前回の試合、また打線が抑えられて負けてしまいました。

平野打撃コーチ「新聞に『極貧打線』と書かれてしまったの！どうにかして助けてあげたいの！助けて、ミキえもーん！」

「ミキティは、パルプンテのじゅもんを、となえた。」

毎度おなじみミキティパルプンテ、今度はどんな魔法になることやら・・・

「どこからともなく、まじんがあらわれた！」

信二「たのしそうだねー！このしあい、ぼくもまぜてー。ぼくホームランうちたーい！」

「まじんは、ぜんいんに、バイキルトをかけた！」

※バイキルト・・・「ドラゴンクエスト」に出てくる味方の攻撃力を上げる呪文

鶴岡「まだケガ直ってないじゃないですか！」

ダル「なんとしても、この人が出なくていい展開にしなくては！」

ケンスケ「ホームランは、ぼくに任せて！」

スレッジ「イイカラ、ベンチデ、ヤスンデテクダサーイ！」

直人「全部合わせて、じゃけんのう！」

慌てたファイターズ打線、先発全員安打！15安打8点の猛攻！

ミキティ「これで、OKかな？」

平野コーチ「ありがとう！ミキえもん！これで、もう『極貧打線』なんて言わせないよ！」

それをみた算段のナシ兵衛さん、してやったりと微笑みます。

ナシ兵衛「『リアルマンガ作戦』は今日も効くねー。ボクの算段はますます冴え渡るじゃないか！」

めでたし、めでたし・・・

「ちょっと待ったー！」

その声は、なんとボコボコにされながら、なんとか相手の攻撃をしのいだタテさんと久さん！

そうなんです・・・まじんがかけたバイキルトは「ぜんいんに」なので、相手のカープさん打線にもバイキルトがかかってしまったのです・・・

かわいそうなタテさんと久さんは力弱くつぶやきます。

タテ・久「・・・思ったとおり、あんたの仕業かよ・・・」

毎度おなじみのバカ話、お付き合いありがとうございました。

しかし、この話、続きがあるのです。

明日に続く！

「続くのかよ！」