商社ＯＬ《渡鬼》のトホホな毎日・・・

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• 10年前の私に再会。

  先週木曜日、営業担当者に仕事関係のビデオテープとＤＶＤのダビングを依頼された。電気店で空のビデオテープとＤＶＤを購入し、社内でダビングをしてくれる広報担当者の所に依頼しにいった。ビデオだけなら木曜日中にできるということだったので、電話をかけてもらうことにし、自分の席に戻った。夕方、ビデオのダビングが出来たと電話をもらったので、広報担当者のところに取りにいった。そして、金曜日。広報担当から電話があり、ＤＶＤもダビングが完了したとのこと。早速、取りに行った。「失礼します～」と言って、部屋のドアを開けると、その広報担当者が、「あー、これね。」と言ってＤＶＤを手渡してくれた。その時、広報担当者が私の顔を見て、「あなた、昔、新入社員の紹介ビデオに出たでしょう？」と言ってきた。確かに、入社４年目に新入社員の教育係になり、その年の新入社員と一緒に社内テレビに出たのだ。「その時のビデオがあるから、ちょっと見て行きなさい」と言われ、奥の部屋に行くとパソコンが置いてあり、ポンっとどこかのＫＥＹを押すと、いきなり１０年前の私が画面に登場してきた。私は「ひぇ～～～」と思っていたのだが、その広報担当者は涼しい顔で「あなた、全然かわらないね。すぐわかったよ。」と言ってきた。いやいや、いろいろ変わってるよ～、っていうか、変わってないとやばいよ～、と心の中で思いながら、冷や汗をかいた。そのビデオを見ながら、広報担当者は、「私も今年で定年なんだよね」としみじみとつぶやいた。もしかすると、定年前に今までのいろいろなビデオを整理していた中でちょうど出てきたのかしら、なんて思ったりして、なんだか少しさみしい気持ちになった。広報担当者は、この新人紹介のビデオをＤＶＤにダビングしてくれるというので、ありがたくいただくことにした。おまけに、入社３年目の時に、入社式の先輩代表講演もやったことを話すと、そのビデオも一緒にＤＶＤにダビングしてくれるという。昔の自分に会ってびっくりし、また、ちょっと感傷的になった１日であった。出来上がったＤＶＤのダビングを今日、家で見た。当時は特に何も感じていなかったが、やはり流行は移り変わっている、というのを感じた。髪型、洋服、そして、特に眉毛。異様に太いのだ。あまり手入れしていないというのがそもそもなのだが、映像で見ると、くっきりはっきり、石原真理子を彷彿とさせるような眉毛である。自分の２５，６歳の頃ってこうだったのか～、と今の２５，６歳の人達と比べて、絶句。一言で言うと、ケバい。（笑）でも、当時はこれが普通だったよな～。なんだかとても昔のことのような、でもついこの間のことのような、妙な感じがした。それにしても、当事者の自分ですら、どんな感じだったかすっかり忘れていた事を、この映像が思い出させてくれた。やっぱり、ビデオや写真に残しておくことって大切だな、と思った。

  Mar 6, 2005

• 一足早く別れの春？！

  ３月は卒業や異動で、別れのシーズン。昨年は、自分自身が３月３１日をもって異動となり、４月から新しい人達と新しい部署での仕事を始めることとなった。その昨年の異動から１年も経たない内に、同じ部署の先輩が今日で異動となり、子会社に出向することになった。この先輩は、営業担当者で、仕事上の私のパートナーである。私が思っていただけかもしれないが、この先輩とは仕事がすごくやりやすかった。営業と事務との仕事の役割分担がしっかり出来ていて、お互いに補完しあっている感じがしていた。呼吸が合っているというか何というか。既に入社してから丸１４年になろうとしているが、こんなに担当者と息が合っていることも珍しい。その担当者が、異動となるのだ。先日の祖母の告別式に、この先輩が参列してくださった。うちの室長もいらしてくださったのだが、この２人は本当に男気のある人だ。私も結構古い人間だから、この２人には出来るだけ仕事上で恩を返したい、尽くしたい、という気持ちがある。今回、この先輩の出向にあたって、何かといろいろな仕事があったが、できるだけ私がｃａｒｅしてあげたいと思い、力はあまり及ばなかったが、お手伝いできることはやってみた。今日も業務時間終了後に子会社への引っ越しの手伝いで、掃除やら、荷物運びやら、してみた。自分も出向の経験があるのでわかるが、出向というのは本当にさみしい。少人数の会社にずっといたのであれば、あまり思わないかもしれないが、そこそこ人数がいるところから、４，５人の会社に出向というのは、あまりの環境の変化に、すぐには順応できない可能性もある。この先輩は、そんなことはないかもしれないが、でも、卑屈になったりさみしくなったりすることがないよう、私なりにサポートしてあげられればな、と思っている。この先輩とは仕事上のつきあいが全く無くなるわけではないし、むしろこれからも仕事を一緒にしていく仲間である。席は隣同士では無くなってしまうが、これからもどうぞよろしく！という感じだ。でも、いくら仕事上つながりがあるといっても、出向は出向。やっぱりさみしいものである・・・。先輩、頑張れ！！！

  Feb 28, 2005

• 一日ごろごろテレビ三昧

  昨日は全く動く気にならず、一日中ごろごろ、ぼーっして、テレビ三昧していた。朝７時過ぎからの所さんの番組に始まり、７時３０分の儲かりマンデー、８時００分　サンデーモーニング、１０時００分　いつ見ても波瀾万丈、その後に＠サプリ等々を見て、お昼ご飯にうどん（舞茸と油揚げ）を食べ、その後、電気屋に充電池を買いに行き、ミスターミニットに出していたブーツを取りに行ってきた。その後、アイスクリームを食べながら紅茶を飲み、録画してあった「２４」を見て、これまた録画の「ごくせん」を見て、その後、ちらっとつなぎでテレビを見て、その後、夕ご飯を食べながら、からくりテレビ、ジャンクスポーツ、あるある大辞典、を見てお風呂入って、１０時半頃就寝。はやっ。テレビ、見過ぎだっ、つーの。　

  Feb 21, 2005

• スペイン語でトホホ

  私の母の兄（叔父）は国際結婚である。叔父の奥様はスペイン語圏の方なので、当然叔父も３人のいとこもスペイン語を話す。日本語ももちろん話すのだが、彼らが母親と話す時はスペイン語である。子供の時から、いとこの家に遊びに行くと、自分との生活環境の違いに愕然とした。自己嫌悪の塊になって、とぼとぼと帰る自分が惨めに感じた。いとこも私もすでにみんな三十路を超え、昨日久しぶりに会った。やはり、いとこ達は海外に通じる仕事をしていて、１人が海外駐在、残りの２人も海外を飛び回っていると聞いた。また、自分の環境とのギャップに、愕然とした。昨日は、スペイン語の話になり、やはり国によって、同じスペイン語でも話されている言葉が違うとのこと。また、話し方も違うらしい。例えば、スペインやアルゼンチンに比べて、メキシコのスペイン語は聞き取りやすい、とか、メキシコだけで使われている単語のこととか、アルゼンチン人気質とか。話自体は、とてもおもしろくて、中南米に行ったことのない私にとっても、とても興味をひく話題ではあったのだけれで、如何せんスペイン語の単語を知らないので、やはり少し肩身が狭かった。特に面白かったのが、２番目のいとこが留学していた時の話。たくさんの留学生が世界中から集まっていたので、地域ごとに分かれて講義を聴くということになったらしい。アジアグループ、ヨーロッパグループ、北米グループ、中南米グループと、それぞれ集まってください、ということになった時、アルゼンチン人が手を挙げて、「アルゼンチンはどこのグループに入ればいいですか？」と聞いた、という。うちらからすれば、当然中南米じゃん、って思うのだが、本人達はそうは思っていないらしい。やはり移民の国らしく、自分達は「ヨーロッパ」という気持ちが強いらしい。そういう態度が他の中南米人達の神経を逆撫でするのだが、聞いているだけの私からしてみると、なんだかかわいい感じさえもする。まあ、実際一緒に生活していないから、本当はそんなかわいいものではないのかもしれないけれど。それにしても、やはりいとこの家は国際派一家だな～と思い、改めてトホホを感じた１日であった。

  Feb 19, 2005

• 地方出身女は損！

  先日雑誌にこのような特集が組まれた。ご覧になった方も多いだろう。私も高校までを地方で過ごした地方出身女の一員として、また、大学以降は一家で神奈川県に引っ越してパラサイト生活を送ってきた準東京者として、今までに感じたことを書き出してみたいと思う。＜損なこと＞・訛り：一言しゃべれば都会の人間ではないとばればれ。・服のセンス：私が住んでいたところなんかは、洋服を売っている店自体がなく、センスの磨きようがなかった。・話題：会話の端々に田舎のセンス丸出しの洗練されていない話題が多い。会話のｔｏｐｉｃｓ自体が違う。・金銭感覚：地方のお金持ちの人ならともかく、一般の人は比較的貧乏。持ち物も結構しょぼいもの使っている。・学生の場合：下から（幼稚舎や中等部）から大学にエスカレーター式で上がってきた学生達とは、ほとんど友達になれない。交わることがほとんど無い。世界の違う人達という感じ。・里帰り：里帰りするとお金がかかる。国内の旅費は結構かさむ。あとまだ損なことはなかったかしら。思いついたことがあったら教えてください。

  Feb 16, 2005

• 渡鬼のトホホ英語生活ｐａｒｔ３

  私は、これでも貿易関係の事務の仕事をしている。とはいえ、私の担当業務のほとんどは国内の仕事ばかりである。当然、英語を話す機会は皆無であった。しかし、昨年部署を異動してからというもの、以前よりは海外関係の仕事が増えてきた。同じチームで働く同僚は、合計７人。リーダーと男性営業が３人、女性の営業が１人、そして、事務の私と派遣社員というのが、内訳である。そのうち、英語が話せないのは、何と私一人である。派遣さんは、１２年間カナダで生活していたほとんどネイティブ状態の人で、その人と張り合おうっていうこと自体、ばかげているのだが、本当に私の立場がないのである。まず、私が事務を担当している取引先絡みの業務でも、海外とのやり取りが関わると、営業担当は派遣さんに業務を依頼している。しかも、ｅ－ｍａｉｌで私にｃｏｐｙも落としてないのだ・・・従って、私には全く業務内容が知らされないのである。私が事務の担当なのにも関わらず、だ。関係会社の人達も、私に頼んでくる業務は、経費の精算のことやらばっかりで、英語のことになると、当然その派遣さんに頼むのだ。まあ、私に英語の翻訳を頼んできても、どうしようもないので、当然といえば、当然なのだが、私としては自分の無力さにへこんでしまう。あー、何でもっと早くから英語の勉強を始めなかったのか・・・と。。。でも悔やんでも、今となっては、どうすることもできない。ひとまず、翻訳なんかはできるはずないが、やっぱり努力あるのみだ。もう少し、頑張ってみよう。

  Feb 15, 2005

• バレンタイン悲喜交々

  既に結婚して８年が経ち、旦那は私からもらえるチョコレートに興味を示さず、従ってチョコレートとは縁遠いバレンタインをすごし始めてから久しい。この３連休、旦那が風邪で熱を出し寝込んでしまったので、元々チョコレートは買う気がなかったが、これで買わない口実が確定した。まあ、でもさすがに世間がこれだけチョコチョコ浮かれていると、買わないのも癪な気がした。ただ、旦那はチョコレート自体はあまり好きではないので、昨日チョコレート味のプリンケーキを購入してみた。しかし、熱が下がったとはいえ病み上がりの状態では、くどかったのか、「おいしい」の一言もなく完食。まあ、仕方ない。本日バレンタイン当日、旦那は会社を休んだ為、チョコレートを１つももらえることなく、一日家でおとなしくしていたようだ。私は、というと、会社の同僚へは義理チョコを準備しておらず、後輩が買ってきたハート型のおせんべいを同じ室の男性４名に、とってつけたように配り、義務？を果たした。私の仕事でのパートナーは、取引先からチョコが宅急便で送られてきて、「義理が届いた」とつぶやき、しばらくその封筒をあけなかった。夕方になってようやく開けて、私に「義理のおすそ分け」といって、チョコレートをくれようとした。でも、もらっても・・・と思い、「お家に持って帰った方がいいんじゃないですか？」と言うと、待ってましたとばかりに「そお？」と言ってかばんに入れていた。やっぱり、思いっきり義理でも、もらえばうれしいものなのかね。私もちゃんとしたのをあげれば良かったかしら？家に帰りｐｃを開けてメールをチェックしてみると、スイスに住んでいる男のメル友から写真つきのメールが来ていた。その写真を開けてびっくり。バラの花を１本もった友人がにっこり笑っているバレンタイン写メールだった（笑）

  Feb 14, 2005

• ＯＬも勤続年数重ねると・・・？！

  うちの会社は、ここ何年も事務系の新入社員を採用していない。当然、女子社員は減る一方である。私はその生き残り？の中の１人になるわけだが、残っている社員は本当に千差万別、十人十色、いろんな人がいる。さすがにどの社員も、最短で約１０年ぐらい同じ会社に勤めているので、経験と実績に基づき発言力もすごく、世間でいう「ＯＬさん」という言葉が当てはまるのかどうか、かなり疑問である。今日は会社で事務系社員が集まって会議が行われた。会議の主催者は、５０歳半ばのおやじさん。私達ＯＬ（敢えてＯＬと言わせていただきました。）が１５名程度。各部署の選りすぐりの精鋭達である。それに営業の男性が数名加わって、ある業務の改善についての議論をしたのだが、これがまたすごい。もうのっけからＯＬ達のパワー炸裂。主催者のおやじがしっかりしていないのも相まって、おやじＶＳ私達ＯＬという会議になってしまった。そのおやじというのが、またとんでもない人で、主催しているのにも関わらず、本題の焦点、問題点がわかっていないのだ。従って、ＯＬ達のパワーは一極集中。おやじが火の車になってしまうのだ。幸い、今回の会議には、話を熟知している営業男性が参加していた為、丸く収まったのだが、このおやじに関わると一事が万事、この調子である。おやじが発言する度に、話の本題とずれたことを話し始めるので、会議に出席してるＯＬから苦笑の嵐が巻き起こるのである。しかし、本人はそのことにすら気づいていないのだ。ＯＬ達は頼もしい。本当に自我自賛だが、すごいと思う。会社は人件費削減の為、私達のようなＯＬを採用する予定は今後もないらしい。でも、おやじさん達を相手に、会社の業務改善をしっかりやろう、建設的な意見を出し合おう、と健気に話し合う私達、偉いじゃないか！！！しかも、みんなわがままを言っているわけではなくて、どうすれば合理化できるのか、どうすればスムーズに業務が運ぶのか、真剣に話し合っているのだ。それにしても、やはり勤続年数が経てば経つほど、みんな頼もしくなっていくような気がする。（中身も外見も・・・）ただ、その人それぞれのカラーがあるから、さすがにみんながみんな強力に発言してるわけではない。会議でも、強力パンチを浴びせる発言をしている人はいつも決まっている。私は、というと、「合いの手」チームである。発言している人の横で、「そうだそうだ！」と言ってみたり、「あるある」とうなずいてみたり。発言している人を盛り上げる役割？！か。そういえば、国会議員でもこういう人たちを目にする。というか耳にする。ニュースとかでいろんな野次が飛んでたりするやつ。その野次飛ばしてる人は、きっとあまり表舞台で発言してないはず。どこのグループにいても、役割分担って自然と出来ているということかしら？？？まあ、私はＯＬをこれからも続けていこうと思っているが、何年経っても「合いの手」チームから「強力発言」チームへの昇格？は、できなさそうである。

  Feb 10, 2005

• 年齢は隠せないｐａｒｔ２

  いや～、ここのところ、東京・横浜地方は晴れの日が多くて、乾燥もピークを迎えている。家の洗面所の鏡は、多分「美人鏡」だ。これは、決して美人に映るというわけではなく、あまりはっきり写らないので、「美人鏡」だ（笑）朝、化粧をした後は、まあちゃんと顔が出来ている。電車に乗って通勤するわけだが、だいたい１時間２０分後に会社へ。荷物を置いてトイレに行くと、あら不思議。顔のいろんなところに溝が・・・家の洗面所の鏡には映ってなかったのに・・・。慌ててファンデーションを塗り捲る、という毎日である。やっぱり年齢プラス乾燥のダブルパンチだと思う。嗚呼、かわいそうな私の肌。しわっとしてて、かさっとしてて、細かいちりめんじわが、いたるところに模様を作っている。どうにか２０歳ぐらいの水分ぷるぷるのお肌に戻らないだろうか。やっぱりお金をかけなくては解決法はないのであろうか・・・と、毎日同じ様に会社の鏡の中の顔にがっくりしながら、健気に働く私であった。

  Feb 9, 2005

• 渡鬼のトホホ英語生活（３）

  本日会社関係のちょっとしたｐａｒｔｙがあり、そこに外国人モデル２人とそのモデルエージェンシーの社長（もちろん外国人）が来ていた。会社で一緒に働いている派遣社員の女性と一緒にそのｐａｒｔｙに出席してきた。いつも外国人が来ているそういうｐａｒｔｙでは、その派遣社員が大活躍。彼女は１２歳までカナダに住んでいたので、もちろん英語はばっちり。ｔｏｅｉｃだって、満点に限りなく近いスコアである。まあ、そんな彼女と張り合うこと自体おかしなことなのだが、私はｐａｒｔｙ会場では、いつも彼女の影に隠れているような状況で本当に立場がないのである。今日も、のっけからそんな調子で、なんだか会話に入れず目も合わせられず、きまずい気持ちでいっぱいだった。派遣さんの英語は、全く日本語と同じ形でかる～く普通通りに話しているので、本当にうらやましい。私はいつになったら、その派遣さんのように上手な英語を話すことができるのだろうか。悲しくなってしまう。途中、そのモデルの一人と２人っきりで話さなくてはならない時があって、緊張しまくった。かわいいモデルさんと至近距離で話すのでさえどきどきものなのに、更に会話が英語だなんて！！！ひとまず、当たり障り無い話をして、どうにかクリア。無事話せて良かった～。ほっ。。。しかし、そのモデルさん、モデルといえば、やっぱりわがままで高飛車で・・・というようなイメージだったが、今日のその２人はかなり気さくでカジュアルな雰囲気だった。しかも、私が話しをした子なんて、すごく謙虚な感じでファンになってしまいそうだった！！！！いや～、モデルといってもいろいろいるんだね。次回、彼女達がまた日本に来るときまでに、もう少し英語を勉強しておいて、もう少し話せるようになりたいな。

  Feb 8, 2005

• やっぱり年齢は隠せない・・・

  今日会社で同僚達とあるブランドについて話していた。そのブランドは、私が大学卒業する時ぐらいなので、約１４年ぐらい前に流行っていたヨーロッパ系のブランドである。私「あー、そのブランド、私が就職活動の時、周りの人たちがみんなそこのバック持ってた～。」同僚「え～、ずいぶん古いですねえ」私「・・・・」がっくり。自分的には、年齢不詳系の見かけになってるはずだったのに、これでは口を開けばあっという間に年齢は、ばればれだわ。ということは、この発言についてはコメントがあったので、話題がずれているということに気づいたが、結局気づかず話し続けていることもあるんだよね～、きっと・・・年齢って残酷。

  Feb 7, 2005

• 渡鬼のトホホ英語生活（２）

  英会話学校に通うようになってまず困ったことは、会話の話題が無いことだ。私が初めて通った英会話学校は、あまりシステムが整っているとは言い難い小規模な学校であった。従って、大手の学校に準備されてあるようなテキスト等もなく、その学校の教師が独自に準備してくるコピー等を使っての授業であった。更に、毎時間、どの教師のクラスになるかは、行って見て初めてわかる制度になっており、先生によってはいつもフリートーク状態の授業ということも多々あった。故に私はこの学校のことを「おしゃべり英会話」と名づけていた。「おしゃべり英会話」なので、当然、おしゃべりしなくてはいけないのだが、話題が無いのでおしゃべりができない。例えば、簡単なことでは、どんな映画が好きか、とか、どんなスポーツが好きかとか、そんなことでさえ、答えに窮してしまうような状態であった。ちなみに、私は映画はほとんど見ないので、困った挙句、好きな映画は？と聞かれた時、トム・クルーズの「ｔｏｐ　ｇｕｎ」と答えた。かなり若い他の生徒達はこの映画自体を知らなかったらしく、また自分より若い先生もこの映画について話題を膨らませるようなことはしなかったので、あっという間に私が話す時間は終わってしまったのだった。ちゃん、ちゃん。英語にしろ、日本語にしろ、いろいろな話題が無ければ、会話も続かない。会話がどんどんつながって膨らんでいくことこそが、人と話していて楽しいことなのだから、やっぱり、自分自身の中身を鍛えておかないとまずいな、というのを実感した。このことを教訓に、語学とは直接関係ないことのように感じるが、新聞を読むことが大切だと思い、なるべく毎日読むようにしている。本当は日本の新聞だけだと偏っているので、英字新聞も読むといいと思うのだけれど、まだまだそこまで到達していないのが現状。興味のある記事を中心に読んでいるが、読むと読まないとでは違うかな、と思い、少しでも読むようにしている。まあ、今のところ、実際、英語を話す機会が少ないので、役には立っていないが、これからひょんなところで生きてくることを信じ、明日も新聞を読むことにしよう。

  Feb 4, 2005

• 渡鬼のトホホ英語生活

  実は、子供の時は英語が好きだった。小学生の時から田舎では珍しい英語教室に通い、発音には自信があった。教室に通うのも楽しかった。中学生の時、英語スピーチコンテストの学校代表に選ばれなかった。選ばれたのは、思いっきりカタカナ英語を話す放送部の女の子。私はこの程度の人に負けたのか、と、１回目の挫折。その後、高校時代。受験英語についていけず、２回目の挫折。しかしながら、大学に入れば留学生がいたりして英語もうまくなるだろうと、結構楽観的に思っていた。しかし、どうにかこうにか大学に入ると、きちんと勉強してきた人と、帰国子女の間で、暗くなるばかり。留学生には、全くお目にかかれずじまい。そして、社会人。入社試験で英語がない今の会社に合格したのも束の間、会社にかかってくる国際電話に怯え、電話に出れない日々を長いことおくった。そして、終いには派遣社員に電話を代わってもらう始末。ずっと挫折しっぱなし、である。実は、大学入ってすぐ、英検２級に落ちてしまって、余りのショックにその後英語を勉強する気になれなかったのだ。結局、会社に入っても、変なプライドが邪魔をして、英語を習いに行くことさえ、怖くてできなかった。ずっと引きずっていたのだ。しかし、５年前、出向したのを機に、英語に通い始めた。渡鬼の英語生活が始まった。当初は、全く何も聞こえなかったし、全く書き取ることもできなかった。英会話学校の人たちと飲みに行くのが楽しくて通っていたようなものだった。しかし、しばらく通っていくと先生が言っていることが、少しずつ聞こえてくるようになってきた。とはいえ、まだほとんど初歩に毛が生えた程度である。その頃、ＴＯＥＩＣを受けたが、とても人に言えるような点ではなかった。５年経った今もＴＯＥＩＣは高得点を挙げられるまでには至っていないが、以前より少しは上達してきたと思う。最初に受けた時よりは、１５０点～２００点ぐらい高いポイントを取れるようになった。とはいえ、最初の点数が低いので、２００点足しても、・・・という感じだが。まあ、自己満足でしかないが、私は私のペースでやっていけばいいと思う。かなりのろのろだけどね。そろそろ、今年もＴＯＥＩＣを受けてみようかしら？？？

  Jan 31, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（１５）完結！

  いよいよ最後の下り坂である。とはいえ、体が動かないのである。普通に考えれば、下り坂なのだから自然と足も動くだろうと思うのだが、ところがどっこい、思うように足が前に出てこないのだ。膝が曲がっているんだか真っ直ぐなんだか、感覚がない。辛うじて掛け声をかけて、一歩一歩進むので精一杯であった。この辺りで、既にゴールして暫く寛いだであろうランナー達数人とすれ違った。エンジ色のフィニッシャーＴシャツを着て自宅に戻る途中であろうか、満足そうな笑みを浮かべながらゆっくりと歩いている。あ～、私ももうあと少しで、彼らと同じようにフィニッシャーになれる！と、最後の気力を振り絞って進んだ。この下り坂が終わると、ゴールまでは目と鼻の先だ。コース途中においてあるマイル表示には、スタート時からのタイムが表示されてある。この調子でゴールすれば、７時間台でフィニッシュできる可能性があった。私は７時間台でのゴールは到底無理だと思っていただけに、最後の最後になって気合が入る。だんなに葉っぱをかけて、頑張ってもらった。朝、往路で通過した時に既に賑やかで恨めしく感じたゴールが、遂に本当の自分のゴールとして近づいてきていた。ボランティアの人が口々に「Ａｌｍｏｓｔ　ｔｈｅｒｅ！」と言っている。まさにここで使う言葉だ。このマラソン中、至るところで、この応援フレーズを聞いたが、余りにも遠いｔｈｅｒｅに内心腹立たしささえ感じていた。しかし、もう本当にゴールなのだ。順路に沿って走ると、カピオラニ公園前の大きな通りの高いところにＦＩＮＩＳＨの横断幕が掛けられている。あそこがゴールだ、と思うと、まだゴールもしていないのに、目頭が震えて喉が痛くなってきた。通り沿いには走り終わったランナーや家族、友達がそれぞれの仲間を応援していた。自分はその人たちに応援されている訳ではないが、そういうのを見ただけでも、何故かぐっと来るものがあった。そうこうしているうちに、２０歳そこそこの日本人男性数人が、１００Ｍ走を走っているかのような猛スピードでゴールへ駆け込んで行った。小学校のマラソン大会を思い出して、ちょっとくすっと笑った。ゴールラインに到達する大通りは、見た目よりも長かった。直線なので、短く思えるのだが、結構距離があった。そして、ようやく、ゴーーーーーーール！！！！実は、ゴールするときは、だんなと同時に入るのか、それとも私の方が一歩遅く入るのか、自分の中で少し悩んでいた。しかし、ゴールラインに入ったときは、全く真っ白になっていて、結局同時にゴールインした。走りきったという安心感からか、私はちょっとほろっとしていたのだが、だんなのほうは、女の人に貝で作ったレイを掛けてもらい、満面の笑み。いちようゴールした記念の写真を撮ってもらう為、その辺にいた係員に写真を頼んだのだが、その時もだんなはすんごい笑顔。私が放心状態のボーっとした顔をしているのとは対照的であった。タイムははっきり覚えていないが、７時間４５分程度だったはず。しかし、スタート地点にたどり着くまでに１０分少々かかっていたようで、実タイムは７時間３０分。これは翌日の完走証明書をもらうときにわかった。堂々の（？）７時間台でのゴールに大満足の私であった。＜ゴール後の余談＞ゴール後は、小学校のプールサイドにあるシャワーの様なものが設置してあり、そこでクールダウンすることができる。だんなはうれしそうに、水を浴びていたが、女性はあまり利用している様子はなかった。カピオラニ公園内の特設会場で、フィニッシャーＴシャツを受け取ることができる。ゼッケンに受領のチェックをするので、ゴールしたまま行かねばならない。その他、フィニッシャーには無料で、飲み物とりんご、クッキーを受け取ることができる。なぜマラソン後にりんごとクッキーなのかは不明。密かにりんごはおいしかった。私はホテルに帰る途中、チーズバーガーインパラダイスで昼食を取った。フィニッシャー達が多数昼食に立ち寄っていた。お昼を食べてからホテルに戻るようなら、１０ドル程度は持って行っていたほうが無難。マラソン当日の午後から翌日に掛けて、フィニッシャーの大群がワイキキに繰り出す。しかも、ロボット率高し。なぜかほとんどが日本人。外国人のフィニッシャーはＴシャツ着ている人少ないです。さて、１５回にも及ぶ完歩報告、いかがでしたでしょうか。数年来、ホノルルマラソンに挑戦しようかと思いつつも、何かしら理由をつけてこれまで出場していなかった私。今回、初挑戦にて完歩することができて、自分的には満足しています。長いこと奥歯に挟まっていたものが取れてすっきりしたような爽快感？！なーんて。次回、また目標も新たに、挑戦していきたいと思います。完

  Jan 27, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（１４）

  高級住宅地の中の道を、たくさんのランナー達がゴールに向かって進んでいく。大きく美しい家が並ぶ中を、ロボットのような動きのランナー達がのそのそと歩いているのである。私もその一員なので何とも言えないが、みんなかなり無様である。しかも、気温は上がる一方である。きりきりと照りつける日光が、既に塩を吹いたざらざらの肌に汗を噴出させていた。高級住宅の大きな庭で、私達ランナーに向かってスプリンクラーをかけている住人がいた。家には飾りつけをしていて、ちょっとしたイベント風になっていた。あー、気持ちよさそう・・・そこのスプリンクラーのシャワーに当たりたかった・・・。カハラからゴールに向かう道は基本的には上り坂である。行きしなに通った道とは違っているが、大体同じような場所を通過するので、上りがあるというのはわかってはいた。が、いざ坂が来るとかなり厳しい。足が上がらないし、動かないのだ。だんなの方もかなりへばってきているのがわかる。どうも膝がかなり痛いようだ。あまり効果はないかもしれないが、いちよう掛け声をかけて歩く。少しは前に進む気になったであろうか。実は、自分の想像では、７～８時間以上かけてゴールするランナーというのは、かなり少ないと思っていた。従って、特に終盤、周囲に誰もいないような状態で、歩き続けるのだと予想していたのだが、全くそんなことはなかった。このカハラからゴールに向かう地点で、周囲にはかなりたくさんのランナーがいて、ある意味心強かった。見晴らしのいい場所に来ると前方にランナーが数珠繋ぎになっているのが見え、なーんだ、という感じになった。さて、この上り坂はかなり長く続いていた。途中平らなところもあったが、最終ゴールに向かうダイヤモンドヘッドの下り坂に来るまでは長い長い上りだ。この辺りにもいろんな人が応援でいるのだが、みんな口々にいろいろなことを言っている。「あと２マイル」と言っているのを聞いて、おーあと少しだ～、がんばろう、と思うと、その先で「あと２．５マイル」と言っている人がいて、残の距離が伸びてしまいがっかりしたりとか、「あと１マイル」と言われて、その後も「あと１マイル」と言われて、そのまた次の人にも「あと１マイル」と言われて、ずっと距離が変わらないとか。そんな応援の人たちの掛け声に一喜一憂しながら、だんなと少しずつ前に進んでいった。次回に続く。

  Jan 26, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（１３）

  復路のハイウエイは、気力のみで歩き続けるという感じであった。何かしら小さな目標を見つけながら前進する。例えば、距離の表示があるところまで行ったら写真休憩とか、きびきび歩いている人に付いていくとか、ほんの些細な目標である。私達とほぼ同じペースで歩いていた日本人２人組みの女の子（多分２３，４歳ぐらいの子）がかわいくて、だんなはその子達に写真を撮ってもらって、うれしがっていた。まあ、そんな些細な気晴らしをしながら、真夏の太陽の下、黙々と歩いていった。さすがに、ここの辺りまで来ると、かなりの人がぐったりしている。ハイウエイ沿いの塀のわずかの影の下に座り込んでいる人もいた。さすがに気温も上がっているので、疲労も倍増である。結構年配の人も参加しているので、この辺りが一番きついところなのではないであろうか、道端に座り込んでいるおじさんをたくさん見かけた。まあ、座り込んでいるのはおじさんだけではないが。マラソンも後半になると、距離表示が少しずつ増えてゴールが近づくのを実感できるのが、走る（歩く）励みになる。あともう少し、あともう少し、と自分に言い聞かせながら前進していく。合間に応援のボランティアが「I am proud of you!」なんて言っているのに反応して、だんなと２人で笑いあった。長い長いハイウエイが終わると、いよいよゴールに近づいた気になってきた。実際は、ここからがまだまだ長かったのだが、気持ちはかなりラストスパート的な感じになっていた。このカハラの高級住宅地の中にもエイドステーションが設置されていた。今までのエイドステーションは、大きな通り沿いだったり、公園の一角だったり、ハイウエイ上だったり、と、エイドステーションっぽい所が多かったが、ここは、まさに民家が密集している普通の道路に設置されていた。ゴールに近づいてきたこともあり、かなりの人が膝などを痛めているようだった。そのエイドステーションには大きなビニールに入った氷がスーパーのお米売り場のように重ねておいてあったのだが、みんなその氷の上に足を乗せたりなんだりして、冷やしていた。もちろんうちのだんなも「気持ちいい～」なんて言いながら、氷を足に当てていた。エイドステーションの周囲というのは、みんなが捨てた飲み終わりの紙コップや、スポンジでぐちゃぐちゃになっているのは前述の通りだが、更に気温が上がってきているせいか、このエイドステーションを通過するときは、かなり生ごみ臭がした。ボランティアの人たちがきちんとごみは片付けるだろうが、においまではどうしようもないだろう。ここの住人たちは数日この臭いに悩まされるのではないかと心配になった。次回に続く。

  Jan 24, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（１２）

  それにしても、このハイウエイは飽きるほど長い。本当に長い。そろそろ折り返し地点かと思っても、まだまだ。このまっすぐな道は途切れることがない。もう気持ちが続かない、と思いながらだらだらと歩いていた。気を紛らわすのは、前方に「マンボウさん」を見つけて、それを追い抜かすのみ、となっていた。と、そこへ急に視界が開けた。ハワイカイ付近まで来たのだ。入り江のような海岸線沿いに、びっしりと家が建っていて、船で家に乗り付けられるようになっている。どうも高級リゾート地のようだ。海が近くて、水の色は鮮やかなエメラルドと、深いサファイアが混ざったような、楽園の色をしていた。ハワイの太陽の光が反射して、マラソン中ということも忘れるぐらい美しい景色であった。人間というのはゲンキンなもので、ちょっとしたことで気分が変わると、気持ちまで変わってしまう。ホノルルではみたことのない綺麗な景色で少し気分転換した私達は、またもう少しがんばって歩くことにした。もうこの時点で、かなり日は高く、まさにリゾートの光が降り注いでいた。当然、日陰など無く、汗をかいた後の肌は、塩を噴いてざらざらしていた。せめてもの救いは、湿気が少ないことぐらいか。この辺りは、ハワイカイの周辺をぐるっと回るコースになっていて、ここを過ぎるとようやく元来た道を戻ることになる。ちょうど、そのぐるっと回る所を回りきった辺りで、エイドステーションがあった。そこでアミノバリューをもらいつつ、道路脇の公園の芝生でストレッチをした。長時間、灼熱のアスファルトの上を歩いて来た私達の足は、かちかちになっていた。膝も曲がらなくなって、上半身も固まってしまっていた。周りのランナーに抜かされていくが、もうここまで来たらどんとこい、という感じで、入念にストレッチをした。私達の近くで、日本人の男性２人も休憩し、タバコを吸っていた！こらっ！！！ストレッチをしていた途中から、何やら騒がしいと思ってよく見ると、先程のエイドステーションが撤収の準備に入っていた。えええ～、そんなに遅いの！？とショックを受けたが、仕方がない。後続のランナー達は既に車道を走れず、歩道に列を作っていた。やはり、そろそろ出発せねばまずいと思い、ストレッチを終えて、長い長い復路についたのだった。

  Jan 18, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（１１）

  ハイウエイは、片側４～５車線をすべてマラソン用にしてあったので、一般の人にはかなり迷惑をかけていた。実際、中央分離帯の向こう側は車が渋滞していた。マラソン用の片側４～５車線の半分には往路のランナー、もう半分を復路のランナーが通っていた。私達のペースはすごく遅かった為、私達がハイウエイに入った時点では復路のランナーの方が圧倒的に多かった。たくさんのランナーとすれ違いながら、時々仮装のランナーが通り過ぎ、『あ～、私って、ぴかちゅうより遅いんだ～』などとショックを受けたりした。ハイウエイは、とにかく道的には単調でずっと一本道が続く。しかもあまり景色が見えず、気分的に辛いところである。周囲の建物も総じて低く、道に影など出来るはずも無く、からからの太陽の下、黙々と歩き続けなくてはいけない。従って、ところどころに立っている「勝手ボランティア」やエイドステーションの応援団などなど、ギャラリーを見ることで気を紛らわせるほかない。この『勝手応援団』が結構すごい。バンドがステージでずっと音楽を演奏していたり、高校だか大学だかのチアリーダーがぽんぽん持って踊っていたり、エイドステーションのお兄さんの掛け声もなかなかいい。実は、私の友人でマラソンをやっている人がいるのだが、自分の仲間が大会に行くと必ず応援に行き、コース上で何箇所か応援ポイントを決め、友人が通ると応援し、通り過ぎると即座に電車で次のポイントに向かう、ということをしている人がいる。これはマラソン仲間の中ではかなり常識的なことのようだが、私は今まで、何でそんなことまで・・・と思っていた。しかし、今回のマラソン参加で何も応援が無ければ気力が続かないというのがわかった。ホノルルマラソンでは、知り合いからの応援は無かったが、ハワイの地元の人達やボランティアの方々の楽しい応援やパフォーマンスがあってこそのホノルルマラソンだ、ということを改めて実感した。

  Jan 14, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（１０）

  ダイアモンドヘッドをぐるっと回る上り坂を登りきると、すばらしい景色が広がる。ずっと続くまっすぐな道に真っ青な空、周囲は民家が密集しているのだが、いままで狭かった視界が、がーーーっと広くなる。そこをたくさんのランナー達が帯のように連なって走っている。上り坂で辛くなった心がぱーっと晴れていく。思わず写真を撮り、下り坂を一歩一歩進んでいく。このカハラの住宅地を過ぎると、ハイウエイに入る。日本にいるときにチェックした情報によると、このハイウエイに入ってしまうとお手洗いがないので、ここまでにトイレを済ませておかなくてはならない、とのこと。従って、ハイウエイ前にある最後のエイドステーションにあるトイレに行くことにした。どこのエイドステーションでも設置してある簡易トイレは、日本の花火大会に設置してあるものと同じようなものである。カハラのエイドステーションのトイレはだいたい８～１０個ぐらいあっただろうか、私がその場所を通過する時点では既にかなりのランナーが通った後だと思われ、列自体はそんなに長くはなっていなかった。自分の前に並んでいたのは５～６人ぐらいだったか。しかし、トイレに入ってびっくりした。便座の高さまで用を足した後の紙がうずたかく積もっているではないか。しかも、横についていた手を洗うと思われるところまで、用を足してあったような形跡があった。そんなにトイレに行きたくて入ったわけではなかった私は、この様子を見て、すっかり用を足す気がなくなってしまい、そのまま外に出てしまった。この後、トイレに行きたくなったら・・・と少し不安に思ったが、しょうがない。このまま乗り切っていこうと、諦めて走り始めた。次回へ続く。

  Jan 10, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（９）

  さて前述の通り、ホノルルマラソンにはかなりの割合で体の大きい「マンボウさん」が出場している。世界各国から、といってもほとんどがアメリカからだと思われるが、どの方も甲乙付け難く、すばらしいマンボウさんっぷりを発揮させていた。特に目立っていたのは、紫色の揃いのTシャツを着た一団だ。この方々は、マンボウさんの為のダイエットプログラムの一環でやってきたのか、と思うぐらい皆さん立派な体格だった。もちろん、そうではないのだが・・・。このグループは、どうもカナダからの参加者だったのだが、本当に陽気な人達で、一緒に走っている（歩いている）こちらも楽しくなってしまうくらいだった。紫のＴシャツには「THE TEAM」と書いてあって、それがまさにこの一団の名前だったようだ。このＴシャツを着ている人達同士がマラソン中にすれ違ったりすると、路線バスの運転手同士のように、「GO THE TEAM!!!」と、お互いに声を掛け合って挨拶したり、「調子はどうだい？」と聞いたり、名前を呼び合ってみたり、歌を歌ってみたり、と彼らはただ走るだけにとどまらず、結構忙しいのだ。この方々は、かなりの体格なので、歩くだけでも結構大変そうだが、妙に楽しそうなのが目に付いた。私達夫婦は個人参加なので、このような声の掛け合いっていうのは、不可能だが、大勢で参加した人達はレース中もこんな感じの連帯感があっていいかも、と思った。それにしても、マンボウさん達はレース中もよく食べる。私達もウエストポーチにカロリーメイトを１箱と、途中のトイレ休憩時に急遽購入したチョコレートを持参していたが、彼らのおやつはおもしろい。全員がそうではないが、まず、ウエストポーチというものをつけていない。その代替として、ベルトのようなもので、いろいろなものが、そのベルトにくっつけられるような仕組みのものを愛用している人が多かった。そのベルト状のものに、ジップロックのようなビニール袋に入ったクッキーをくっつけているのだ。しかも、そのクッキーはかなりの量である。ジップロックに入っているのだから、中身は丸見えである。それを、歩きながらぼりぼり食べて、合間にこれまたベルトにくっつけてあるペットボトルの水分を取っているのだ。しかも食べながら歌っていたりするのだから、かなりのツワモノだ。いったい、これはマラソンなのか、何なのか。彼らの近くに来る度に、疑問と希望が交錯するような感覚であった。そうこうしているうちに、ちょうどカハラの辺りまでやってきて、復路の人達とのすれ違いの道が終了した。この間、芸能人か谷川選手が復路を通ったようで、カメラと共に去っていった数人のグループがあったが、囲まれていたため、誰だかさっぱりわからなかった。残念。ちょうどその分岐点の所にエイドステーションが有り、コスプレ風サンタの衣装を着た女の子２人組みが立っていた。日本の旅行会社の応援だったようだ。なんだかな～と、思いながら、通り過ぎた。このエイドステーション付近で、持ってきたカロリーメイトをようやく食べた。だんなが、「カロリーメイトがこんなにおいしく感じるなんて・・・」と言っていた。かなりお腹が空いていたようだ。確かに、私もカロリーメイトがすごくおいしく感じた。その後、上り坂が続き、結構みんなばて気味でゆっくり歩いていく。途中、西川ヘレンさんと月亭八方さんのグループを追い越し、その後、トミーズ雅さん一家を抜いた。トミーズ雅さん達はずいぶん楽しそうに歩いていた。一家でみんなでゴールを目指すっていうのも、いいなあ～、と思ったりした。次回へ続く。

  Jan 8, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（８）

  ゴール付近でのにぎやかな歓声を頭の後ろの方に恨めしく聞きながら、私達はダイヤモンドヘッド方向の上り坂を登っていく。この上り坂、途中から復路のランナーとすれ違うようになっている。左斜線を往路、右斜線を復路のランナーが走り、その中央はテープが張られお互いに進入できないようになっている。（復路の人が往路に侵入することは考えられないが）そのテープは、たくさんボランティアによって等間隔で支えられているのだ。今回、マラソンのボランティアには本当に頭の下がる思いであった。この中央分離帯のボランティアは、老若男女、おばちゃん、おじちゃん、おにいさん、おねえさん、はたまた、ぼっちゃん、じょうちゃん、すべてがボランティアしていた。ボランティアに「がんばれ～」とか「もうちょっと～」とか言われて、即座に走り出す人もいたし、ボランティアに声をかけられて、握手を求めていた日本人のおばちゃんもいたし、本当にボランティアの人なくしては、成立しない大会だと思った。そんな中、復路のランナー達は本当にすごい。私が言うのもなんだが、これがマラソンだ！という感じがした。ランシャツにランパン、全身汗だくになりながら、最後のスパートをかける。鬼気迫るものがあった。それにひきかえ、私達といったら、どんなにやっても散歩の域を超えない。本格ランナーからみれば、「超ふざけた人達」ということになっているだろう。本格ランナーからしてみれば、こんなのんびり散歩している人達と同じ大会に出た、とは恥ずかしくていえない、と思っているかも・・・次回に続く

  Jan 6, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（７）

  そうこうしているうちに、なんと遠くの山の上の方が白んできているではないか！！！まだワイキキにも到達していないのに！！！にわかに焦り始める私。しかし、どうすることもできない。ただ、ひたすら歩き続けるのみである。ワイキキに入ってすぐぐらいで、再度だんながトイレに行きたい、と言い出した。エイドステーションもないし、まだ早朝だし、どこかのホテルに入って１Ｆのお手洗いでも借りないといけないかしら、と思っていたところ、ガソリンスタンドに併設されているコンビニ風の売店の中に、マラソン途中のおばちゃんが並んでいるのを発見。「トイレだ！」と確信して、だんなとそのコンビニに直行。無愛想な店員を尻目に、私とだんなはトイレを済ませ安心した。このお店にはちょっとしたお菓子がいろいろ売ってあった。カロリーメイトだけしか持参していないわたしたちは、チョコレート（ハーシーズのクッキーアンドクリームの板チョコ）を購入した。トイレだけ済ませて出て行くだろうと思われていたに違いない私達が、思いがけずチョコを購入したので、無愛想な店員も苦笑い。私達も義理は果たした？ような気がして安心した。もう、この頃にはすっかり夜も明けて、明るくなってきてた。歩道で応援している人達の顔もはっきりと見ることができる。早朝のワイキキは人通りもなく、がらんとしているが、そこここに応援の人がいて、声援を送ってくれる。しかし、悲しいかな、私達の周囲で歩いている人達は、ほとんどが「レースデイウォーク」に参加している歩き専門の人達である。マラソン出場で歩いている人の割合が急激に低くなっていたのだ。歩きながら人を追い越す度に、ちらっとゼッケンを見る。歩き専門の人達は黄色のゼッケン、マラソンの人達は白いゼッケンだ。あ、また黄色、あ、こっちも黄色、と愕然しながら、ひたすら海沿いの道を歩いた。私達も人のことは言えないが、ワイキキに入ってからレース中に店に入って物を購入している人を何人か見かけた。ちなみにワイキキには２４時間営業のジャックインザボックスを初め、他のファーストフード店も軒並み早朝５時半ぐらいから営業しているので、私達がワイキキを通過する時間には、もちろんお店は開いている。おもむろに歩道に入ったので、どうしたんだ～？と思ったら、マクドナルドに入って行ったランナーがいたのでぎょっとしたが、既にその人の前に数人ランナーが店内に並んでいたので、更にぎょっとした。みんな何買うんだ？まさかパンケーキセットじゃないよね？もうそろそろ、早朝アラモアナにむけて出発したカピオラニ公園だ。「レースディウォーク」の人達は、このカピオラニ公園で１０ＫＭの歩きがゴールになる。いい運動程度で、結構あっという間に終わる。ゴール付近では、たくさん人がいてにぎやかだ。私達はといえば、ここで最初の１０ＫＭを歩いた、ということになるが、あとまだ３０ＫＭ以上ある。楽しそうに歩いている人達は、右手方向にあるゴールに向かって道をそれていった。私達はまだまだ直進だ。そのレースデイウォークのゴールを過ぎたら、ほとんど人がいないことに気づいた。マラソンの人はとっくの昔にここの地点は通り過ぎているのだ。なんと私達は最初の１０ＫＭを歩くのに、２時間半ぐらいもかかってしまっていたのだ。人もまばらなはずである。その１０ＫＭを過ぎてから、最初のストレッチ休憩を取った。気は焦っているのだが、１０ＫＭでも歩けばやはり結構な距離である。ひざがちょっと痛くなってきていたし、だんなの方も体をほぐしておきたいと思ったのであろう。２人で歩道の脇にある芝生のようなところで、ストレッチを行った。ストレッチをしながら、横目でちらちらと道路を見ると、まばらではあるが、まだランナーはいるらしく、ぽつぽつと私達の横を通過していくのが見えた。ストレッチ休憩をしながら、先程ガソリンスタンド横のコンビニで購入したチョコレートを食べる。なんだか妙においしい。朝、送迎バスに乗る前にもらったペットボトルの水も飲み、休憩終了。また、歩き始めることにした。カピオラニ公園の周囲を回って、ダイヤモンドヘッド方面の上り坂に向かう地点で、既にゴール付近がにぎやかに盛り上がっている。がーーーーん、もう、マラソン、ゴールする人がいるんだ～。姿は見えなかったが、既に１０ＫＭ通過時点で２時間半なんだから、速いランナーはゴールしてもおかしくないタイムである。自分達のあまりののんびりペースにかなり動揺しながら、坂道を登り始めた私達であった。次回へ続く。

  Jan 4, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（６）

  スタートしてからしばらくは快調にだんなと歩き続けた。早朝のハワイは思ったよりも寒く、なかなか体が温まらない。ダウンタウン辺りで、ある１軒のレストランのようなところに来たとき、周囲の人達が数人、その敷地内に駆け込んで行った。レストランには明かりがついてはいたが、営業しているという訳ではなさそうであった。多分、その敷地の中にお手洗いがあるのであろう。用を足す為に入っていったようだった。そういう光景を見てしまうと、こちらもお手洗いに行きたい気分になってくる。自分も行っておいた方がいいだろうか、、、どうしようか、、、と迷いながら、とりあえずはそこは通過しておいた。そのままもう少し歩き続け、ダウンタウンの折り返し地点のようなところまで差し掛かった時、ある１軒のイギリス風パブのようなお店に、周りを歩いていた外国人のマンボウさん３人衆が駆け込んだ。おっと、ここは間違えなくお手洗いだ！と思い、すかさず私もだんなと一緒にそのパブに入る。そうすると、レディース用にもジェントルマン用にも７～８人程度の女性が並んでいた。いちよう私はレディースに並び、だんなはしょうがない、女性の間ではあるがジェントルマンの方の列に渋々並ぶ。結構おかしい。ほかに男性の姿はなく、うちのだんなだけがばつの悪そうな顔をして、女性の間に並んでいたのだ。見るに見かねた、そのパブの従業員がうちのだんなを呼んで、従業員用の裏にあるお手洗いを貸してくれた。だんなはすぐ用が済み、店の外で私を待つことになった。しかし、私のほうは、外国人のマンボウさんの後ろに並んでしまい、全然順番が回って来ない。しょうがないので、並び続けたが、あまりに回転が悪くていらいらした。結局トイレはレディースの方には２つしかなかったということが分かった。回転が悪くても当然だった。ようやくトイレが済んで表に出ると、そのパブの従業員達が表で飴だのを配っていたようだった。そこでは何ももらわなかったが、結構その店の辺りはにぎやかだった。マラソンを走ったから分かったのだが、店を挙げてマラソンを応援する！というボランティア精神あふれるお店が何軒かあり、このパブのようにお手洗いを開放しているのも、その一環だと思われる。もしかすると、ボランティアマップというのがあったりしたのであろうか・・・？私は外国人のマンボウさんにくっついてそのパブに入って行ったが、そのマンボウさん達は全く迷わず、その店に直行していた。まあ、なぜマンボウさん達がそのことを知っていたのか、真相は不明のままだ。その他にも日本人にもおなじみの「牛角」ではお手洗いだけではなく、ビールも配られていたようだった。さすがに４２ＫＭをこれから走る身で、ビールを飲んでしまうと後が怖いのでいただきませんでしたが・・・。そうそう、カピオラニ公園横の無料送迎バスに並ぶ前に、角のスタバ前で５００ＭＬのミネラルウオーターのペットボトルが無料でもらえた。スタートした後でちょっとずつ飲んで、この水はずいぶん助かった。確か紙コップでのコーヒーももらえたような気がするが、なにぶんトイレのことが気になって、さすがにもらわなかったが。パブでトイレを借りてすっきりしたところで、また歩き始める。いちよう常夏のハワイとはいえ、１２月はクリスマスシーズン。建物にきらきらとクリスマスの飾りつけをしてあるところもある。気分的にあまり寒くないのでクリスマスだ～！という盛り上がりはないが、飾りつけが派手でかわいかったりするので、またしても記念撮影などしたりする。周囲も結構写真を撮りまくっている。そうこうしているうちに、第一回目のエイドステーションのところまでやってきた。やっぱり初めてのエイドステーションだったので、いちよう水をもらって少し飲む。既にかなりの人がそこを通過した後なので、辺りは水びだし、コップが散乱しまくりで、エイドステーションってこんななんだ～と驚く。テレビのマラソン中継では、ランナーは各個人のスペシャルドリンクを自分の専用ホルダーに入れて、それを走りながら取っているのを目にする。飲み終わったら道路脇にポイっとしているが、そういうホルダーは係員がきっと拾っているのだろう。道路に飲み終わったホルダーが散乱する、なんてことは聞いたことが無い。しかも、テレビ中継ではあまり下位の選手のところまで中継はしていないので、ホルダーを使用していなかったりする選手用の紙コップがこんな風になっている様子は放映されないし、また夢にも思っていなかった。しょうがない、お片づけはボランティアさん達にまかせて、とりあえず、道路に捨てられた紙コップで滑らないように気をつけながら、そこを通過した。次回に続く。

  Jan 3, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（５）

  さて、マラソン初参加の私達夫婦は４２．１９５KMを歩ききることを目標にしていたので、予想完走（完歩）タイムはだいたい８時間ぐらいだと考えていた。知り合いから聞いて、ホノルルマラソンでは目標タイム別にスタート位置が違うということは知っていたので、当然後ろの方に並ぶ。６時間以上、という旗の下のところだ。出発前にチェックしたＨＰで、スタートしてから全く走らないくせに、目標タイムが早いエリアに並んでいる人がいてムカつく、というのを読んで、おこがましく前の方に並んではいけない！と思い、ちゃんと後ろの方へ。しかし、前の方には、こりゃ明らかに走れんだろう、っていうような巨漢の方々のグループが・・・ま、目標タイムを自己申告して、それで出欠確認する訳でもないし、これは致し方ない。スタート前、司会のような人たちのいろいろなアナウンスや国歌斉唱、スポンサーのお言葉などなど、開会式まがいの放送が近くのスピーカーから大音響で流れていた。しかし、その開会式がどこで行われているのか、私の位置からでは全くうかがい知ることは出来なかった。また、スタート前なので微妙に緊張していて、あまり熱心に聴いてはいなかった。ただ、アラモアナ公園内でやっているのだろうなということはわかっていたが、アラモアナ公園内には仮設トイレがあり、そこにかなりの人が行列しているのが見えた。あまり見ているとトイレに行きたくなりそうでいやだったので、敢えてあまり見ないようにしていた。そして、スタート。華やかな花火が打ちあがり、お祭りかディズニーランドの雰囲気。私もだんなと記念に写真を撮りあったりした。マラソンのスタートとは思えない記念写真の嵐。それもそのはず。私達のいた目標タイム６時間以上のエリアと本物のスタート地点とは、かなり離れている。そのため、一番前の人がスタートした後、私達が動き始めるまでも結構かかるのである。当然、本物のスタート地点に到着するまでの所要時間もかなりなものなのだ。さすが、６時間以上のエリアの人々は、おっとり系（？）が多く、動き始めてものんびりムード。私達もあまり走る予定が無いので、道路の右端をお散歩気分。ウォークマンを聞きながら歩道をすたすた一人で歩く女の子や、陽気に大声で話しながら歩くかなり横に大きい外国人女性のグループ（今後、この方々を「マンボウさん」と呼ばせて頂きます。）に囲まれてだんなと一緒に道路の右端を歩き始めた。しばらく歩くと、ようやく「START」という横断幕が見え、「あ～、ここがスタートだったのか」と確認。６時間以上のエリアとは多分１ＫＭぐらい離れていたのではないかと思う。スタートの横断幕を超えてから、中には走り始める人もいたが（マラソンなので走るのは当然だが）私達の周囲では歩く人がかなり多かった。だんなと私は、カピオラニ公園からの送迎バスを利用してアラモアナに到着して、その後、ほとんど間が無くスタート時間を迎えてしまった。従って、ちょっとしたストレッチ程度の準備体操しかしておらず、だんなも私も、まだ体も温まっていなかった。出場者は自分のホテルからアップも兼ねて、歩いてアラモアナまでやってくる、というのをチェックしたＨＰで読んではいたが、完歩予定の私達は、無駄に体力消耗する必要はない、ということで、送迎バスを利用したのだった。従って、バスの冷房にもあたってしまい、私達はひえひえ状態でゴミ袋ポンチョを着用したまま歩き始めた。アラモアナ地点のスタートを出発した後、アロハタワーマーケットプレイス方面に向かい、ダウンタウンのあたりでワイキキ方面に引き返すというようなルートになっている。スタート時間は５時なので、あたりはまだ真っ暗。通りはマラソン用に封鎖されてあるようで、ランナーは通りいっぱいになって走って（歩いて）いる。所々に、警備の警察官らしき人がいたりするのだが、中には楽しい人もいて、停めてあるパトカーのドアを全開にしてカーラジオか何かから音楽を大音響で流していたりする。当の婦人警官もパトカーの前で大きなゼスチャーで踊るように応援している。またそれを見た外国人のマンボウさんたちが、その婦人警官に声をかけている。のりのりだ！！！いや～、アメリカっぽい、と思いながら通り過ぎた。こういう光景を見て、あ～、ホノルルマラソンに出てるんだ～、と改めて実感してきたのだった。次回に続く。

  Jan 2, 2005

• ホノルルマラソン　完歩報告（４）

  ところで、マラソン時に持ち物はどうするのか。シリアスランナーは、当然必要最低限のものしか持たないであろうから、ランパンなぞのポケットに入れる程度であろうが、７時間も８時間もの長丁場を予想している自分達は、さすがに何も持たずに臨むことはできない。出発前にチェックした限り、結構持ちものが発生することがわかったので、ウエストポーチを購入していた。マラソン当日、そのウエストポーチには、現金２０ドル程度、薬など（頭痛薬、絆創膏、エアサロンパス）カロリーメイト１箱、日焼け止め、デジカメ、写るんです、各１つづつ、マラソンコースの詳細が記入してある地図、ティッシュ、ホテルの鍵、以上を入れて持っていった。カロリーメイトは、途中お腹がすいたら食べる用に。でも、走る前はそんなにお腹なんてすかないだろうと思って、持って行くのはどうしようかと悩んだ。が、やはり、長丁場。朝起きてからもかなりの時間が経過しているため、途中のおやつはやはり必要。日焼け止めは、１回、重ねづけしたが、マラソン中はそれどころではなく、あまり塗れなかった。結果、結構日焼けしてしまっていた。カメラは私のような徒歩が主体のランナーには必需品。いろんなところで写真を撮っておくと、思い出になる。写るんですは軽くていいが、やっぱりデジカメの方が写りはきれい。ティッシュは忘れずに持っていかないと！！！！途中のトイレにはトイレットペーパーが無い場合もあるので。エアサロンパスは、ハワイで急遽購入し持って行ったが、結局あまり使わなかった。マラソン中の足の痛みには、エイドステーションで渡される冷たい水を含んだスポンジで冷やすのが一番。荷物になるので、エアサロンパスは持ち歩く必要なし。現金は何かの時に、と思って持っていったが、マラソン完走後、ホテルに帰る前にご飯を食べて帰ったので、その際使用。完走後、すぐ部屋に帰るのなら、必要なし。私達夫婦は、上記のものを入れたウエストポーチを付けて、マラソンを走ったのであるが、みんなは様々なものを持って走っていた。スーパーでもらう白いビニールを手に持っている人や、普通に買い物した時にもらう紙の手提げを持ってる人、ナイキショップで何かを購入したときに入れてもらうビニール袋をそのまま肩からかけている人、もう千差万別。結構、そういうのを見てるだけでも笑えた。ホノルルマラソンには、仮装して走る人が結構いるのだが、これが走ってはじめてわかったのだが、かなり大変なことなのだ。仮装の人は通常の人よりもかなりの体力を消耗しているはずである。今回私が見た仮装の人は、まず、ドラえもん。これは着ぐるみではなく、頭から布をかぶっている状態で、体の回りにはワイヤーがあり、ドラえもんの太った感じを出している。走るのはかなり大変そうだった。あとは、ぴかちゅうとサンタ。これは複数目撃。ムームーを着た女性もいたし、タキシードにウエディングドレスのカップルもいたようだ。走る人に負けず劣らず、沿道の応援の人たちも仮装しているので、結構楽しい。トナカイの角をつけたおばあさんがいたり、大学？のチアリーダーがミニスカートでぼんぼん持って踊っていたり、もちろん季節柄、サンタになって応援している人もいた。みんな思い思いに、イベントを楽しんでいるといった感じだ。応援の人の話はさておき、ひとまず、私達は、仮装している余裕などなく、ゴミ袋ポンチョをかぶってスタートの時間までを緊張しながら過ごしていた。

  Dec 31, 2004

• ホノルルマラソン　完歩報告（３）

  前述の通り、ホノルルマラソンのスタート時間は、早朝５時である。そこから逆算すると、遅くとも夜中の２時頃には起きて準備をし始めなくてはならない。私は、予定通り夜中の２時に目覚ましをセットし、起きていきなり泊まっていたコンドミニアムのダイニングで、鮭のおむすびを食べて炭水化物の補給をしたのだが、食べながら窓の外を見て、ぎょっとした。私が泊まったのは、カピオラニ公園の近くで、クヒオ通りをアラワイ運河方面に曲がってすぐのコンドミニアムだったのだが、窓からはワイキキビーチやクヒオ通りが望めるいわゆるパーシャルオーシャンビューの部屋だ。まだ真夜中の部屋の窓から階下の通りを見ると、通りを埋め尽くさんばかりのバスが列を成して並んでいる。本当に歩道と車道の境が見えるところは無く、よくここまでバスが集結しているなと、ある意味感心するぐらいであった。そのバスの合間を縫って、そこここのホテル、或いはコンドミニアムからランナー達が用意周到、万全の体制を整えて出陣してくる。しかし、ランナーが個人で活動しているのは稀で、大抵が数人から十数人で行動している。その為、真夜中の彼らの出陣は、さながら、真っ暗闇の台所でゴキブリほいほいの合間を縫ってうごめくゴキブリの軍団のようであった。私が鮭のおむすびを食べている間も、数え切れないほどのゴキブリ、いえいえ、ランナー達が、スタート地点を目指して活動し始めていた。さて、私のレース前の最大の関心事といえば、お手洗いのことを置いて他にはあるまい。日本出発の前に幾つかのホノルルマラソン関係のホームページをチェックしたが、やはりそこでもお手洗いのことは話題に出ていた。チェックしたホームページに拠ると、お手洗いは長蛇の列になっている場合が多いとのこと。しかも、ダイヤモンドヘッドを過ぎてフリーウエイに入ってからはお手洗いはかなりの区間存在しない為、その前に必ずお手洗いを済ませておかなくてはならない、等等、様々な情報を入手していた。当初からかなりの長丁場と予想していたので、その間トイレに行かない、ということはあり得ない。しかし、なるべくトイレに行くのは控えたい、というのが頭にあった。従って、緊張のせいもあるが、夜中の２時に起きて、３時１５分過ぎに部屋を出るまでに、数え切れないぐらいトイレに行った。出る出ないに関わらず、トイレに座らないと落ち着かない、という状況であった。それに引き換え、だんなの方は能天気で、私よりも３０分も遅く起きた上に、鮭とツナのおむすびに加え、バナナまでのんびり食べていた。恐るべし。真夜中に朝食を食べ、着替えを済ませる。私は寒がりだし、日焼けも気になるのでブルーの丸首長袖Tシャツに、紺色の膝丈の短パン、だんなは白のランニングに、デューク更家ばりに膝丈スパッツといういでたちである。胸のところに安全ピンでゼッケンを留めて、帽子もかぶり、計測用チップの付いたランニングシューズをはけば完璧である。しかし、常夏のハワイとはいえ、真夜中は気温が低い。さすがのだんなもランニング１枚でちょっと耐えられない。そこで、だんなの友人から聞いていた「ゴミ袋ポンチョ」を作成し、着用した。「ゴミ袋ポンチョ」は、透明の４０Lとかの大きいゴミ袋を首と腕が通るように切り、ゼッケンの付いたシャツの上からかぶるのである。走り出して体が温まれば、そのゴミ袋は捨てればよい。何ともホームレスの裏技のような知恵である。だんなはそのゴミ袋ポンチョを部屋から既に着用していたが、実際、見るとかなり妙な感じである。しかし彼はお構いなしで闊歩し、ホテルのエレベーターに乗ってしまった。実は、こんなやる気満々の格好で部屋から出発するのは、かなり気恥ずかしかったのだが、エレベーターに乗って安心した。満員のエレベーターの中は、負けるとも劣らずのやる気満々ランナー達の集団だったからだ。３時１５分過ぎ頃、ホテルの部屋を出発した私達は、スタート地点のアラモアナまでの無料送迎バスの発着場所であるカピオラニ公園横の動物園の駐車場を目指して歩き始めた。私が２時頃部屋の窓から目撃した無数のバスは、この無料送迎バスが近隣で待機しているものであった。私達が部屋を出発する時間には、既にその待機バスはすべてが出払った状態になっていた。この無料送迎バスは２時からの運行であったので、私達が出発する頃には既に１時間以上が経過していたのだが、この送迎バスを待つ人はかなり多く、列の最後尾は、ワイキキビーチ手前で曲がって、ダイヤモンドヘッド方向にまで伸びていた。私達もバスに乗れたのは、午前四時を過ぎていたはずである。スタートに間に合わないかも・・・と内心焦ってしまっていた。しかも、乗ったバスの女性運転手が道を間違え、スタート地点近くに乗り入れられない事態に。結局、方向転換するべく近隣を１周まわってようやく到着。ふぅ。既に４時半を過ぎていた。それにしても、待っていた人達は全員スタート前までにアラモアナに到着できたのであろうか。どうだったのかちょっと興味ある。それはさておき、このバスがすごい。ホノルル中のバスを借りたのか、様々なバスが続々とやってくる。中には黄色いスクールバスまで来るのだから面白い。ちなみに私は普通の観光用のバスに乗りました。。。次回に続く。

  Dec 30, 2004

• ホノルルマラソン　完歩報告（２）

  私の会社の同期でマラソンにはまっている人がいるのだが、彼女曰く、試合前、ランナー達は炭水化物中心の食事を取りエネルギーを蓄えるのだそうな。確かにテレビのマラソン中継などを見ていると、走る前におにぎりを食べただの、お餅を食べただの、言っている。この炭水化物を食べるという一種の食事制限は、どうも名前が付いているらしいのだが、聞いたときは全く興味が無いため、すっかり忘れてしまった。まあ、それはさておき、マラソンの知識ゼロの私はいちよう幾つかのホームページをチェックしてマラソンに備えることにした。そのうちの１つがこのレース前の炭水化物摂取である。今回はコンドミニアムに泊まったので、お米を日本から持参して行った。２合を２セット。１セット目は既にステーキと一緒に胃袋の中に入ってしまった。もう１セットをマラソン前日の夕食に食べることにした。問題はおかずである。ステーキ以外で何か食べたいものはないか、とだんなに聞いたところ、カレーとのこと。でも、ハワイでカレーを煮込むのも何だし、ということで却下して、私の一存で麻婆豆腐にすることにした。まあ、日本から豆板醤だのテンメンジャンだのは持って行っていないので、cook doにお世話になることにした。もちろんダイエーに売っているのは既にチェック済みである。日本ではあまりｃook doを使っていないので、勘違いしていたのだが、これにはひき肉が入っていない。このことをすっかり忘れひき肉を買っていなかった。部屋に帰っていざ料理をすおる段になって、cook doにひき肉が入ってないことに気づき呆然。今更買いに行く訳にも行かず、ひき肉無しのなんともクリーミー（？）な一皿になってしまった。しかも、豆腐が・・・現地で作ったと思われる豆腐を買ったのだが、英語表記で「soft」というのを買ったのだが、どうも絹ごしよりも更にやわらかい。プリンのようなふるふる感。フライパンに入れると、ほろほろと崩れてしまった。合掌。麻婆豆腐の出来はいまいちだったが、これをおかずに、昼食で食べた韓国料理屋で食べきれずに持ち帰ったキムチを付け合せに、ご飯を食べた。ちゃんと炭水化物摂取の夕食メニューである。夕食は、６時過ぎに食べ終わり、早速明日のマラソンの準備をして、そそくさと寝る。マラソンのスタート時間は、早朝５時。スタートの３０分前にはスタート地点に来なくてはならないということなので、３時半にはホテルを出なくてはならないであろう。ということは、２時過ぎには起きないといけない。早く寝ないとその時間には起きられない。２時過ぎに起きてから、やはり炭水化物を摂取してレースに臨まなくてはならない。ということで、昼間におむすびを購入しておいた。だんなに何のおむすびがいいか聞くと、鮭とツナがいいという。ABCに買いに行くと、おむすびコーナーのところで店員がプラスチックケースいっぱいのおむすびをコーナーに並べている真っ最中であった。ワイキキに来ている１５０００人の日本人用のおむすびか～と思うと、稼ぎ時だわね、と納得。しかし、具を確認すると、梅、おかか、こんぶの３種類。だんなのリクエストのものがないので、違うABCへ。次の店を見てみると鮭とツナがあったので、迷わず購入。ABCでも店によって品揃えも違うようだ。ちなみにこの２件目のABCでは納豆巻きも売っていた。目覚まし時計が２時に鳴り、起きていきなり鮭のおむすびを食べる。なんか変な感じだ。あまりおいしいお米ではないが、しょうがない。これで炭水化物をきちんと摂取したという満足感に浸る。しかし、これで本当にエネルギーが蓄えられたのかどうかというところは疑問である。次回に続く。

  Dec 29, 2004

• ホノルルマラソン完歩報告！（１）

  ご報告遅くなりました。１２月１２日（日）に開催されましたホノルルマラソンに出場してきました。４２．１９５ｋｍ、無事完歩いたしました！！！！タイムは、７時間３０分。いや～、良かった、良かった。今回のマラソン参加者は約２５，０００人。そのうち１５，０００が日本人、残りの１万人の内、アメリカ人が約９０００人、あとカナダ人が約３００人程度で、参加者はこの３カ国でほぼ占められています。私がハワイに着いたのは、１２月８日（水）。この日から現地にてゼッケン、及び靴に付けるチップ（タイム計測用）の受け渡しが始まり、私たちは空港からレンタカーを借りて、まずその受け渡し会場となるコンベンションセンターへ。といっても、まだ受け渡し初日の午前中なので、人はまばら。スムーズにゼッケンをもらい、いろんなマラソン関係のブースを冷やかして、すぐに会場を後に。８日は、時差ぼけがひどく、１３時過ぎにホテルに入り、荷物の整理やらシャワーやらを浴びてしばらくするともう夕方。早めに夕食を近くのイタリアンで食べて、ホテルに戻ってテイクアウトしたケーキとコーヒーをいただいたら、あっという間にお休みtime。体が動きませんでした。翌日、朝目覚まし時計が鳴って５時に起きたが、辺りは真っ暗。でも、時差ぼけの影響で結構すっきりと目が覚めてしまっていた。朝食の準備をしていないので、ひとまず外に買いに行くことに。結構朝は寒い。長袖でないと耐えられない。真っ暗でも、結構人が歩いていて怖くないし、なんと海沿いの道には、たくさんのランナーが・・・。日本から集団でやってきたと思われる走友会もどきの方々が、ばりばりのランナー服で早朝練習に励んでおられる。やっぱりホノルルマラソンなんだ～、と完歩希望の自分としては、ばつの悪い気持ちになる。まあ、今更どうしようもないので、朝食を買ってしまおう、と目指すバーガーキングにやってきたが、まだ開いていない。マクドナルドにも行ってみたが、まだ開いていない。むむむ？どうもおかしい。昨日空港に着いた時、アナウンスされた現地時間に時計を合わせたはずなのだが、部屋に付いている時計と時間が合っていなかったので、昨晩、部屋の時計に合わせて、自分の腕時計を変えていたのだ。・・・ということは、私は５時に起きたつもりだったのだが、どうも４時過ぎに起きていたようだ。嗚呼、なんてこと。まだ５時にもなっていないなんて。しょうがないので、２４時間営業のジャックインザボックスで朝食メニューを購入し、部屋に戻ってようやく朝食。うーん、早起きだわ。まだ外は真っ暗だ。９日の朝から３日間、朝ご飯を食べてから、アラワイ運河沿いの遊歩道みたいなところをアラモアナまで散歩して、また歩いてカピオラニ公園まで戻り、ストレッチする、というのを続けた。約５．５ｋｍぐらいである。毎日毎日続々とランナーがワイキキに集結しているようで、日に日にランナーが増えてくる。中には、「このおばあさん、大丈夫なの？」というようなお年寄りが、走っていたりして結構驚く。しかし、そんなおばあさんでも私たちの歩く速度よりも早く走っていて、ちょっと悲しくなる。でも、まあ、私たちは完歩なのだからと、言い聞かせ、周りは気にしないことにした。やはり日本からのランナーは私たちのような個人参加よりも、マラソンツアーや、走友会主催のグループ参加が多いようで、カピオラニ公園でストレッチしていても、集団で早朝練習している日本人が多かった。おそろいのtシャツや、名前のステッカーなんかを作っていたり、ツアー主催のイベントがあったりと、ツアー参加でもなかなかメリットがありそうだ。ただ、やはり個人参加の自由きままさを味わってしまうと、なかなかツアーに参加する気持ちにならないのが現状である。１２日のマラソンまで、朝の散歩＆ストレッチ以外は本当に通常の観光旅行と同じように過ごした。８日は、特になにもできなかったが、９日は買い物、１０日はレンタカーでノースの方までドライブ、１１日はマラソン前日なので買い物と近くをぶらぶら程度。まあ、のんびりするということが１番の目的なので、こんなもんかな、という感じ。今回はコンドミニアムに泊まったので、現地のスーパーで食料品を買って料理するのが、１つの目的だったのだが、これがまた楽しい。何かと話題のダイエーがあるのだが、ここがすごい。日本のものが何不自由なく揃う上に、アメリカンなものもある。滞在中、３回ぐらいやってきて、いろんなものを買い込んだ。まず、第一の目標は、ステーキ。日本でステーキなんて食べないので値段の相場もわからないが、ダイエーで巨大なステーキ肉が２枚入って８ドルぐらいのものを購入。部屋に帰って、早速ハワイアンソルトをまぶしてフライパンで焼く。うーむ。美味。しかし、この肉はかなりの大きさで、フライパンからはみ出してしまったので、２回目に購入した時は（！？）少し小ぶりの肉にした。やはり美味。日本に戻ってスーパーでステーキ肉の値段を見てびっくり。やっぱり日本は高いのね。しょっぼい肉がちま～っと入ったパックが１０００円以上。うーむ。日本では、ステーキは食べられないかも（笑）とにかく、アメリカンな肉売り場、見てるだけでも楽しいです。（１）はこの辺で。次回へ続く・・・

  Dec 26, 2004

• ホノルルへの道７

  いよいよ１２月８日にホノルルマラソンに向けて出発だ！とはいえ、まだ、その前に片付けなくてはいけない仕事が山盛りだけど。今回のホノルルマラソンへは、ノースウエスト航空のためたマイルで行く。宿泊はコンドミニアム。ワイキキバニアン。キッチンがついているということなので、スーパーで食材を買って何か料理してみようと思っている。まずはお肉かな？（笑）マラソンの方は、別にタイムを目指している訳ではないので、いちよう完歩を目指してがんばろうと思っている。いろんな人と話すチャンスもあるかもしれないので、それも楽しみ。ひとまず、行くまでに体調を崩さないように気をつけないと。あー、なんだか出発の日が近くなってきて、ちょっと緊張～。

  Nov 29, 2004

• ホノルルへの道６

  先週末、ホノルルマラソン完歩の為、予行演習としてウォーキングをした。横浜青葉区の自宅から江ノ島までだいたい４０ｋｍ。完歩を目指して出発。最初の２時間ぐらいは快調だったのだが、その後がっくりしてしまい、ペースは全く上がらず。足とか腰とか、どこが痛いんだかわからないぐらい、いろんなところが痛くなってきた。朝９時過ぎに出発してからお昼過ぎまで何も食べずにあるきつづけるとさすがにお腹がすく。しょうがないので、マクドナルドでチーズバーガーのセットを購入し、お腹に入れる。だんながこんなにおいしいチーズバーガーを食べるのは初めてというほどお腹がすいていたのであった。結局、藤沢の長後というところまで歩いてギブアップ。約２５kmぐらい歩いた。しかし、この距離でへばっているようだと、本番はどうなることやら。大丈夫かしら。心配。

  Nov 25, 2004

• 肉まんには・・・？

  ２１時まで残業して家に帰ったら２２時１５分頃。料理をする気にもならず、家に買い置きしておいた、ジャジャ麺を作って食べた。お酒ぐらい飲まないとやってらんない、と思ってワインも開けちゃいました。あはは。ジャジャ麺食べたけど、お腹がいっぱいにならなかったので、冷凍しておいた肉まんをあっためて食べた。肉まんに、私はソースをかけて食べます。でも、これって邪道？何かけて食べるのが正統派なのかしら。

  Nov 16, 2004

• ホノルルへの道５

  風邪をひいてしまった。先週末からずっと風邪で体がだるく、咳も鼻も出る。秋雨前線停滞に相次ぐ台風の襲来で、すっかり朝のウォーキングをさぼってしまっていたところに、この風邪で、完全に早起きができない体になってしまった。そうこうしているうちに、すっかり辺りは秋から冬へ。６時頃はまだ日がでていなくて真っ暗という日もある。更に再来週から全社的にシステム改訂が行われることになっていて、会社では連日１０時、１１時まで残業続き。しかも、新システムが始まってみないと、うまくいくのかどうか分からないという暗中模索状態。ホノルルへの道は閉ざされてしまう、というか、自ら閉ざさねばならないかという気がして、毎日どうするべきか悩んでいた。先日、同じ室にいる派遣さんに急に「いつからお休みされる予定でしたっけ？」と言われ、’何で急にこんなこと聞くのかな’と思っていたら、その派遣さんも１２月末に会社が休みになるより前から休みたいらしいということが判明。彼女の口振りでは、どうも１２月２３日辺りから旅行に行く雰囲気だったので、なんだか私だけが旅行をキャンセルするのもばからしくなって、仕事がどうであろうとホノルルには行こう、という気になった。だって、もう今年の初めから飛行機も予約してあるし、ホテルだって予約済み。マラソンの申し込みも早割の段階で済ませて、あとは現地でゼッケンの引き替えをして走る（歩く）のみ。ここまですべて手配が済んでいて、行かないのはもったいない。やっぱり、行こう！！！問題なのは、トレーニングをしていないこと。ここのところの風邪で全くもって歩けなかったが、来週末こそは、予行演習として、７時間ウォーキングに臨まねば！！！風邪早く治して、頑張って歩くぞ！！！

  Nov 14, 2004

• 英語勉強しなくちゃ。。。

  先週の土曜日、友達の息子さんの２歳の誕生日会をやるというので、別の友人を誘って行ってきた。この誕生日会というのは、息子さんの誕生日にかこつけて、父母の友人達が集い、飲み食いするという、主旨から少しはずれた誕生日会である。主役の２歳の男の子は、文句なくかわいく、私と友人はミニカーをプレゼントに誕生日会の会場であるお店に駆けつけた。主役の男のこのお父さんはオーストラリア人で、私の以前の英語の先生である。当然、誕生日会にも彼の友人の外国人の方々が来ているはず・・・と思ったら、私が行ったら日本人のみ。。。あれっと思っていたら、何のことはない、外国人達は、私たちが行った後かなり経ってから集まってきた。やっぱり日本人と時間の感覚が違うのね、と妙に納得。人数が増えて来るに連れ、外国人が増えてきたので英語を使わないと会話が成り立たない、という状態になってきた。ここのところ、英語のレッスンも休んでいて、めっきり勉強していない私。一発奮起？して話してはみるものの、私が言ったことに対する相手の文章が聞き取れない・・・。何と言うことだ。がっくりしてしまった。しかし、英語を使うのは楽しい。会社で話すのは、周りがみんなよくできるので、気後れしてしまって、脂汗たらたらだけど、こういう会で話すのは、気楽でいい。しかも、英語の先生が多いので、基本的に日本人の英語もよく聞き取ってくれる。あー、もっとスムーズにいろんな話したいな～。もっと勉強しなくちゃな～。

  Oct 27, 2004

• ワイン飲みましょう！

  先週末の３連休、台風のさなか、長野県に旅行に行きました。今回の日程は、まず妹夫婦が住んでいる豊橋に行き、地元の老舗の鰻屋でひつまぶしを食べ、その後、妹夫婦と私たち夫婦で木曽駒が岳の宿へ。翌日、話題沸騰？の白骨温泉へ行き、３日目に豊橋経由で横浜に帰るという２泊３日の旅であった。この木曽駒ヶ岳の宿へ行くのは、３度目。必ず欠かさず行っているのが、塩尻の方にある、林農園の五一ワイン。ここのワインはとてもおいしい。何がどうおいしい、というのが説明できないのだが、なんだかわからないけど、おいしい。たいていのものには合う。守備範囲の広さと、クオリティの高さを兼ね備えた、かなり満足度の高いワインだ。今回も例に漏れず、押し掛けていった。まず、このワイナリーは無料テイスティングだが、お店の人がちゃんとガラスのワイングラスにちゃんと注いでくれる。しかも、接客態度が良い。うるさすぎず、あっさりしすぎず、いいあんばいで接してくれる。今回も５，６種類ぐらいを試して、そのうち２本を買った。帰ってすぐに、メルロの１本を開けてしゃぶしゃぶと一緒に飲んだ。本当に優雅な気分にさせてくれるワインである。気持ちも豊かになるようなワインであった。もう１本のシャルドネを今日開けた。野菜たっぷりのサーモンが入ったタイカレー。何故かすごく合う。しっかり２人で１本開けて、いい気分になった。このシャルドネもおいしかった。香りもかぐわしく口当たりも柔らかく、刺激的なタイカレーと相まってとてもいい感じであった。日本のワインに関する本や記事をここのところ何度か目にしているが、本当に日本のワインの底力を感じる。私はワインに詳しくないし味に対しても素人であるが、日本のワインも捨てたもんじゃないというのは分かる。どんどん成長していっているのがわかる。世界中にワインの産地はたくさんあるが、日本にもワインの有名な産地があるなんて、知られていないはず。世界にもっと日本のワインを知ってもらいたい、知らせたい！と思ってしまった。日本魂だな（笑）頑張れニッポ！！！！

  Oct 17, 2004

• 安物買いの・・・

  いつも化粧品を買ってみるお店が、昨日今日の２日間限定で全品３割引のセールをやっていた。これは買うっきゃないと思って、意気込んで乗り込んだ。前から欲しかったパウダーファンデを購入することにした。家にある他のコンパクトに入れようと思って、レフィルだけを買うことに決めた。（せこっ）でも、コンパクトなんていくつあっても困るし、だから、レフィルと別売のパフを購入した。その化粧品のパンフレットを購入時にもらい帰りの電車で読んで愕然とした。別売のコンパクトにはパフが付いているのである。ということは、もう数百円だせば、パフ＆コンパクトが買えたのである。あ～、なんてこと。数百円のことなんだけど、すごい損した気分・・・。せっかく三割引だったのに喜びも半減だわ。。。

  Oct 5, 2004

• ホノルルへの道４

  先週木曜日と金曜日、法事があった為、山口に行った。そのため、早朝の散歩は数日お休みしてしまった。その他、お墓参りや何やらで連休も忙しく、疲れてしまって朝起きれなかった。さて、ホノルルマラソンの申し込みの第一次締め切りが１０月の末辺りに来る。ここまでに申し込みすると「早割」がある。しかし、まだ申し込んでいない。やっぱり、本当に出場できるのか、出場してもいいのか、心配だからだ。第一に、歩いてもいい、ということではあるが、最初から最後まで歩こうとしているのは、やっぱり無謀ではないか。何時間かかってもいい、ということにはなっているが、やはり限度もあるだろう。どのくらいの時間で完走（歩）できるのか、おおよそ体験しておかないとまずいような気がする。ということで、今週末に、マラソンと同等の距離を歩くことにした。どのくらいの時間でいけるのか、確認してみる。とはいえ、過去の出場者からの話によると、目標タイム別にスタート点が分かれていて、一番前のスタート地点に行くまで相当かかる（３０分程度）とのこと。従って、今回試走（歩）のタイムに３０分プラスしないといけないということだ。さあ、歩けるのかな？とりあえず頑張っていってみよう！！！

  Sep 22, 2004

• ホノルルへの道３

  ９月になってめっきり涼しくなった。朝は半袖だとちょっと肌寒いくらいだ。ここのところずっと続けている朝のウォーキング（途中ちょっとジョギング）もすっかり定着したが、気温がこれから下がっていくかと思うと気が重い。しかし、今は本当に気持ちのいい気候で、眠いながらも気持ちがうきうきしてくる。しかし、季節が移っていくのは、本当に早い。この前まで蝉がじゃんじゃん鳴いていたのが嘘のように、今は全く静かなものだ。しかも、鈴虫系のかわいらしい虫の音が控えめにりんりんと響く。数週間前とはうって変わって秋の朝になってしまった。さるすべりの花ももう今は咲いていない。ホノルルマラソンで完走するのは到底無理だと、自覚しているので、完歩出来るだけの体力を作ろうと、毎朝、少しずつ歩いたり走ったりしているのだが、あまり成果が上がっていない気がする。ダイエット効果もあると期待していたのだが、結局体重はほとんど変わっていない。体脂肪率も同様である。やはり、２０分程度のウォーキングでは効果がないのか？それとも、まだ効果が出るには期間が足りないのか。そうぐずぐず言っていても結局どうしようもないので、明日もこれに懲りず、またウォーキングをしようと思う。今日は１ヶ月ぶりに英語のレッスンがあったのだが、英語の上達も成果が見られず（努力してないから当たり前だが）がっくりした。朝のウォーキングの際、英語のＭＤを聞きながら歩こうかと検討中。Ｗの効果あるかしら・・・？

  Sep 7, 2004

• 夕方の手みやげ。

  会社には、毎日取引先の方がいらっしゃる。頻繁にいらっしゃる方もあれば、初めていらっしゃる方もいる。今日いらっしゃった方は、お顔すら拝見する前にお帰りになられたようで、どなたかわからなかったが、きっと昔からの取引先で、でもうちの会社に来るのは久々といったところか。接客途中で室長が席までわざわざ戻ってきて、「これ、いただいたから、配って」とおもむろに白いスーパーでもらうようなレジ袋を出した。その中には、オレンジ色の紙に包まれたものが・・・結構ずっしりと重いので、なんだろう？と思ったら、室長が「大福だって」と一言。おおお～、大福か。もう既に５時をまわっているこの時間から、大福か～。でも大福は日持ちしないし、せっかくの手みやげを食べない訳にもいかない・・・葛藤しながらオレンジの紙包みをあけると、そこには、、、白い粉をまとったあかちゃんの拳ほどの大きさの大福が、なんと１２個。・・・・さすがの私も言葉を失った。既におやつの時間までに、何かしらをつまんでいたりして、結構お腹はいっぱい状態。しかも、自分の室には全員で６人しかいない。しかも当の室長が甘いもの嫌いときている。どうすりゃいいんだ～。仕方なく、隣のチームの女性にお裾分けということでお配りしたのだけど、きっと迷惑だっただろう。隣は隣で、何かおやつが配られていたし。しかし、このいただいた大福は随分おいしかった。どうも作りたてを買ってきてくれたようで、持つとほんのり暖かかった。食べ応えのある皮に甘さ控えめのあんこ、しかもお豆がまた香ばしく食感もすばらしい、大福好きな人はきっとぺろっと食べてしまうことだろう。お店は文京区の「グンリンドウ」というところ。ここは有名店なのかしら？？？ひとまず、ダイエッターには苦しくそして魅惑的な手みやげでした。今日は何ｋｇ増加してしまったのだろうか。とりあえず、ごちそうさまでした。

  Aug 25, 2004

• 花火！！！

  昨日は二子玉の花火大会だった。川崎と世田谷が同じ日に同じ多摩川沿いで花火をやるのだが、今年は川崎だけだった。ダンナの後輩夫婦を誘って四人で花火。私は昨日は花火の前に出かけていたので、渋谷でフライドチキンを買って待ち合わせ場所に。５時半頃に多摩川の河川敷に着いたが、かなりの人が結集している。屋台もずらっと出ているし、浴衣の子がたくさんいる。お祭り気分が盛り上がって、いよいよという気持ちになってくる。後輩の奥さんがいろいろとつまむものを作ってきてくれて、みんなでビールで乾杯！！！周りも盛り上がって、風も涼しくて、いい気分。暗くなってきて、何やら放送で始まるというアナウンスが流れると、みんなでカウントダウン。勢いよく激しい花火が始まった。音が気持ちいい。座っている地面から響くような音もあるし、頭の上からじりじりと降ってくるような音もある。打ち上げられた時の口笛のような音もいいし、みんなの拍手や歓声も盛り上がる。宣伝文句ではないが、これが日本の夏という感じがする。ダンナも私も、やはり正統派の花火がいい。ばんばん連続してうち上がって、最後は柳のようにすーっと降ってくる花火が好きだ。今回は、その手の花火は３回ほどあったが、途中キャラクターものの花火や、星やハートといった形を楽しむものも随分あった。それなりに盛り上がるが、やっぱり正統派の花火の盛り上がりには勝てない。やっぱり正統派花火を見ると、すっきりする。花火の後は、後輩夫婦を自宅に呼んで飲み直し。ダンナはすっかり酔っぱらい、会社の嫌な上司のように説教していた。。。それにしても気になったのは、花火会場のトイレの少なさ。１００ｍ位の列が出来ていて、思う存分ビールが楽しめなかったのが残念だった。

  Aug 22, 2004

• 山口県出身

  アテネオリンピック出場の選手の中で、サッカーの田中達也、高松、柔道の阿武、バレーボールのめぐだか、かなだか、若い子、みんな私と同じ山口出身である。しかも田中達也は私と同じ中学卒業である。山口は田舎である。私が住んでいた頃は、民放のテレビは２つしかなかった。しかもテレビ番組は２週間ぐらい遅れて放映されていた。映画館も１つしかなくて、見たかった映画もこなかったし、洋服だって変なものしか売ってなかった。そんな何もない田舎から、こんなに才能ある人が何人も出ているなんて！！！自分は、山口出身ということを隠していた。それは、自分が山口を好きではなかったということがまず第一だが、やはり田舎者とは思われたくなかったというのが、最大の理由である。ただ、最近はその考えも変わってきた。会社に入ってから、同じ高校出身の人で東京に来ている人達の集まりというのがあり、みんなそれぞれに頑張っている同郷の人達と話したのがきっかけである。ささいな事だが、みんな山口出身ということを隠していなかった。田舎モンじゃないと経験してないことだっていっぱいあるし、田舎モンじゃないとわかってあげられない気持ちだってある。私もこれからは山口出身ということを隠さず、私の特徴の一つとしてアピールしていこう。ひとまず、アテネの同郷のみんな、頑張れ～！！！

  Aug 20, 2004

• ホノルルへの道２

  １ヶ月ぐらい前から、毎朝ウォーキングをしている。距離にしてだいたい２ｋｍちょっとぐらいだろうか。所々走って約２０分ぐらいかかるが、全体を歩けば３０分ぐらいなはずだと思う。歩き始めた最初は、ナイロン製のパンツが、ぱんぱんになって、歩き始めると汗までも出てきて、更にぴったりとサランラップ状態になってしまっていた。しかも、全行程のほとんどは走ることができないぐらい、体が重かった。先日、御殿場のアウトレットに行った際に、ナイキショップに行って、ジョギング用の靴を買った。それまでは、普通に町中で歩けるようなスニーカーで走っていたのだが、気合いを入れる意味でも、走る靴を購入した。その靴を履くと、何故かきちんと走らなきゃという気持ちがわいてくる。毎朝、この靴をはいて出かけていくのだ。全２ｋｍ程のコースの中で私が走るのは、中盤の１５０ｍ程度の上り坂と、終盤の平坦な約１００ｍとそれに続く下り坂１５０ｍ程度の全５００ｍ弱。それ以外は、自分のペースでウォーキングしている。朝のウォーキングは、なかなか気持ちがいい。空気がスイスの山から吹いてきたようなさわやかさだし、虫の声を聞いたり、公園の池を見たり、時には亀やあめんぼを見たり、結構季節を満喫している感じもある。しかも、公園には毎朝愛犬家達の集まりがあって、何匹ものかわいい犬達と、顔を合わせることもできる。朝のウォーキングの目的は、もちろんホノルルマラソンに出るだけの体力と走力をつける為というのが第一であるが、やはりダイエットというのも目的の一つである。今のところ、目立った体重減には至っていないが、少しずつ体が締まってきているような気もする。この調子で続けていけば、少しずつでも効果が出てくるのではないかと、密かに期待している。更に、アミノ酸を摂取することも忘れては行けない。毎朝、帰ってきたらアミノ酸を飲んでいる。特に今のところ筋肉になっているという実感は無いが、そのうち効果が出てくるであろうと信じて、明日も早起きして歩きに行くぞ！！！とりあえずの目標は、ナイロン製のパンツが、ぶかぶかになること。。。できるかしら？？？

  Aug 18, 2004

• ホノルルへの道

  ２００４年の元旦は、江ノ島に行って初日の出を見た。これだけを読むと、特に取り立てて特殊なお正月の過ごし方をしている訳ではない。しかし、この江ノ島までの交通手段が徒歩である、とするとどうだろう。ちょっとは、へぇ～と関心を持ってもらえるのではないだろうか。江ノ島まで歩いて行ったと言っても、自宅の位置が重要である。正確な距離は不明だが、自宅は横浜市青葉区の東急青葉台駅付近である。ダンナの言うことには、江ノ島まで３５ｋｍはあるとのことだが、さばを読んでいたかもしれないので、まあ、３０ｋｍ超程度としておこう。きっかけは、引っ越しであった。昨年３月９日に東京都から、横浜市へ引っ越してきたのだが、やはり新居に引っ越すということは、インテリアが気になる。インテリアが気になると、方角やら風水やら縁起物が気になる。そこで、世間でも露出度の高い、Ｄｒ．コパの風水関連の本なぞ購入してみたのであった。彼の本は、もう数え切れないほど出版されており、本屋で選ぶのも一苦労なのであるが、どうにか１冊を選び、熟読することとなった。その中の記述で、「厄落とし」というものがあり、何でもそれは、”幸運な方角に１０時間ほど歩き続ける”とのこと。その間、食事は取らず、ひたすらずんずん歩くと良い、と書いてあった。ただひたすら歩くだけで、厄が落ちるのならと、当時思い悩むこともあった折り、その厄落としとやらを試してみることとなった。まず第一回目の厄落としとして選んだ場所は、神奈川県の中津川というところ。自宅からは、やはり３０ｋｍ以上はあると思われる。これがまた、きつかった。地図を持って行ったのだが、途中、道に迷い田んぼのまっただ中を歩いたり、川沿いで道が無くなったり、と予定の距離よりは長く歩たはずである。最後の方は、ひざががくがくになり、足も上がらなく、まるで亀のように最終目的地（温泉宿）に辿り付いたのであった。それからというもの、そこまで遠くへはそうそう行けないが、週末歩くというのが、習慣となり、２週間に１回程度は、自宅から町田まで約２時間（約１０ｋｍ程度）歩くようにしていた。そうこうしているうちに、やはり年末年始は、「イベント」という気持ちもあり、自ら、”夜中の出発して、徒歩で江ノ島に行く”というプランを立ててしまった。まず、これは、相当に寒かった。歩いても歩いても、体が暖かくならない。当然真冬の夜中に歩くのだから、気温も体温もどんどん下がっていくはず。かなりの防寒対策をしておかなければ、とても歩けない状態になってしまう。幸いなことに、現在の日本では、コンビニが２４時間営業しているので、ここぞとばかりにコンビニに入り、カイロを購入。これがなかったら、リタイアしていたかもしれない。更に、睡魔との戦い。ただでさえ夜に弱い私。何故夜中に出発して歩こうと提案したのか不明だが、どこでも眠れる私は、当然歩きながらでも寝る体制。ふらふらと目をつぶりながら歩いていたらしく、今でもダンナがその時のことを思い出して、からかう始末。大晦日の夜、自宅を出発してから、だいたい７時間ぐらいあるいただろうか。日の出前には江ノ島に到着し、２４時間ｏｐｅｎのファミレスにて、時間を潰す余裕までであった。結局のところ、この江ノ島への厄落とし初日の出ツアーが、かなりの距離を徒歩で行けるという確信となり、ホノルルマラソンに出場しよう、ということになった。あくまでホノルルマラソンはマラソン大会なのだが、私たち夫婦にとっては「歩け歩け大会」の位置づけである。完走タイムがかなり遅くても許されるというのも、魅力の一つである。ハワイは私たち夫婦に取って、結婚式＆新婚旅行の思い出の地。しかも、夫婦でそれ以外も何度か来ているが、マラソンには出場していない。今年最後の思い出として、このマラソン、どうにか頑張って完走（完歩？）したいと思っている。ちなみに、ホノルルマラソンの出発時刻は明け方の５時。まだ暗い中を走り始めるのだが、今回こそは寝ながら走る（歩く）ことがないよう、万全の体制を整えて、この大舞台に臨みたいものである。結局のところ、睡魔との戦いが、最大の懸案事項かもしれない。

  Aug 13, 2004

• 週末はあっという間。

  今日は、母と妹と一緒に、まずは祖母の家に行き様子を伺いつつ、一緒に昼ご飯を食べ、掃除をしてあげた。その後、祖母の妹の家に行き、一通りおしゃべりをしてから、近所に夕食を一緒に食べに行った。この暑さで祖母は熱中症気味。祖母の妹はまあまあ元気にやってはいるけど、やっぱりお年寄りにはこの暑さは厳しいわ。それにしても、そんなこんなで週末はあっという間。明日からはまた会社。先週夏休みを取っていた上司が明日から出社してくるので、ちょっと恐い。何かへましてたら、明日早々に文句言われそう。どきどきだわ。

  Aug 8, 2004

• ・・・やせない。

  ここのところ、体重が増えたまま、高水準維持状態である。３０歳を越えると体重が減らないとはよく言われているし、当然私も３０を越えてから既に５年も経っているので、今までにも体重がなかなか減らないということは何度かあったのだが、今回はかなり維持している期間が長い。４月以降、会社が忙しくて、毎日残業残業で家に着くのは深夜１２：００頃。しかし、私は残業ご飯を食べながら仕事をして、家に帰ったら寝るだけ、というのはどうしても嫌で、夜中の１２：００過ぎから本格的にご飯を食べてから寝る、という生活を繰り返していた。疲れているので、どうしてもビールも飲みたくなり、ついつい飲んでしまっていた。どう考えてもこれが現在の高水準維持の原因であると考えられる。４ヶ月間の蓄積が、今、外見及び数字で如実に表されている。継続というのは恐ろしいもので、このようなことでもきちんと形になって出てきている。具体的に言うと、１．鎖骨が無くなった。２．下っ腹が飛び出している。故に、ローライズのパンツをはくと恐ろしく下半身が飛び出している。３．脇腹がかなり大きくつまめる。故に、下着は当然食い込み、下着かぶれができる程度までになっている。４．太股が密着している。当然汗をかいている。５．バーゲンでパンツを買いに行ったら、Ｌサイズしか入らなかった。等々。恐ろしい現実を目の当たりしてるのである。さて、この状態をどう解決していくか。。。平日、今までの自分は、デスクワークの為、会社での移動距離が極端に短く、運動らしい運動もしていなかった。休日は、ダンナと１時間程度、長ければ２時間ぐらい、散歩というかウォーキングをしていたのだが、週に１，２回では、ほとんど運動したということにはならないであろう。従って、この継続の恐ろしさを断ち切る為、平日、朝、ウォーキングをすることにした。５：５０頃起床し、洗顔、着替えの後、日焼け止めを塗り帽子をかぶり、いざ出陣。普通の速度で歩くとだいたい３０分ぐらいかかるので、約２ＫＭ程度かと思われる行程を早歩きする。２週間前ぐらいから始めたのだが、これが結構習慣になるとできるもので、眠いと思いながらも歩き始めると目は冴えてくる。しかも、朝はさすがに涼しい日もあり、なかなか気持ちがいい。途中、公園を２つはしごするのだが、愛犬家達の集いが朝っぱらから行われていたり、池で朝っぱらから釣りしてるおやじがいたり、となかなか人物観察も面白い。一周して家に戻るころには、まあまあ汗なんかかいたりなんかして、結構運動した気分になる。今のところ、このウオーキングで顕著な効果は見られない。まあ、何ヶ月もかけて、その不摂生な生活で蓄積された大いなる脂肪どもは、そう簡単には消滅してくれないだろう。しかし、私的には、この現状を許すわけにはいかない。目には目を、歯には歯を。継続には継続を。この朝の継続ウオーキングでどれだけの脂肪が燃焼されるかわからないが、何事も継続は力なり、と信じて、もう少し頑張って歩いてみようか、と心に誓う私であった。

  Jul 27, 2004

• 英語上達の為に・・・

  英語上達の為にしていること、１．英語ラジオのＭＤを聞く、２．ＴＯＥＩＣの参考書をやる、３．できるだけ映画は英語で聞く、４．英会話のレッスンに行きなるべく話すようにする、５．外国の友達になるべく英語でＥ－ＭＡＩＬを送る。実は、この４月からの３ヶ月、会社が忙しくて、脳が疲労していたのか、全く英語を受け付けない体になってしまっていた。自主的に英語の勉強をしよう！という気力が全く起きないのだ。辛うじて英会話のレッスンだけは、日にちが決まっているので通うのだが、それ以外は気が乗らない。そうこうしているうちに、英語に触れ合わない日の方が多くなり、ここのところ日本語ＯＮＬＹの生活になってしまっている。そもそも、どうすれば英語が上達するのか・・・手っ取り早い方法はきっと英語圏の国に飛び込んで、英語を使わざるを得ない環境に入ることだと思うが、既に三十路を超えている主婦ＯＬの自分は、そうそう簡単に会社を辞めることなんてできない。以前留学を画策していたのだが、いろいろとあって断念せざるを得なくなった。その時、「留学しなくても英語ができるようになっている人はたくさんいる。自分も日本で英語ができるようになるんだ！」と心に誓ったのだ。今となって考えると、その時会社を辞めて留学していなくて本当に良かった、と思う。なぜなら目的がはっきりしていなかった為である。留学していたら、今頃、あまり英語も上達しないまま日本に帰国してフリーターとかしていたかも・・・どうにかして英語を勉強する目的を持たなくては・・・とずっと考えていた私。その目的の為に英語を勉強する、という風にしなくては、上達なんてあり得ない、と考えていた。でも、自分の思い描く図は、外国人とすらすらと英語でおしゃべりしあう姿ばかりで、何かを習得するための手段としての英語学習、という公式に当てはまる「何か」が見つからないでいた。結局、英語学習の為の目的は、未だ見つかっていない。やっぱり外国の人といろんな話しをしたい、というのが第一の目的ではあるが、まあ、これはあまり学習のモチベーションを高める強力な目標という感じではない。しかし、自分は誰かと競っているわけではない。自分なりの目標を持って、自分なりのペースで勉強をしていけばいいかな、と思っている。甘いかな・・・？日本にいながらにして、英語上達を目論んでいる人のアドバイスをいただけるとうれしいかな・・・。

  Jul 6, 2004

• 部長の送別会

  入社以来お世話になった部長がとうとう異動することになった。４月１日付けで私は異動したのであるが、最後の最後まで、私の異動に反対だったのは、部長だった。それほど、私のことを信頼してくださっていたのかと思うと、異動を希望したこと自体がいけないことだったように思われてきて、心に引っかかっていた。私の異動が決まってから、部長とはろくに話もしていなくて、自分が異動する当日もきちんとしたご挨拶もできなかった。明るく「異動しまーす」みたいな感じで何事もなかったかのようにしていた。自分の異動のことに触れるのを敢えて避けていた。そうこうしているうちに、部長の異動の噂を耳にした。もう部長になられてから５年程経っていたので、長いとは思っていたが、とうとう、異動が決まったようだった。しかも今回は出向である。場所も離れてしまう。ほとんど話もできないまま送別会の日がやってきた。会場には、部の人がたくさん参加していて、やはり主役の部長とは近づくことすらできない。隅の方でこそこそと食べたり飲んだりしていたら、唐突にマイクを渡され挨拶をしなくてはいけなくなった。緊張しながら話をしたのだが、今となっても何と言ったのか覚えていないくらいがちがちになってしまった。しかし、部長との思い出がたくさんあるということと、本当にお世話になりました、という感謝の気持ちは伝えられたはずである。挨拶をした後、持っていったデジカメで部長と一緒に写真を撮った。部長はここのところ、私とほとんど会話をしなかったとは思えないくらいにこにこと一緒に写真に入り、いろいろと話をした。いつもの昔からの部長だった。部長、本当に１３年間お世話になりました。私は違う部に異動してしまいましたけれど、私の会社での第一の上司は、部長です。部長とは楽しい思い出がいっぱいあります。これからもよろしくお願いします！！！

  Jun 24, 2004

• 正社員と派遣社員。

  昨日１８日、久しぶりに友人達と食事しに行った。私は今の会社の正社員であるが、一緒に食事した２人は、派遣社員として以前私と一緒に働いていた人で、今は２人とも別の会社で、やはり派遣社員として働いている。その２人のうちの１人み～ちゃんが、５月から新しい職場で働き始めたらしく、今、仕事を覚えるので結構たいへんらしい。正社員がいろいろと教えてくれるらしいのだが、細かいことまでいちいち言ってきて恐いらしい。しかもその社員は５つも年下だったとのこと。。。もう一人のゆみちゃんは、私の会社の関係会社で派遣社員として働いているが、今年の８月にイギリスに留学を決めたので、もうすぐ辞めてしまう。今、新しく入社した人に仕事を教えている最中らしい。やはり、正社員と派遣社員は、自然と上下関係が出来ていて、派遣社員が正社員の指示に従う、という構図が出来上がっているのは事実だ。私の職場でも、そういう形になっている。いろいろと職場のパターンがあるので、一概には言えないが、社員と派遣社員では、会社から求められる役割も違っているので、自然とそういうことになってしまっているのではないか。私も今年の４月から入社した新入社員と派遣社員の２人を教育している。２人とも私の会社で働くのは当然初めてであるが、派遣社員の方が社会人経験があるだけ、少し飲み込みが早い。とはいえ、ほとんど２人とも「無」に近い状態なので、今後どのようになっていくか、楽しみである。この２人を同時に教育して思うのは、やはり、正社員であるか、それとも派遣社員であるか、の姿勢の違いである。２人ともとても仕事に対してはまじめで頑張りやである。しかし、正社員として所属の部署で要となるであろう人と、あくまで正社員の下でやっていく、という姿勢の人とでは、発言や態度等が異なっている。即ち、所謂「会社に対する忠誠心」が違う。これまでも、そのことに付いては世間でもいろいろと言われてはいたが、あまり実感していなかった。しかし、今回立場の違う２人を教育して初めてそう感じた。今後、２人とも仕事をしながら育っていくと思うが、どのように成長していくか、教育係としてしっかり観察し、見守っていこうと思う。補足ではあるが、前述のみ～ちゃん、ゆみちゃんとも、派遣社員ではあるが、私と一緒に仕事をしていた当時から、本当に頑張ってくれていた２人で、特にゆみちゃんは、いろいろな職場を経験してきたので、私の方が教わることも多くて正社員と派遣社員というくくりを越えて、仲良くしている友達である。２人が私の会社から離れてしまってそれはちょっと悲しいことではあるが、そういうことが派遣社員としてのメリットの１つなのだから、私は何も言えない。しかし、派遣社員も個人個人の資質が問われる時代、「この人は！」という派遣さんに希望すれば正社員の道が開かれれば、とおもわずにはいられない。

  Jun 19, 2004

• 出張のお土産討論

  私は事務職なので今まで一度も出張には行ったことないが、夏休みとかどこか旅行に行ったときには、いちようお土産を会社の部署に買ってくる。私がいた部署は酒豪の女性がいたので、甘いものよりもおつまみ系のものの方が喜ばれるので、まあ、気を遣ってそういう感じの物を選ぶようにしていた。しかーーーし、やはり、出張の場合は、お土産を考えるのも面倒なのであろう、皆さん、９割ぐらいの確率でチョコレートだ！！！私が一緒に仕事をしていた営業の女性は、どこに行っても同じチョコレート（同じメーカーのチョコというだけではなく、本当に同じ中身の同じチョコ）をお土産に買ってくるのだ。でも、お土産ってそういうもの？？？その土地のものを買ってくる、っていうのがお土産なんじゃないの？？？まあ、もらってるのに文句を言うなんて、どういうことだ！とおしかりを受けるかもしれないけど、チョコレートばっかりお土産にもらっても・・・お片づけするこっちの身にもなってくれい。以前、同じ日に別の所から出張を終えて帰ってきた営業の人２人が全く同じチョコレートを買ってきた時には、本当に言葉を失った（汗）ところで、本日、上司が出張明けで会社に出てくるんだったので、何がお土産なのかちょっと期待していた。２週間ぐらいの出張で、ロスーＮＹーミラノのうらやましい日程。絶対おいしいお土産があるはず・・・と内心うきうきであった。しかし、待てど暮らせど、お土産のことを口にしない上司。あまりの忙しさにお土産のことも忘れたか・・・とあきらめていた時、外出中の上司から電話が。「かばんの中にお土産が入ってるから、みんなで食べて！」きゃー、なんだろう、と期待してかばんを覗いたら・・・あー、またしてもチ・ョ・コ・レ・ー・ト！！！！！嗚呼、何故、みんなは女性が全員チョコレートが好きだと思っているのであろうか。いつもチョコレートをお土産にしておけばいい、という安易な考えは改めてもらわないと困る。これは私だけのわがままであろうか？？？とりあえず、今日のおやつは、今週月曜と火曜に名古屋ー大阪と出張に行った人の大阪土産の「こいさん」というナボナ風のお菓子をいただきました。上司のチョコは、また明日です。

  Jun 17, 2004

• 毎日が早すぎ

  毎日、あっという間に時間が過ぎている。本当にどうすればいいのだろう、と言う感じ。会社では今年秋のシステム改訂に向けて、ほとんど毎日のようにシステム研修やテストなど、目白押し。しかも、４月に入った新入社員と派遣社員の教育係になっているので、こっちに教えたと思ったら、もう片方から呼ばれてまた教えて・・・の繰り返し。今日は更に取引先の秋冬物の展示会の為、外出。縫製工場の社長と昼食。会社に戻ったら、新入社員と派遣社員が分からないことを聞こうと待っているし、それを教えたらすぐさまシステム検証。・・・・どうすりゃいいんだ、私。今日も家でやけ酒（笑）本日のお酒：南アフリカの赤ワイン、ｃｅｌａ　ｐｉｎｏｔａｇｅ２００２比較的軽めの赤、フルーティーではあるが、程良く渋みもあり、飲みやすく、舌触りのいい赤ワイン。＠１，０００以下のワインにしてはなかなかのお味。コストパフォーマンス高し。

  Jun 16, 2004

• 夏休みはどこ行く？

  もう６月に入った。夏休みでどこかに行きたくてうずうずしてる。というか、どこかに行かなきゃ、気力が持たない・・・昨年は、妹と２人でイギリスに留学しているいとこを訪ねた。私はイギリスは２度目だったが、妹は初めて。しかも、私たち２人ともが英語があまり得意ではないので、結構な珍道中となった。心残りは、ｐｕｂに行けなかったこと（笑）妹がビールが嫌いなので、遠慮してしまった。イギリスに行った意味ないじゃん！（笑）先日一緒に食事をした会社の同期（男）に「夏休みどこ行こうか考えてるんだけど、お勧めのところなんてある？」と聞いてみた。彼が教えてくれたお勧めｓｐｏｔは以下である。１．ペトラ（ヨルダン）２．モンサンミッシェル（フランス）３，アビニョン（フランス）４．ドバイ（ＵＡＥ）５．オアフ（アメリカ）このペトラっていうところは、何だ？？？高い壁のある細い路地をすすんでいくと、突然、ヨーロッパ風の建物に見える彫刻のような場所（遺跡？）が出てくるらしい。なんだか想像ができないけれど、あまりに意外で度肝を抜かれるらしい。うむ。考えただけでも未来都市というか過去の都市というか、なんだか時間の感覚が分からなくなるような感じがする。この同期は、フランスに留学経験があるため、やはりフランス関係の場所は、思い入れがあるらしい。まあ、思い入れがなくてもモンサンミッシェルは、やはりすごいのであろう。私もここは行ってみたい。アビニョンには、ぼーっと過ごすのにいい、ということだが、それならオアフもいいだろう。まあ、ぼーの種類が違うかもしれないが。どちらも捨てがたい。ドバイは、どうもお金持ちの国らしく、ここの航空会社のファーストクラスは、個室になっているらしい。そんなの聞いたこと無い（笑）スチュワーデスはノックして個室にサービスしに来るらしい。なんか変な感じがする。更に、町もキレイですごいらしい。むむむ。どんなところだ・・・？とまあ、実現不可能そうな場所ばかり並べ上げられてしまった。現実問題、そんなに長い休みは取れそうに無い。せいぜい、熱海の温泉に２泊３日ぐらいであろうか（笑）今年は無理としても、いつかこのお勧めの場所に行ってみるべく、情報収集しておかなくては・・・？上記５位までの場所の情報お持ちの方、いろいろと教えてくだされ。

  Jun 10, 2004

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