■10月19日
11：30　定期検診に行っていた妻から、「破水していたのでそのまま入院」の旨、連絡入る。会社早退。

15：00 入院準備の荷物を持って、産院着。先に破水となったため、妻は陣痛促進剤を飲んでいる。

17：00　陣痛は5分間隔に。個室のベッドにて痛がっている。

18：00　豪華な夕食が出るが、妻は吐き気がするため、代わりに完食。かなり美味。

20：00　陣痛は3分間隔に。約1分の強い痛みの後、3分の"凪"がある。

21：00　子宮口の開き具合や陣痛の強さをデータで見るために分娩台へ。

23：00　個室に戻り、ひたすら耐える。腰をさすろうとすると「触んなぁ！」と払いのけられる。

■10月20日

01：00　痛みは、相当前からピークに達しつづけている。「うーーうーーー」。呼吸だけtogether。

02：00　体力の限界到来（自分）。睡魔が襲って来たとき、即座に「寝てんの!？」と怒られる。

03：00　分娩台へ。痛み凄いことになってきた。「イタイ！イターイ！」阿鼻叫喚。

04：00　励ますも、「うるさい！」。立ち会ったことを激しく後悔する。もう帰りたい、マジで。

04：30　医者、現れる。医者、冷静。「はいはい、もうちょっとだねー。」

05：00　妻「もうムリ」連呼。分娩台で暴れだす。

05：15　分娩台の上方（妻の頭側）に廻り、両手で暴れる妻の両肩を足の方向へ押さえつける。
　　　　助産師：「ご主人すごいｗ」

05：20　医者「会陰切開するよっ」→「ジョキッ」→妻「いたぁーい！（MAX）」

05：30　上手くイキめず、膝を閉じてしまう妻。助産師「なにこのチカラ！」妻「ムリ」連呼。修羅場。

05：35　「ぬるっ」「んぎゃ」「はい、出たよー」　　女児誕生。　妻の腹越しに瞬間目撃。

05：36　妻大泣き。オレ、じんわり感動（＝疲労に近い）。

05：40　後産（胎盤を出したり）のため、室外へ追いやられる。暗いロビーのソファでまったり。

08：00　帰宅。めし食って爆睡。

こんな感じで出産に立ち会ったのだが、これから先起こる厄介なことはこの時点では予想もしていなかった。