カテゴリ:Football
2004年の欧州選手権(EURO2004)グループリーグのオランダVSチェコの試合は、近年のシーンを見渡しても良い試合のひとつに挙げられると思う。結果は躍進するチェコの逆転勝利なのだが、内容的には互角かオランダ優勢にも感じた試合だった。両チームともに言えることだが、スピードとテクニック、戦術を高い次元で融合し、そのパスワークは美しかった。オランダはいつでも強国というイメージがあり、つい対戦相手の方を応援してしまいたくなるのだが、そのときもチェコ代表のキャラの立った面々を見て、チェコびいきとなってしまった。御大ネドベドを筆頭に、コレル、バロシュ、ハインツ、なんといってもブリュックナー監督。オランダの優等生軍団と比べると、なんか悪童の集まりというか、旧ユーゴっぽいというか、まあツボなわけです。そんな個性派集団にあってとりわけ気になったのは、トマシュ・ロシツキーというMF。キレのあるドリブル。スルーパスのセンス。中盤の底でゲームメイクしつつ、フィニッシュにも顔を出すプレイスタイル。そして、マコーレー・カルキンみたいな顔。まぎれもなくファンタジスタです。
今回のドイツW杯では、チェコの入ったE組は、なにげに死に近いグループ。(イタリア、米国、ガーナ)イタリア相手に、チェコの攻撃力爆発な試合を見たいもんです。と思っていたら、ロシツキーのアーセナル入りが報じられました。 ベンゲルってさすがだな。数年前にチャンピオンズリーグでドルトムントと対戦したときにチェックしてたんだろうな。背番号10番はベルカンプ譲ってはくれないだろうけど。 アンリを残留させ、ロシツキー獲得って、ベンゲル、日本代表監督就任なんぞ微塵も考えてないね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年05月24日 01時57分49秒
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