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カテゴリ:芸術
日本列島の北の方から、
南のはしっこに引越してきて、 体調が狂って病気ばかりしているが、 少しずつ生活に慣れてきてもいる。 若い夫婦がそばにいてくれて、よく動いてくれるし、 私がこちらに来てから生まれた赤ちゃんは、 私が世話をしなくてはならなくなって、 一時は非常に大変だったが、 離れて育っている自分の孫に感じたことがなかったほど 一緒にいると、可愛くてたまらなくなってきた。 すこしずつだが、ちょっとだけ心にゆとりが出来たらしい。 そうこうしてあがいてるうちに何故か 私が高校生の頃に描いた絵を 額縁にいれて飾ってみようかなと言う気分が湧いた。 その絵というのは、 私が結婚する時、描いた絵や道具を全部ゴミ箱に捨てたんだけど 母がこっそり拾って、しまっておいてくれていたものだ。 41才のころのある日 母の家の倉庫の中を片付けていたら 油絵を4枚発見した。驚いた。懐かしかった。 青春の忘れ物。 お母さんありがとうございます! 最近、これらを額に入れて飾る気持ちが湧いた。 52年ぶりに、やっと、そんな心が起きたのが不思議だ。 考えてみたら、 今、この絵を飾ってやらなかったら死ぬまで 陽の目をみないでしょ? 今日、額を注文した。 それに夏子姉さんの絵も額に入れて飾ってあげたい。 姉の絵は5枚だったか・・持っている。 3年ほど前に、姉の勤めていた会社がリニューアルをした。 保管室から出てきた姉の絵を係りの人が見つけて人づてに送ってくれたのだ。 姉は、だれかにあげようと思ったらしく、 渾身の作品が2点ある。涙 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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