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カテゴリ:科学
風邪で寝ていた時には、テレビも観たくないほどだったが
寝っ転がって、ぼんやり画面を観ていたら、 あっ! と言うほど好きな番組に出くわした。 「宇宙エレベーター技術競技会」だ。 人は、色んな面白いことを考えるもので、 宇宙に行くのに、ロケットではリスクが大きすぎるから 地球と宇宙基地の間に、エレベーターを付けてしまおうという 荒唐無稽のような、壮大な計画がある。 それは、アメリカでは計画が進みつつあるのだが、 日本では、日大に、研究クラブがあるらしい。 その第1回のテストが千葉で行われたのだ。 そのドキュメントは、9月19日に放映された。 5・6チームほど出場したかしら?? 招待されたドイツのミュンヘン大のチームが あっさり日本のチームを振り切って優勝。 面白~~~~~い!! 150メートル上空にアドバルーンを上げて、 それから垂らした紐を、滑車のような物がするする昇って行く仕掛けだ。 簡単そうだが、すっごく難しいらしい。 必死で何年も研究したのに、なかなか上手く昇らないようだった。 道は遠い。 今までにも、色んなコンテストが私のこころを捉えて来た。 ★鳥人間コンテストが1977年に始まった時も驚喜乱舞してしまった。 琵琶湖の崖に、滑走路を20メートル?ほど作り 手作りの飛行機に乗って、琵琶湖の上をどこまで飛べるか。 始めたころは、10メートルも飛べなかった人が多かった。 滑走路を飛んだら、そのまま、真っ逆さまに琵琶湖に墜落するのが面白かった。 だんだん性能が良くなって来て、飛びすぎるようになってしまった。 肉眼では見えない琵琶湖大橋まで飛び、引き返してきて、 とうとう無理矢理に、着水してしまうほどだ。 う~~ん。 私は興味を失いつつある。 ★ロボコンというロボットコンテストが出来た1988年にも うれしくて、テレビにかじりついて応援した。 ちゃちなロボット(ただ動く道具ですが)を作って、それをリモコンで動かして ボールをつかみ、ゴールにいくつ放り込めるか、 という単純な競技が多い。 材料などには、制限があった。 しかし、最近ロボコンは様変わりしている。 日本の高校だけだったのが、 世界の大学生のコンテストになって行き、 世界中の参加者の中には、 ゴミの山から拾ってきた素材でやっと創って、 帰りの旅費も無いのに、参加する国の学生もいるかと思えば、 数百万円の国家予算をもらって参加し、 連続優勝をさらってしまう中国がある。 (今年のロボットには、飛行機に搭載される何かすごいセンサーが、 ついていたそうだ。) 国によって、ちょっと違いが大きいよね? それを思えば なんだか興ざめだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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