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カテゴリ:仕事のこと。
朝、更新になってしまいました。
タイトルを「退院。」としたのだけれど、今日はKouのことは関係ないです。 普段でも深夜・日勤は苦手なのだけれど、ここのところハードだったので、さらにつらかった。 深夜が明けた後、しっかり寝ることができればよいのだけれど、Kouの退院で忙しかったし、夜も久しぶりに家族がそろい、慣れていないためか、いろいろ時間がかかり遅くなってしまった。 そうすると、朝が苦手な私はもう起きられない。。。 やっとのことで起き、どうにか仕事に行くことができたって感じ。 病棟には2つのチームがあって、ウチの病棟は終末期の看護が主になるターミナルケアのAチームと手術目的や検査目的の患者さまの看護を行うBチームとに分かれている。(今年度は) 私は本当はBチームなのだけれど、1月の終わりからずっとAチームを手伝っている。 今日はBチームに残してきた(?)受け持ち患者さまの退院の日。 その患者さまは手術後、2~3日頃までBチームでかかわったけれど、その後化学療法などをやっている大変な時期はいっさい関わりなし。 もう一人の受け持ち患者さまは前回の入院で、一時的な人工肛門を作った患者さま。今回はその人口肛門を閉鎖に入院してきたのだけれど、私がAチームに手伝いに行っている間に入院してきて、前回受け持ちだった私が受け持ちとなり、まったく関わらない間に月曜日に退院になる予定。 それってさ。。。 途中退職が今年度は多く、補充がなされていないため、すでにチームナーシングが無理になってきているためにおこる問題。 多分、3月からは新チームでスタートすると思うので、あとこんなへんな状況はあと少しだと思うけれど。 昨晩(日記を書いている今現在、では更に前の日の晩になっています)ターミナルでずっと入院していた患者さま、Iさんが亡くなった。 幾度も危ない状況になりながらも、その度に復活して、そんなことあり得ないのにみんなが「Iさんは大丈夫」と思ってしまっていた患者さま。 最近、痛みが増してきて、それを抑えるために、麻薬を使い始めたところだった。 私が深夜の朝大きないびきをかいて寝ていたIさん。 大きな声で呼びかけると「う~ん?」といつものように片目だけあけて起き、話しかけにうなずく様を確認し、一応報告したドクターも「よく寝ているのも麻薬のせいだろうから2~3日中には起き出すよ。」といっていた。 そのまま日勤に申し送り。。。 翌朝、出勤すると、Iさんの名前がなくなっていた。 そこに居たその日の深夜の子達に確認すると、その子達が出勤したころ(夜中)に死亡退院されたとのこと。 朝、出勤してきたスタッフだれもがすぐには信じられなかった。 みんながどこかで「大丈夫」と思っていたから。。。 突然のお別れだった。 そしてIさんのことを思い出し泣いた。 この病棟にきて半年。 以前の急性期の病棟とは違う死に何件か出会った。 それぞれの患者様やご家族さまにとってはどの方も悲しい死なのだろうけれど、以前は「泣いている暇はない。」「泣いている場合ではない。」「看護師が泣くなんて、家族はどうすればいいの。とんでもない!」的だったのに、ここに来て本当はそうではないのだその場は家族と一緒になって悲しんでいいのだと思える状況にある。 それに関しては看護師の中でもいろいろ意見はあると思うが、今の私はそれでよいと思うし、遺されたご家族さまが後日挨拶にきてくださった際も喜んで(?)くださることが多い。 困ることといったら、泣き顔をどうにかしてから他の患者さまのところにいかなければならないことだけれど。 思ったことを文章に書くことって大変。 思っていることはもっともっと大きなことたくさんのことなのに、なんと書いてよいのか。。。 今日の日記はコメントのしようがないと思います。 無理にコメントいりませんので。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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