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カテゴリ:ドラマ
さっき描いた豊島くんのイラスト
ですが、通りかかったうちの母が一言。 「鶴ちゃん?」
・・・・私が描く似顔絵(と信じきっているもの)は、すべて鶴岡さんに見えるらしい・・・ 実はちょっと軽いショックでした(苦笑) ちなみに我が母上様、他の人のことは無関心ながら鶴ちゃんの似顔絵だけは駄目だしがきつく、5・6回目で初めてOKが出た(爆)どうせなら稲葉さんの似顔絵の指導をして欲しい・・・ 似顔絵って、「自分で作る福笑い」や「モンタージュ写真」の感覚があって楽しいんですよね。 いやいや脱線失礼。 私が言いたかったのは似顔絵の話じゃなくて
「ちりとてちん」の登場人物、徒然亭小草若ちゃん(茂山宗彦さん)がテーマの話やでぇ!聞いてください! (ここ、喜代美ちゃんの声で脳内変換お願いします)私は「ちりとて」キャラにはみんな愛着があります(高校時代のエーコちゃんには違和感がありましたが、それはそれ、これはこれ)。ごひいきは一人には決められないのですが、ここまでこのドラマにはまってしまった決定打は 「小草若ちゃんの涙の『寿限無』」 でした。(これが草若師匠高座復活の決定打だと、私一人が勝手に解釈して、勝手にひたっています)演じてらした茂山宗彦さん、熱かったなぁー! そんな小草若ちゃんが、コンプレックスなどで自分を見失い(?)失踪・・・いや一人旅に出てたのですが、喜代美ちゃんが高座でパニくった時、そして、とうとう今日高座に復帰しました。 それなりのキャリアを積んでいても、徒然亭若狭さんは収拾が付かなくなったお客さんをひきつけるまでの機転やインパクトをつける方法がわからなくなっちゃったのかな。(よくあることです。)素の和田喜代美ちゃんに戻ってしまいました。(お父ちゃんたちが、ざわざわしたお客さんにあわてて塗箸の説明をしてたあたりは「娘のフォロー」のつもりだったのかな。でも「喜代美ちゃんの落語、聞いてやれよ」と私はブツクサ) そんな若狭ちゃんの後を受けて(?)高座にあがった小草若ちゃんは、前述した収拾が付かなくなったお客さんをひきつけるまでの機転やインパクト、バッチリでした。一発芸「底抜けに~」があるとはいえ。 小草若ちゃんの高座をみていて(さすが茂山さんが本職狂言師なだけある!)感動したのは所作の美しさと、人をひきつける明るさつーか華やかさ。 ライバル草々兄さんは「正統派」 野球で言えば「球威は申し分なく、ストレート勝負でバッターを豪快に三振に討ち取る」タイプ。玄人好みかな。 小草若ちゃんは「正統派」とはお世辞でもいえない。 ただ野球で言えば「球威はないけど、変化球を駆使して配球も考え、打たせて討ち取る」タイプかな。玄人さんは眉をひそめるけど、わりと一見さんにはわかりやすくて親しみやすい。 どっちも素敵なんですよ。 小草若ちゃんが、ただ父親みたいな落語家を目指すだけじゃなく、自分の持ち味を理解して工夫して落語をやっていくことに気づいたのなら、本当に嬉しいぞっ!それこそSMAPの「世界で一つだけの花」ですか。ナンバーワンよりオンリーワン。 なんだか、嬉しくなってしまった今日の「ちりとて」でした。
と書いといて、ひとつ毒を吐かせていただきます。 小次郎おじちゃんの登場から、場が収拾付かなくなった場面の演出が「授業中生徒が誰も話を聞いてくれなくて、途方にくれている新米教師の図ーです」的になってるのは大いなる不満だぞ!見ているこっちは辛くなってしまった! もうちょっと、インパクトつーか、非常事態的な演出が欲しかった!(いや非常事態も困るんだけど・・・非常事態といえば、小笠原諸島の皆様、地震大変だったでしょうね) あーすっきりした。 明日小草若ちゃんが、どんな答えを出すのか楽しみだな・・・って、 明日は日曜日で「ちりとて」ありませんから! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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