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水曜のベルギーIDを申請した後、とっても困ったことになってきた・・・・。
我が家の状況を説明すると、 旦那・・・フランス人、職業・・・自由業(仕事の相手先はフランスにある会社), ベルギーのID・・・無し。 妻・・・私、無職。 ベルギーにはびた一文税金を払ってません。 書類的にはフランスに住んでいる事になっている。 ベルギーのアパートは別荘ということで・・・・・。 旦那がやっと重い腰を上げてベルギーのID申請をしてくれたのがよかったのか悪かったのか・・・・。 とにかく、申請を済ませたその夜、我が家に旦那の友達が遊びに来た。 旦那と同じくフランス人、職業も同業(ただし、ベルギーの博物館で仕事をしている) 奥さん(国籍不明)仕事有り。 外国人がベルギーに住むにあたって税金や保険がどうなるのかいろいろ聞いてみました。 すると・・・charges sociales (辞書には社会保険料と載ってる)が、フランスと比べてベラボーに高い。 旦那がネットで調べたところ、旦那の場合(収入によってなのか、職業によってなのか、外国人だからなのか)、 3ヶ月毎に706ユーロ支払わなくてはいけないと・・・・。 (ちなみにフランスでは3ヶ月毎に112ユーロ、6倍以上である・・・) が、もし、ベルギーで仕事をしているか、妻が仕事をしていて妻の扶養に入れば金額は下がる。 そのお友達、そして同業のベルギーに住んでいるフランス人達もほとんどが妻の扶養となっていると・・・。 旦那はその金額(706ユーロ)を見て、夜も眠らず(絶対寝てた!!)考えたらしい。 翌朝真面目な顔でこんな事を言い出した・・・。 「フランスに戻るしかない」って・・・。 場所は・・・ナント。 え??????? 実は先週、イクセルのコミューンへ申請に行って以来(その時、申請から5ヶ月の間に保険や税金なんかの手続きを済ませるように言われた)、旦那は引っ越しをほのめかすようになっていた。(もろもろの書類の手続きが面倒になったんだろう・・・・) その時はホントに引っ越すとは思ってなかったので、「じゃあ、引っ越す時はトラック一台分のビール買っていかなきゃね~」なーんて私も言ってたんだけど・・・。 そこへ、友達からもベルギーに住む事の大変さをいろいろ聞かされ怖じ気づいたのだろう。 それに、「その金を払う為に仕事はしたくない」って・・・・。 確かに、今の我が家の家計では払う事は不可能な額である。 やっとベルギーの生活になれ、友達もたくさんでき、フランス語の教室にも通い出したのに・・・。 日本に居る時は「なんでフランスじゃなくてベルギーなの~!!!」と思ったがいざ住んでみるととっても快適なのである、この国・・・。 夫婦共母国ではないので永住は出来ないとは思っていたし、同じ場所に長い間住める旦那じゃないのでいつかは何処かへ越すだろうと覚悟していたけど・・・。 こんなに早くに引っ越すなんて・・・。 旦那は旦那で私の事も気にかけているらしく、 「ナントに日本人コミュニティーはある?」って聞いたが、ナントに言った事も、知り合いも居ない私にそんな事解るわけもなく、「知らん!」と、答えたら・・・。 パソコンでチャカチャカ検索し、 「あったよ~♪」って・・・・・・・。 そんな問題じゃいんだよ~!!!!!日本人がいれば誰でもいいってわけじゃないのに・・・。 そりゃもちろん、ナントにもいい人はいっぱい居るだろう・・・。 でもね・・・・ 海外に住みながらも、それほど重度なホームシックにならなかったのはベルギーだったから(フランス語通じないと分かると英語で話してくれる。外国人が珍しくないので差別がない)と、なんといっても周りの日本人の友達のお陰なのに・・・・。 これが今引っ越しとなるとまた一から・・・というよりマイナスからやり直しのような気がする。 ぜったいベルギーでの生活と比べてしまうから・・・。 考えると泣けてきて、旦那に涙を見せないようにそそくさと家を出て学校へ行くが、 やっぱり考えても考えても「今はまだベルギーを去りたくない」って事が頭の中をグルグルグルグル・・・。 足取りも重く、危うく遅刻しそうだった・・・。 授業中は考える事が出来ないほど授業が難しいので忘れられたけど・・・。 同じ学校に通っているJさんに相談にのってもらい、助けを求めに景子さん宅へ・・・この日はちょうどバレエの日。 みんな、ベルギーに残れるなにかいい方法がないか親身になって考えてくれる。 うぇ~ん!!!やっぱりベルギー離れるなんてイヤだよぉ~!!! いろいろ対策を練る。 1.申請をしたが、すぐに転出届をだす(今まで通り知らん顔して住む) 2.私が仕事に就く 3.旦那が会社を作る 1だと、暫くはいいだろうが、私のフランスの滞在許可証ではベルギーで仕事が出来ないし、家も購入出来なさそうなので最後の手段として控えてもらおう。 なんとか旦那を説得出来ないか、みんなのアイデアを携えて帰宅すると、旦那は熱を出してダウン中・・・。話し合いをする余裕が無さそうなので、ちらっと3の案を言ってみた。 旦那の答え。 「会計士を雇わなくてはいけないし、(旦那の職業を専門にしている)会計士はものすごく成功している人(=金持ち)しか相手にしない」と・・・。 前述の友達もこの手を試したが諦めたそうだ。 旦那の熱が上がっても困るので昨夜はおとなしく引き下がった。 翌日、今日であるが、午後は授業をサボり、お茶会である。 またまたこのややこしい問題に相談にのってもらい、自分の中でも決心が付いた! よし!ギリギリまで学校に通い、ベルギーのIDが無事取得でき次第就職活動だ!!! フランス語は中途半端になるが、IDがあれば、コミューンの夜の講座に通う事も出来るし・・・。 今日も寝込んでいる旦那に提案してみる。 「ベルギーにそんなに残りたいなら無理に引っ越しはできない」って。 よぉっし! 「でも、僕が大変なんだよぉ~(お金の面で)」っていうが、 諸費用はまかせろ! 大金は稼げないが、保険料分くらいは稼げるだろう! 「私がナントで仕事もできずに収入ゼロと手取りが少なくても収入があるのとどっちがいい??」 と、言うと、やっと了解してくれた。 さあ、言ってしまったよ・・・。 猶予は6ヶ月。いや、引っ越しする場合大家に3ヶ月前に言わなきゃいけないから、3ヶ月しかない!!! それまでに労働許可付きのID取得出来るかな・・・・。 ドキドキドキドキ・・・・・ それにしても・・・・外国に住むってホントに大変ですね・・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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