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1次リーグを振り返ると、02年大会と比べて強豪国の順当勝ちという、波乱の少ない結果となったようだ。僕の予想は、ガチと言われたH組は2国とも当てたが、その他A~G組はすべて1国正解1国ハズレという、しょぼい結果となってしまった。
さて、以下のグループ分けを見てほしい。すぐにピンときたら、かなりのW杯ウォッチャーだろう。 【A】 ドイツ、トリニダード・トバゴ、アルゼンチン、日本、フランス、スペイン 【B】 オランダ、メキシコ、ポルトガル、アメリカ、ブラジル、クロアチア、オーストラリア、韓国 【C】 ポーランド、パラグアイ、コートジボワール、イラン、アンゴラ、イタリア、ガーナ、チェコ、スイス、トーゴ、チュニジア、サウジアラビア 【D】 イングランド、スウェーデン 【E】 セルビア・モンテネグロ、ウクライナ 【F】 エクアドル 【G】 コスタリカ そう、これはW杯出場国をユニフォームのブランド別にグループ分けし、その中で決勝T進出国を明示化したものである。Aはアディダス、Bはナイキ、Cがプーマ、Dがアンブロとなっている。意外にもアディダスが6カ国と少ない。が、日本とトリニダードトバゴを除く4カ国が決勝T進出している。 これも意外だが、最も多くの国に採用されているのがプーマで12カ国。ところが、決勝T進出は3カ国とアディダスやナイキよりも少ない。 スポーツブランドと各国代表チームとの関係では、長期的に1社と契約している国と頻繁に変更する国とが見られる。前者は老舗であるアディダスと契約している国に多い。フランス、ドイツとアディダスとの歴史は長い。イングランドとアンブロも同様だ。 意外と頻繁にブランドを変えているのがイタリアで、ここ10年の間でもディアドラ、カッパ、プーマとせわしない。 日本はどうかというと、80~90年代にはアシックスやプーマの時代もあった。最近ではアディダスががっちりと協会に食い込んでいるようである。 しかし、サッカーの歴史で見るとナイキの勢力拡大は最近のことである。80年代にはナイキのスパイクを履いている選手が稀にいてカッコイイと思ったが、ユニフォームがナイキというチームは記憶にない。90年代に入ってからのプロモーションはすごかった。ブラジル代表を広告塔に使えるというのは、計り知れない宣伝効果を生んだはずだ。 個人的には、アディダス、ナイキ、の2極化はつまらないと感じている。今大会も共通ブランドのチームは、基本デザインが同じで色違いのようなユニフォーム展開が見られた。(同じプーマでもイタリアのみデザインが異なるのはさすがだが)かつてアルゼンチンやスペインが着ていたル・コックやイタリアのディアドラ、カッパ、デンマーク代表で有名になったヒュンメルなど、さまざまなブランドが、出てきたほうが楽しいだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年06月25日 21時50分59秒
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