パリ郊外日記

ベルギーに越してきてからそういえば、カレー食べてないな・・・。
よしっ！昔の上司から教えてもらった「本格チキンカリー」を作ろう！
確か、レシピの紙が何処かにあったはず・・・・。
ごそ、ごそ・・・。
あった！
よしよし・・・。

さてさて、何が要りますかな？
鶏手羽元　３ｋｇ
玉葱　１２個
ニンニク　１個
ショウガ　１パック
トマト缶　４缶
プレーンヨーグルト　１５００ｇ
ローレル　５～６枚
りんご　４個
カリー粉　１カップ（無印の２１種スパイスが入った「ホームメイドスパイス」美味いです）
鷹の爪　２０本！！！！！
チリパウダー　適量
サラダ油　５００ｃｃ

しめて、２０人分です・・・・。２０人分もつくる鍋がないので４人分で・・・。
作り方
１．玉葱を細い千切り、または荒みじんにする
２．ニンニクはみじん切り、ショウガは細かい千切りに。（ヨーロッパのショウガはバシバシなのですり下ろしました）
３．大きめの鍋にサラダ油を入れ強火で熱し、玉葱を放り込み、焦げ付かないようにへらでかき混ぜる。
４．玉葱に火が通ってしなしなになったら、ニンニクとショウガを入れて中火にする。
５．くれぐれも焦がさないように気をつけながら、へらでかき混ぜる事約２時間！！！（４人分だとこんなに時間がかかりません・・・）★ビールでも飲みながらのんびり楽しむべし！
鍋の底にうっすら付いた焦げをこそげ取るようにかき混ぜるのがコツ。
６，玉葱がきつね色になったら少し弱火にして、頻繁にかき混ぜる。粘りが無くなりさらっとして濃いきつね色になったら火を止める（油と玉葱が分離したような状態）
７．ざるで油を切りながら玉葱をボールに移す。
８．油を鍋に戻し、鷹の爪を入れ、弱火でじっくりと熱し辛みをつける（激激激辛なので、今回は入れませんでした）油がパチパチしてきたら強火にして、塩コショウした手羽元を放り込む。
９，軽く焦げ目が付いたらカリー粉を振り入れ、手早くかき混ぜて香りを出す。
１０．カリー粉を焦がさないようにトマトを投げ込み（投げなくてもいいと思うけど・・・）さらに炒める。
１１．ブイヨンを溶いて温めておいたスープをひたひたになるまで入れる（ブイヨン１ヶに対し水３００ｃｃ）
１２，ボールの玉葱をほぐしながら鍋に戻す。
１３．ヨーグルトを裏ごししながら入れる。リンゴはすり下ろす。（荒く切ったリンゴとヨーグルトをミキサーにかけてそのまま加えてもよし）ローリエを放り込む。辛さを増したい時はチリパウダーを１瓶（１５ｇ）加える。（あくまでも２０人分！激激激激辛レシピです！）
１４．一煮立ちしたら弱火にして１時間ほど煮込む。
１５，塩で味を調えて完成！（濃いめが美味しい）

日本にいた時に、このレシピに忠実に作った上司作のカレーを食べましたが、ホントに辛い！！！！！
唇にカレーが付いたとたんヒリヒリヒリヒリ・・・・。ヒリヒリ引かず・・・。
でも、美味い！！！！辛いけど止められない、とまらない味です。
でも、５口が限界だった・・・。
この職場で働いたお陰で星の王子様カレーレベルだった私も鍛えられ、中辛を食べられるようになりました・・・。公共の施設だったんだけどね・・・。たまに上司がいろいろ作ってくれたな～。
激辛ペペロンチーノとか・・・。

今回作ってみて、かなーり辛さ控えめにしたら、やっぱり違うな～。
美味しいんだけどね、なにか物足りない・・・。辛さか？？？
いや、これ以上辛くすると楽しく食べられないはず！
鶏の手羽元だけではスーパーに売ってないので手羽先も追加しました。

反省点・・・
玉葱ちょっと焦げちゃった・・・。
胸焼けしてキモチワルゥ・・・。最近インスタントラーメンでも胸焼けするもんな。
胃が荒れてるのか？
ニンニクの入れすぎ？
鶏から油が結構出たので、余分な油は捨てた方が良かったかも。


昨夜はやっぱりインドカレーにはタイ米でしょう！と、タイ米にしたけど、あれ？何か違う。
日本米の方が合うな。

さてさて、４人分で作ったけど、６人分はありそうだ。
今日もカレー、明日もカレー～。大丈夫か？私の胃！

口から火が噴き出すくらい辛い物を食べたい方は是非おためしあれ！
こちらで売ってるカレー粉に、いろいろスパイスを加えれば、本格的な味になると思います。
今回使った無印のカレースパイスの中身は、
＜基本のカレーの香り＞
クミン、コリアンダー、カルダモン、クローブ、シナモン
＜辛味のスパイス＞
レッドペッパー、ブラックペッパー、ジンジャー
＜香りのスパイス＞
メース、アニス、スターアニス、キャラウェイ、フェンネル、ローレル
＜こくと深みが出るスパイス＞
ナツメグ、オールスパイス、セロリシード、セイジ、フェヌグリーク、ディルシード
＜色のスパイス＞
ターメリック

それにしても、家、カレー臭い～。カレー食べ終わるまでは洗濯物干せないかも・・・・。