住んでいたが、 妻は、 一流大学生で、お育ちの良い女性だった。 が、 その方の洗濯の仕方を見て、目からうろこがおちた。 洗濯機が止まったら、 くちゃくちゃによじれたままの洗濯物を ぴろ~~んとつまんで、 すぐ上にある物干しのピンチにはさむだけ。 洗濯物は、からんだ紐状のまま何日もかかって乾くのだ。 そんな洗濯物の干し方があったのか~~~~~~!! 私は面白くて、面白くて!大感激。 以後、まねをするようになりました。 でも、 子供を数人持った後は、かわりましたけどね… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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