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所沢支部　税理士仲間のブログ

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税務調査

皆さん情報技術専門官を知ってますか？　先日の個人事業の調査の際、通常は調査官一人でやってくるのですが、このときは特官部門かと思わせる雰囲気の二人がやってきました。調査の合間に「何部門ですか」と尋ねると「情報です」という返事。聞きなれない部門なので、どういう部署なんだろうと考えているうちに答えが出ました。「パソコンを見せていただけますか」と言ってパソコンに向かうなり、普段見ないような画面を次から次へと開いていきます。どうやら取引データ等で隠されているものがないかチェックしていたようでした。その手際の鮮やかなこと。なるほど情報技術専門官とはこのことかと気づきました。インターネット通販なども行っている事業であるが故の訪問だったのでしょうか。　パソコンの「店長専用」というアイコンをクリックしたらヌード写真登場というお笑い場面もありました。　情報部門の調査のときはパソコン内の整理もお忘れなく…笑い…　なお、所沢署には同部門はなく、県内でも三署くらいのようです。　そういえば、以前法人調査を受けたときも、国際税務専門官が一緒についてきました。「何で当社に？」と尋ねると「決算書にドル建ての預金が計上されていたので、海外取引があるかと思ってきました。」とのことでした。　調査も普段と勝手が違うと戸惑うものです。萩原博之

2005.09.30

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国債残高税収比率

清水善規先生へデ－タを調べて見ました。コメント欄では足りないのでブログで書きます。国債の金利が８％以上になれば,日本の台所は成り立たなくなります。　　　　　　　　　　　　　国債残高税収比率　日本の国家財政の窮乏化状況を、年度末国債残高の当該年度税収額に対する比率（倍率）で示す。データは会計検査院の決算検査報告データベースによる。　　　　　　　国税収納金整理資金の　　　年度末　　　　　　　　公債・　　　　　　　歳入組入額（千円）　　　　公債残高（千円）　　税収比率　　　　　　　　(国税収納金整理　　　　(一般会計国の債務　　　（小数点３位　　　　資金受払計算書)　　　　　　に関する計算書)　　　以下捨て）平成１５年度　44,496,115,024　　　　556,524,886,195　　　１２．５０　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　利子率８．０％で持続不可能平成１４年度　44,816,282,849　　　　504,348,739,031　　　１１．２５　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　利子率８．９％で持続不可能平成１３年度　48,887,327,881　　　　448,253,445,863　　　　９．１６平成１２年度　51,570,552,942　　　　380,743,401,362　　　　７．３８平成１１年度　48,037,759,347　　　　343,228,518,016　　　　７．１４平成１０年度　49,975,992,873　　　　310,835,424,011　　　　６．２１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小渕減税平成　９年度　54,275,154,376　　　　273,994,070,145　　　　５．０４　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　消費税等率５％に平成　８年度　53,634,818,324　　　　247,543,916,389　　　　４．６１平成　７年度　53,374,969,407　　　　228,048,813,381　　　　４．２７平成　６年度　52,575,581,321　　　　209,429,623,465　　　　３．９８平成　５年度　55,809,991,908　　　　195,202,609,393　　　　３．４９平成　４年度　56,113,473,919　　　　180,956,323,475　　　　３．２２　　税収の落ち込みに伴い、公債残高が、ものすごい勢いで増加していること　が分かります。　とても　信じられない状態です。「この国の借金は全体でいくらあるのだろうか？」2005年度末の国と地方の債務残高(平成17年1月　日経新聞より)国の借金　　　　　　　　602兆円　　　内国債　538.4兆円財投債　　　　　　　　　144兆円政府短期証券　　　　　　86.7兆円政府保証債務　　　　　　58.2兆円地方の借金　　　　　　　205兆円合計　　　　　　　　１０６２兆円まだまだ　国債残高が増加していますので合計額は変更しています。一般的に国の借金といえば国債538.4兆円＋地方債205兆円＝743.4兆円をさしています。【1】財政投融資制度とは、大蔵省資金運用部（現　財務省）が郵便貯金や年　　金積立金などの資金を全額預かり、資金運用部から特殊法人（公庫や公　　団など）に融資する制度です。特殊法人は、このお金を、高速道路や空　　港などを建設する大型事業や、中小企業の事業資金、国民の住宅建設資　　金などへ融資するものです。【2】政府短期証券とは、日本政府が一時的な資金不足を補うために発行する短期国債のこと。【3】政府保証債は、日本道路公団、住宅・都市整備公団などの公団、政府出資の特殊会社が発行する債券です。日本道路公団の「道路債券」や、住宅・都市整備公団の「住宅債券」などがあります。調達された資金は、道路・空港・鉄道の整備などに使われます。政府が元利金の支払いを保証している、安全性の高い債券です。満期日まで保有した場合の元本は保証されています。しかし、途中で売却した場合には、売却損が出てしまう可能性があります。国債保有者の各国の比較　　　　政府　　　中央銀行　　　金融機関　　　海外　個人　　　その他日本　　　40.2　　　14.5　　　　　37.2　　　　　4.0　　　3.0　　　　1.2アメリカ　14.5　　　16.3　　　　　　16.5　　　　39.9　　　　イギリス　4.0　　　　5.5　　　　　　68.6　　　　12.2　　　9.6　　　　　0.1ドイツ　　　0.0　　　　0.3　　　　　　38.6　　　　40.3　　　20.7日本はほとんど全てが国内で国債を消化しています。アメリカの国債の大部分は日本が買い支えています。そこで　今後国債を国内だけでは消化しきれなくなるとの観測から1904年依頼つまり日露戦争の戦費調達のため依頼初めて海外の金融機関や中央銀行に国債の売込みをしています。税収を４４兆円、利率を２％とすると２２００兆円ぐらいまでなら,耐えられるかな？三菱総合研究所の試算によると長期金利が1%上昇すると借金の利払い費は最大で年３兆2500億円膨らむとしています。景気減速を織り込んで長期金利は1.4%前後で推移していますが、金利上昇に弱い財務体質になっています。増税論議が活発になりつつある昨今無駄な歳出は削らなければならないと思いますが、増税しても借金は減らない可能性があり、財政の舵取りしだいで日本経済の風景も変わる可能性があります。そこまで日本は追い込まれていると思います。日本経済新聞　１７年５月17日によると「21世紀ビジョン」では2013-2020年度に消費税率10%超になる方向性が盛り込まれています。財制審では基礎的財政収支を均衡させるために2015年に税率を現行の5%から12%程度に引き上げる案を示した。歳出削減が進まなければ最大で19%への引き上げが必要となる。財政を改善するには3つの手段しかありません1. 歳出削減2. 大増税3. ハイパ－インフレ(日本は日本銀行が国債を購入することが出来な　　　　　　　　　　　　　いことになっています。　財政法5条)さて　国民はどちらを選択するのでしょうか安西節雄

2005.09.29

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この国の借金は本当はいくらなの？

このブログをお読みのみなさん、みなさんは　「国債残高税収比率」という比率をご存知でしょうか。これは、日本の国家財政の窮乏化状況を、年度末国債残高の当該年度税収額に対する比率（倍率）でしめしているものです。たとえば,平成１５年は,一年間の税収が約４４兆円で,国債残高が約５５６兆円ですので,この比率は５５６÷４４で　１２．５倍と示します。こう書くと、経済学みたいでピンとこないのですが、４４÷５５６と計算するとぞっとします。答えは,７．９％となり、国債の金利が８％以上になれば,日本の台所は成り立たなくなります。そこで、私が常々疑問に思っていることがあります。それは、「この国の借金は全体でいくらあるのだろうか？」ということです。職業会計人を生業としている私にとっては,通常の企業会計のルールにのっとって国・地方公共団体・第三セクターあらゆる団体の内、税金でカバーしなければならない借入金は本当はいくらあるのだろうか。これが最近、私を悩ますテーマとなっています。我々も仕事をしている上で,簿外の負債を見つけるのは,至難の技です。そこで、たとえば,郵便局を民営化したときに簿外の退職金がドーンと表に出て,予想外の税金を投入しなければならなくなるようなことはないのでしょうか。国債と利率との関係を示す指標にイールド曲線があります。日本の場合この曲線が異常な姿をしているのは,周知の事実です。どなたか,このあたりの事情に詳しい方がいらっっしゃったら、是非この国の借金の金額をお知らせください。税収を４４兆円、利率を２％とすると２２００兆円ぐらいまでなら,耐えられるかな？増税論議が活発になりつつある昨今、何のための増税か,企業会計的な計算で,いろいろな数値を提示してもらいたいものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＣＰＡ＆ＩＦＡ　清水善規

2005.09.29

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夢

　昨年の４月１８日と今年８月１３日に孫が誕生しました。そして１０月にも１人孫が生まれる予定です。３人の娘たちに　それぞれ男の子が授かりました。ただいま、母親と赤ちゃんのお世話に奮闘中です。合間に（仕事）をしている状況で、慌しく自宅と事務所を往復して、それなりに分刻み？のスケジュールをこなしています。　育児と仕事のテンポの違いは、まるで夢と現実をさまよっているかのようです。新たに授かった小さな命は、まさしく親に夢を与えてくれます。暖かい愛情に包まれすくすくと育ってほしいと願います。先日の選挙では、社会保障は陰となりがちでしたが、まだ目も見えないような孫たちの顔を見ながら、早く大きくなって社会に貢献し、社会保障の大きな支えとなるように願うのは、夢でしょうか　現実でしょうか？？平成１６年の近隣の年齢別人口です。★★★　年少人口★ 生産年齢人口 ★老齢年齢人口　 ★★★ （0～14歳) ★ (15～64歳）★ （65歳以上）　★ 合計 ★所沢市　★ 46,684　★237,836　　★40,929　　　★325,449 ★狭山市　★ 22,422　★118,430　　★20,202　　　★161,054 ★飯能市　★ 12,377　★ 57,755　　★13,074　　　　★83,206 ★入間市　★ 22,840　★107,404　　★17,662　　　★147,906 ★名栗村　★　　394　★　　1,504　 ★　　778　　　　　★2,676 ★ 合計　★104,717　★522,929　　★92,645　　　　★720,291 これを見ると、人口の増加を願わずにいられませんが、教育の質も重要な課題であると思います。　孫の顔を覗き見るより、親の顔をみていく必要がありそうです。　そして、まず自分自身が精進しなければいけませんね。清水七都子

2005.09.28

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島

先日、とある島に行ってきました。この島には数年前から通っており、その旅ごとに心に残るエピソードがあります。その幾つかをお話しします。　素晴らしく美しい海と珊瑚礁に囲まれた島に、日本全国から、魚との出会いを求めてダイバーが集まります。そう、魚との出会いだけでなく、人との出会いの場にもなるのです。年齢を越え、職業を越え、同じ感動を味わい喜びを共にし、自然と私たちは仲間になっていくのです。これから社会人となる青年と仕事の疲れを癒しに来たおじさん・・・、初めて出会ったはずなのに、実は青年の就職先はおじさんが勤める会社の親会社だった・・・。どこでどんなつながりがあるのかわからないものです。島に暮らす人々全員が島人です。島をみんなで守り、みんなで支え、盛り上げ、助けあって生活しています。島人でなければ漁をすることが出来ない海域というものがあります。そこは魚がよく獲れるので、深夜になるとよそからの船が照明を消してこっそり侵入し密漁を行っていたのです。それを知った島の男たちは深夜海上で待ち伏せをし、船のイカリをふりまわし命がけで密漁船と闘った・・・そんな話もあるようです。運動会は幼稚園、小学校、中学校が合同で実施します。子ども達とともに保護者だけでなく、地域住民も参加します。いうなれば近所のおじい・おばあも参加者だし、観光客も参加者なのです。地域住民が一体となって一つの行事を成功させる。私は誰をも温かく迎え入れてくれるこの島や島人が大好きです。町田和宏

2005.09.27

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何のためにこの仕事をしていますか?

８月末に、友人から、「子供の夏休みの宿題の手伝いをしてもらいたい」と電話がありました。友人の息子さんは、中学１年生で、夏休みの宿題のひとつに「社会人として働いている人に質問をして下さい（多分、こんなタイトルだったかな？）」というのがあり、それに答えて欲しいとのことでした。軽い気持ちで「私でよければ、いいけど。」ということで友人から（本当は、息子さんが質問をしなくちゃいけないじゃないのかな？）質問が始りました。「この仕事を選んだ理由は、何ですか？」いきなり、回答につまりました。しばらく考えてからの回答は、「学校の進路指導の先生が会計事務所だと転職のときに有利だよって言ったから」。　当時、就職先を山口県内（両親の故郷です。) に希望していたのですが、９月頃にその話がダメになり、通常の就職活動解禁日の１０月に間に合わず、そのまま何もしないで、年が明け、心配した先生から、「会計事務所からの求人があるから、面接に行ってみないか。」そして、上記の言葉で、面接に行き、就職が決まったのでした。「税理士になりたいから、この仕事を選んだ」とか、「会計事務所の仕事に興味があったから」とかの理由では、なかったのです。　友人からは、「それでは、ダメだよ。ほかの理由にして」との返事、正直に言ったのですが、当然（そうですよね）のダメ出しでした。　結局、二人で話して、「税理士の資格を取得するため」にしました。嘘ですけど。（結果として、税理士になったので。結局、先生の意味する他の企業への転職をしなかったことだしね）　「この仕事で楽しいこと、辛いことは、何ですか?」　これも、難しい質問です。友人は私が最初にお世話になっていた会計事務所で一緒だったので仕事の内容は、わかっています。辛いことは、お互いに色々と出てきました。税金が高いので、どうにかならないのかと言われたとか、申告期限がせまっているのに、資料が揃わない等、でもどれも書けないから、「申告期限が決まっているため」にしました。(書けないことの方が辛いですけど)楽しいことは、何にしたのか忘れました。　「何のためにこの仕事をしていますか?」　これが最後の質問でした。他に質問があったのかもしれないのですが、忘れました。　「生活の為」即答でした。友人は、笑っていましたが、ＯＫは、でませんでした。　友人が適切な答えを考えて(内容は、記憶にないです)それになりました。　こうして、振り返ってみると結局は、ほとんどの回答は、友人が考えたことで、私の回答は、却下されたほうが多い(全てかも)様に思います。これでよかったのでしょうか。回答者の名前は、私になっています。どうかこのブログを先生が読まないように願います。　「何のためにこの仕事をしていますか?」他の方は、どう回答するのでしょうか?阿武　裕美

2005.09.26

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税理士になったきっかけ・・よくよく考えると・・・

私は税理士になり独立開業してから、まだ1年ほどの新米です。そんな私が税理士を目指す直接のきっかけとなったのは、自分では大学時代に簿記の勉強をするようになった事だと最近まで思っていたのですが、よくよく考えてみると実家が小さな会社を経営していたせいもあると思います。私の実家の会社は舗装用道路や建設現場などで使用する砂利や砕石を販売する会社なのですが、会社経理は私の母親が今も行っています。その母親は簿記の知識はありますがそれほど経理に明るい訳でもないので勿論、昔から実家の会社の経理や税務も顧問税理士の先生にお願いしていました。私の小さな頃からの記憶を辿ると思い出されるのは・・・大体、毎月一回位の頻度で打ち合わせのためにその税理士の先生がうちに来られ、会社経理の処理や対策などを私の母親や社長である私の父親にアドバイスしている光景です。その打ち合わせが終わり税理士の先生が帰られると、安心した表情をした母親の姿をいつも目にしていました。その頃は何のことかはよく理解していなかったのが本当のところですが、私の中では小さな頃から“税理士とはこんなにすごく尊敬される、感謝される職業なんだ”という意識が自然と芽生えたのではないかと思っています。(安易な気持ちで税理士を目指したわけではありませんが、その分、実際に税理士になってからその責任の大きさを強く感じている次第です。)さて開業してから友達や知り合いに “実家が顧問先になっていいね”とよく言われるのですが、現在、私は実家の会社の顧問税理士にはなっていません。つまり前述した税理士の先生に今まで通り、お願いしています。私が開業した時にその先生から顧問の交代を打診されたのですが、私の方から逆にお願いして実家の会社を担当して頂いております。ありがたいお話である反面、その先生とうちの両親との信頼関係を思うと安易に引き受けるのは忍びない気がしてしまったのが正直なところです。最後に後日談ですが偶然にも私が税理士登録をする際に、その顧問税理士の先生が私の登録審査する側(税理士会)の審査員として立ち会って頂くことになりました。それを知った時は不思議な縁を改めて感じました。審査を受ける前に“いつも実家の会社で父と母が大変、お世話になっております”と私から挨拶を申し上げました。“よくここまで頑張ったねぇ”とその先生に言われた事は、今でもよく覚えています。これからもご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いをいたします。羽田晋朗

2005.09.25

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修行中の身

営業の電話って、本当に面倒です。どうやって断るのが効果的なんでしょうか？　これまで、「取り込み中ですので」と言って電話を切ってきました。失敗なく切ることができていました。だから、一般的に通用する断り方だと思っていました。　常識は覆されるものです。同じ人から１０日ほど間をあけて電話がありました。会社名にも、そして声にも聞き覚えがあったのに、無策と言えば無策、２度目も「取り込んでますので」と言ってしまいました。すると、敵もさるもの、「１０日前にお電話して、そのときも『取り込み中』ということだったんですが、一体いつまで取り込み中なんですか」と切り返してきたんです。　人間ができていない、器が小さい、などのそしりは甘んじて受けるつもりです。でも、いつまで取り込み中なのかと言われて腹も立ち、そしてびっくりしました。　営業の電話を受けて、本当に取り込んでいるから「取り込み中です」と正直に言って断る人がいるのでしょうか？その営業の話に興味がないからこそ、そう断るんじゃないのかな、営業の電話をかける者としてそれくらいのこともわきまえていないのかな、ということが驚きだったわけです。　しかし、興味のない相手にしっかり食いつくことこそ、プロ根性と言えるのかもしれません。　結局は私の精神修養が足りないということか、と思い至り、始めて１年足らずのヨガのクラスで、自分と向き合う時間を増やしている今日この頃です。（修行はまだまだ足りません。）　大嶋　恭子

2005.09.24

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多分恥ずかしい話？？相続があった場合の消費税の納税義務の免除の特例等

平成１７年の後半にもなって、平成１５年度の消費税法の改正の話をするのもなんですが・・・平成１７年分より、件の改正で消費税の課税事業者となる方々が増えるわけで、問い合わせや相談も依然として多いのではないかと思います。　そこで、先日ちょっとある質問を受けて、恥ずかしながら（？）調べ直して驚いてしまった話を一つ。（万が一、未だにご存じでない方の為に、恥を忍んで・・・です。）　ご存じのように、消費税法第１０条は第１項で「その年に相続があった場合」、第２項で「その年の前年又は前々年において相続があった場合」の納税義務について規定しています。今回は第２項の話です。　平成１５年度の改正により、その年の前年又は前々年において相続があった場合については、　【1】当然、まず第９条によりその事業者（相続人）の基準期間における課税売上高が１０００万円以下かどうかで判定をし、　【2】次に（第９条では納税義務が免除されても）その被相続人の基準期間における課税売上高との合計が１０００万円を超える時は納税義務が免除されないとあります。　問題はその適用時期なのですが、「平成１６年４月１日以後開始する年に相続があった場合から」とありますので、平成１７年分、つまり平成１５年や平成１６年（一昨年や昨年）に相続があった場合は、第１０条については改正前の３０００万円で判定するという事になっている訳です（みなさんは、ご存じでしたよね・・・！？）。　ですから、昨年（平成１６年）や一昨年（平成１５年）に相続があった方の平成１７年分の納税義務は、　【1】まず、その方の平成１５年分の課税売上高が「１０００万円」以下かどうかで判定。　【2】次に被相続人の基準期間における課税売上高との合計が「３０００万円」を超える時は納税義務が免除されない＝３０００万円以下まで免除される・・・事になりますよね。　平成１６年に相続があった相続人の平成１８年分の納税義務も、同様に判定することになります。　何だか（かなり）変だなぁ・・・と、私は感じたのですが・・・。　例えば、相続等があって事業承継者がその土地に店舗を建設して・・・、「さあ課税事業者を選択して還付を受けなきゃ」と思ったら、「なんだ～、被相続人との課税売上高の合計額が１０００万円は超えてるから、課税事業者は選択しなくていいじゃん！！」なんて思って安心していたら、実は免税事業者のままで、還付を受けられなくなってしまうなんて事も・・・！？　結構、危険ですよねぇ～。　あまり仕事上関係ない（？）かもしれませんが、法人の消費税についても、合併があった場合の納税義務の免除の特例（第１１条）や、分割等があった場合の納税義務の免除の特例（第１２条、こちらは未来永劫３０００万円判定が残る？！）でも同じ事が言えますよね。　ガラにもなく、真面目な（恥ずかしい？）書き込みをしてしまいました。　まあ、最初なのでお許しを・・・。　新井英俊

2005.09.23

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４×５

先週末の17日（土）18日（日）に、保育園に通う次男の友達、４家族で「名栗げんきプラザ」へ行ってきました。それぞれの家族が共働きなのに、この少子化の時代に３人ずつ子どもがいて、総勢２０名の団体でした。（スゴイ！！）荒木先生のブログにもありましたが、保育園・幼稚園時代のお友達は家族ぐるみで付き合うことになるので、親も楽しみを分けてもらえます。１７日、現地に１０時に集合して、受付を済ませたあと近くのつつじ山に登り、プラネタリウムを観て、竹とんぼやブンブンゴマを製作した後、夕飯のバーベキュー＆カレーライスを親子で作りました。夕飯の後はキャンプファイヤーを楽しみ、翌日は昼食用のうどん作りを体験して、早めに帰路につきました。　名栗げんきプラザは、埼玉県で運営している施設なので、持ち込んだ食材を含めても１家族あたり２万円足らずの費用で、普段できない事をたくさん体験できたとても有意義な２日間でした。家に戻ってから、次男に「何が一番楽しかったか」を聞くと次男：「かわにはいって　あそんだこと」と答えていました。実は、バーベキューやうどん作りの最中にそばを流れる沢に裸足で入って遊んでおりまして、それが何より楽しかったようでした。母：「山登りもしたよね」と話を振ると次男：「それは　いちばんさいご」と、次男にとってはツライ体験だったようです。半年くらい前から、「ふじさんに　のぼりたい」と次男が口にするようになったので本気で次男との富士山登山を考えていた母には、ちょっと頼りないコメントに拍子抜けするのでありました。（チャン、チャン）齋藤　礼子

2005.09.22

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PAPA連

ちょっと変わったきっかけでお付き合いするようになった友人が３人います。現在中２の息子が幼稚園に通っていたときに知り合ったお父さん同士という関係です。もともとはママ同士が仲良く集まっていたのですが、ある時その中のＭさんが「ママだけでなくパパたちで集まって一度一杯やりませんか」というのがそもそもの始まりでした。以来「PAPA連」とう名のもと近所の居酒屋で一杯はもとより、季節の行事として春は潮干狩り、夏はバーベキュー、秋は椎茸狩りと家族ぐるみで様々な活動？を繰り広げてきました。が、ここ３年ほどめっきり活動が途絶えて、今はPAPA連４人はメル友という状況になっています。大手計測器メーカーの勤務するＭさんはPAPA連のムードメーカーのような方です。パパ同士の集まりというと変に身構えてなかなかうちとけられないのが普通ですが、何かとボケをいれてくれるＭさんのおかげで皆がここまで仲良くなったように思います。Ｍさんは３年前に金沢に転勤になりその後１年前から家族を金沢に残して大阪に単身赴任しています。　Ｍさんからのある日のメール『子供に「単身」を告げた時のこと。　　最初は　「とーちゃんとかーちゃんは別れて暮らす事にした。・・平日は。」　　から切り出しました。　一瞬緊張した後に、「とーちゃんは単身で大阪に行くから平日はいない、ということだ」　と、言った瞬間、拓也の目が喜びに光ったのを見逃しませんでした。　子供達も金沢が良いらしく安堵した後、佑介が少し残念そうな顔をしていたので聞いてみたら　「１週間くらいは大阪で遊んでみたかっ　　た。」　　　「とーちゃんが単身してれば前線基地ができたことになるんだから、遊べるぞ」　　「そーか、金沢にいるままで大阪も遊べるんだね」　　いたって気楽な家族です。』いつもこんな感じでユニーク楽しいＭさんです。　自動車メーカーに勤務するＹさんは３年前からアメリカに家族で赴任しています。Ｙさんから所得税と固定資産税の納税管理人の依頼を受けています。Ｙさんは自宅マンションを会社に社宅として賃貸しています。非居住者なので国内源泉所得２０％源泉徴収ですね。非居住者の国内源泉所得の確定申告･･ご存じですか？私は恥ずかしながらこれまで経験がなかったので知りませんでしたが、所得控除は寄付金控除・雑損控除・基礎控除のみの適用ということだそうです。５年以内には帰国予定なので帰国後一度に還付申告する予定です。Ｙさんから来月放送予定の「白線流し」をDVDに録画するよう頼まれています。忘れずに予約しなければ・・。　　３年間福岡に単身赴任していた管制官のKさんは９月に戻ってきました。今週末あたりにはＫさんと帰宅祝賀会をやることになりそうです。　３年前からゴルフを始めた私に続きＹさんもアメリカではじめはじめたそうで、将来４人が所沢に戻った暁には一緒にコースに行くのが今から楽しみです。　　　　荒木　章

2005.09.21

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クジラ島の少女

アミューズソフトエンタテインメント「クジラ島の少女」という映画をみました。　舞台がニュージーランドということでなつかしさ半分、和み気分半分で鑑賞しましたが、ニュージーランドの先住民であるマオリ族の伝統を重んじる心、そしていろいろな形で表現される家族愛など、美しい景色と共に映し出されており、涙もろい私には思わずうるうるくる一本でした。なんでも主演のケイシャ・キャッスル=ヒューズはこの作品でアカデミー主演女優賞に最年少でノミネートされたそうで、演技力もお墨付きのとてもキュートな女の子でした。　さて、ニュージーランドでの税金雑談も少し。　ワーキングホリデーでニュージーランドに住んでいたときに２～３ヶ月ほど現地でアルバイトをしていたのですが、もちろん給料からは所得税を天引きされていました（日本と一緒ですね～）。以前は出国前に手続きをふめばタックスリターン（確定申告）ができ、ニュージーランドにいながら申告・還付を受けられたようで友人もしっかり還付を受けていたのですが、私が帰国するときには、ちょうど制度が変わり、出国してから申告をすることになったようです（現制度は分かりませんが・・・）。そこでカタコトの英語で日本の住所を伝え、「絶対申告書送ってね！」と窓国のお姉さんに頼んだのですが、５年たった今でも申告書は届いていません・・・。今ではネット上で申告書もダウンロードでき、オンラインで申告もできるようで、あ～ざんねん。日本の税金にいくらか明るくても、英語ができない私の悲しい税金の思い出です。でも、あの美しいニュージーランドの大自然にいくらかでも貢献したのだわ。と勝手に思えば少しは救われるのでしょう。舟越かおり

2005.09.20

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青年部ばんざい！

先日の埼玉県連青年部一泊研修に所沢支部からは１１名の先生方が参加していただきました。この場を借りて感謝、御礼申し上げます。　田中先生がこのブログにも書いていたように、非常に活発な意見交換ができましたし、本当に刺激的な時間を過ごすことができ、企画した人間としてもホッとしています。　県連青年部の一泊研修は実に１０年振りのことなんですが、前回はまだ私が税理士会に入会した翌年だったと思います。当時は、私もまだまだ初々しく？積極的に青年部の先生ともお話ができずにいたのですが、この一泊研修で非常に仲良くなれた気がします。今回はこんな自分自身の思いもあったので一泊でやることになりました。　今現在、関東信越税理士会で青年部があるのは埼玉県支部連合会だけであることを知っていますか。他の県連では青年部と女性部を統合して企画部になってしまっています。最近では埼玉県連でも青年部不要論があることも事実ですし、実際青年部が無くなってしまった支部もあります。　しかし、私は青年部は絶対に必要であると言いたいんです。現在の青年部は４５歳以下の男性税理士と規定されていますが、男性限定は撤廃しても良いと思いますが、いわゆる若い税理士の枠組みは必要だと思います。　　　なぜなら、私たちはこの税理士という職業でこれから２０年、３０年と飯を食っていかなければならからです。　税理士制度の社会的認知と職域防衛は私たちにより身近で切実な問題のはずです。それなのに何もできないと諦めて他の人に任せたままでよいのでしょうか。自分たち自ら責任を持って税理士の未来を考えていかなければおそらくこの税理士という職業はいずれ淘汰され消滅してしまう危機にさえあると思います。これは私たち自身にとってもこれから税理士となる若い人たちにとっても回避しなければならない重要な問題です。　この難局に対応するためにも当事者である青年部は絶対に必要です。柔軟な発想と積極的な行動力こそ若者の特質であると思いますし、それが可能な人材も揃っていると思います。これからも積極的に青年部へのご協力をお願いします。　金子　俊哉

2005.09.19

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クールビズから環境税を考える　

やっと　9月中旬に入って朝晩が涼しく感じられるようになってきました。　 6月1日からノーネクタイ・ノ－上着で仕事をしてもよいと政府主導で始まった「クールビズ」に小泉首相が沖縄のカラフルなシャツ「かりゆしウェア」を着て首相官邸を闊歩していたころが懐かしく思い出されます。「かりゆし」とは沖縄の方言で、めでたいとか縁起がよいという意味らしいです。「ク－ルビズ」のつぎは「ウォームビズ」だそうです。秋冬の新しいビジネススタイルとして定着させ「暖房時の室温を２０℃に設定する」ことを普及、定着させていきたいと考えているのだそうです。ファッションにばかりに気をとられがちですが、本来の趣旨「温暖化対策や省エネ問題」も忘れてはいけません。　21世紀は「人類最後の世紀」になるかもしれないと　イギリスの天文学者マ－ティン・リ－スが警告を発しています。エネルギ－の使いすぎからおきる地球環境問題は、我々が感じている以上に深刻な問題なのだそうです。　最近の「ハリケ－ン」や「台風」また「オゾン層の広がり」は、地球が我々に何かを伝えているような気がします。地球の生態系を動かしているエネルギ－の源泉は太陽です。太陽が風や雨を生み出し、光合成する植物が太陽エネルギ－を栄養に変えて蓄え、動物たちがそれを食べて生きています。人間が、自分にとって便利な社会環境を造り続けることは、この地球の生態系を破壊することになり、他の動植物は勿論のこと、地球そのものの破壊に自らの手で推進していることになるのではないでしょうか・・・・人間は自分たちの欲望をかなえるために、知識を最大限活用してきました。しかしこのまま知識の欲望を追及していけば、あらゆる面において神の領域を犯しかねないと思います。　　一度　破壊したものは、戻らないと思うのです。　砂漠は地球上の陸地の約１４％を占めています。世界最大の砂漠は、アフリカ北部に広がるサハラ砂漠で、面積はアメリカよりも大きいのです。これからは　人間の欲望を押さえるための知識が必要となるのではないかと思えてならないのです。釈迦の教えである「四諦」の中にそのヒントがある気がするのです。　「無苦集滅道」　　　苦諦・・・人生は苦である　　　集諦・・・苦の原因は欲望である　　　滅諦・・・原因である欲望を滅すれば、結果である苦もなくなる　　　道諦・・・苦の原因である欲望を滅する道「21世紀を人類最後の世紀」にしないためにも環境税の導入がそのきっかけになるとよいのですが・・・・　　 (電気を大切にね　byでん子)　　安西　節雄

2005.09.18

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所沢支部旅行報告第２弾

バス旅行の続きを書きます。その前に、先日のクイズの答えをお知らせします。０＝０　０＜５　５＜２では、２＜？という問題の答えは、２＜０です。何故なら、０はグー、５はパー、２はチョキだからです。それぞれを出したときに、握っていない指の数・・・と言えばわかって貰えますか？旅行２日め！本来の目的地、愛知万博にＧＯ！！会場内は自由行動でしたので、それぞれ行きたいパビリオンを考えておられたと思います。私達家族もそうでした。でも、朝のニュースで、開場前にもう５千人も並んでいると知り、企業パビリオンは断念しました。私達家族が行ったパビリオンはマンモス・大地の塔・イタリア館・アメリカ館・アルゼンチン館・カナダ館の６箇所でした。マンモスの大きさには、ビックリ！！でも、見ていられる時間の短さにもビックリ。昔、上野動物園にパンダを見に行った時の事を思い出してしまいました。イタリア館の「踊るサテュロス」も素敵でした。その周りを１周するときの自分の声の反響は、初体験でした。昼食は、イタリア館の２階のバールで静かな雰囲気でとることが出来ました。本格的バール！！とテレビで言っていたので楽しみにしていたのですが、チョットお高かった・・・です。それと、品数が少なかったかな・・と。ただ新発見があります。レストランでグラスで飲んでも、外の雑踏で紙コップで飲んでも、ビールやコーラの値段は、どれも一緒でした。アルゼンチン館で本場のアルゼンチンタンゴを実演していました。見ながら私が考えたことは、「この２人は、恋仲かな・・・？」でした。俗っぽくて、すみません。でも、恋仲でなくても、踊っているときにそう思わねば、この踊りは絶対踊れないような気がします。アメリカ館も面白かったです。フランクリンが、「もう少し、遅く生まれたかった」と言っていました。同感！！きっと、いつ生まれても、そう思う人は多いのではないでしょうか。カナダ館は、娘がカナダの学校に行っているので、はずすわけには行きませんでした。この館で面白かったのは、入口で説明している女性の話し方・・・というか日本語のアクセントが娘の学校のＰＴＡ会長とソックリでした。アメリカ館でも感じなかったので、きっとカナダ人特有の何かがあるのでしょう。主人が車椅子でしたので、どのパビリオンも別枠で入場でき、有難かったです。１台の車椅子に１人の介助者かと心配していたのですが、娘も一緒に入れてもらえ、家族バラバラにならなくてすみました。助かったといえば、入場の際、ゲートまで１キロ近く、沢山の人達の中を車椅子を押しながら歩くのは至難の業でしたが、瀧島支部長の事務所の方が、さりげなく誘導して下さいました。途中からは、彼女の右手を見て行くだけで良かったので、本当に助かりました。周りの方達に、わざわざ空間を作ってもらうのではなく、空間を見つけてくれていました。あの、さりげなさ・・・見習いたいです。良い勉強になりました。ありがとうございました。さて、その日の宿は、浜松のホテル九重。それはそれは、素晴らしいホテルでした。どなたかが、「家族旅行では行けそうにないホテル」とおっしゃってられましたが、私も実感！！でした。３日め。浜松のエアーパークで遊び帰路に着きました。最後の食事は、沼津でカマ焼きとお刺身。さすが本場！！の味でした。仲間とワイワイ食べることの楽しさ・・・を感じていました。今回の旅行を企画執行下さった福祉共済部の先生方、大変だったと思います。バスの中でまとまって座ってらしたのも素敵なことだと思いました。何かと集まって会議を開いておられるのを見るにつけ、感謝と羨望で見ていました。これからも素敵な企画を宜しくお願いいたします。　　　　　　　　　　　　　　　角田　千鶴子

2005.09.17

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韓流

昨年来、韓国ドラマにはまってしまいました。始まりは、やはり、「冬ソナ」です。韓国は、地図で見れば日本に一番近い国です。でも、私の意識の中では、興味のない遠い国でした。しかし、韓国のドラマや映画のシーンには日本的なところがたくさんあり、何て近い国だったのだろうと初めて感じました。　夏のシーンでは、縁側のようなところで、スイカをかじり、庭に向かって種を吹き飛ばしたり。　冬のシーンでは、寒い公園のベンチで焼き芋を分け合って食べていたり。　高校生は、学ランに紺ブレだったり。　カラオケをしているシーンもたくさんありました。欧米の映画には絶対出てこないシーンですよね。親近感を感じると、俄然興味がわいてきて、韓国だけではなく、アジアのニュースなども、以前より関心をもって見るようになりました。今年の夏は、終戦から６０年ということもあり、テレビ等で、「アジアの中の日本」といった内容の番組を、多く視聴し、戦前、戦後のことをよく「勉強した」夏でした。　憲法改正（９条）、小泉首相の靖国参拝、東京裁判などについての議論を聞き、私は何て無知なのだろうと感じました。　きっかけは「冬ソナ」でしたが、久しぶりに仕事以外のことに興味をもち、知識を深めたいと感じた夏でした。橘　多佳子　

2005.09.16

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名付け親

保育園に通う次女の{ほのか}は、今月、1歳の誕生日を迎えます。そして、今日、保育園で9月生まれの子達の誕生会が行われるそうです。もも組（0歳児クラス）では、誕生日にあわせてクラスのお便りに、その月に誕生日を迎える子の名前の由来を、親が書いて配布します。先に誕生日を迎えた子のお手紙を読むと、いろいろな思いを込めた凝ったお名前ばかり・・・。別に我が家の“ほのか”が凝ったお名前ではないというわけではないと思うのだけれど名前をつけた経緯が・・・。それでも、やっぱり、我が家にも先生から原稿の依頼がありました。ど、どうしよう！！実は何を隠そう、ほのちゃんの名付け親は4歳年上のお姉ちゃんなのでした。まだほのちゃんがお腹にいるときのこと、お姉ちゃんとお父さんが名付けの本を見ていました。と、たまたまお姉ちゃんが“これ！！”と指差したのが“ほのか”なのでした。え～！！それで決まり？？それからというもの、保育園でお腹の赤ちゃんを紹介して歩いたらしく、会うママ、会う先生に“ほのかちゃんて言うんですってね！！”と言われる始末。私だって、“あの名前にしようかな～。この名前もいいな～。”なんて暇さえあれば考えて楽しんでいたのに・・・。いざ出生届を提出する時になって、他の名前にしようかとも思いましたが、最後まで“ほのか”と呼び続けたお姉ちゃんに負けて、結局、生まれてきた赤ちゃんの名前は“ほのか”となって（？）しまいました。おととい提出した原稿は上記の通り。先生には、“名前の由来を”と言われたのだけれど・・・。ほのちゃんごめん！！清塚貴子

2005.09.15

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青年部研修会に参加しました

ご存知かもしれませんが、税理士会には「青年部」という活動があります。私の記憶によれば、（詳しい規定はよく覚えていませんが）青年部には４５歳？以下の男性税理士会員（女性会員は女性部に所属しておられます）が無条件で所属できるのだと思います（定義が違っていたら、ごめんなさい）。ただうちの嫁さんに言わせると、「３０代はともかく、４０代で青年とはちょっとおこがましいかも・・・」ということのようですが、まあ青年会議所さんも似たような感じですからオッケーでしょう。個人的にはまだまだかなり青年と思ってます。　　　さて先週の金曜日・土曜日に、埼玉県下税理士会の青年部全体で泊り込みの研修がありました。念のため申し上げますが、きちんとまじめに研修したんですよ、はい。それもいろいろと・・・。それはともかく、普段同じ支部に所属する「同世代（２０歳くらいの差は誤差の範囲！）」の方々と話をするだけでもすごく刺激的なのですが、さすがに県下から集まった方々、いつもにも増して刺激的でした。同世代であっても、開業して数年の方もいればベテランの域に達した方（あるいは私のように年数「だけ」積み上がった人間）も、また親等の事業を引き継いだ方もいればゼロから始められた方もいて、各人それぞれの経験や苦労をお聞きすることができました。人類が他の生物との生存競争に打ち勝って地上の覇者となった理由の一つは、他の個体の経験をあたかも自分の経験として取り込むことができる「学習」にあったとも言われています。今回まさに他の方々の貴重な経験や自分にはなかった発想等をお聞きし、生きた学習をさせていただきました。同時に、このようなすばらしい方々と同じ業界の空気を吸い、お互い切磋琢磨し合えることを再確認することができ、これからの仕事に対して勇気百倍となりました。このような気持ちは、甲子園で対決し合った球児同士、あるいはワールドカップで競い合った選手同士で共有する気持ちと同じようなものだと思います。私もかつてそうでしたが、やはり登録後日が経たない時期にはどうしても税理士会の会合等に足が向きにくいものです（昔も、そして今も小心者なんです）。でも私の場合には数年経った後、同世代の青年部の方々に暖かく迎えていただけたので、その後顔を出せるようになりました。そしてその後は支部の旅行なんかにも参加させていただいたりして、税理士会の会費を取り戻すくらい、しっかりと楽しませていただいてます。経験が浅い時期であればあるほど、他の方々の経験談は貴重な学習材料です。若い会員の方々は、どしどし地元の税理士会、特に男性の方はまずは青年部に顔を出してみることをお奨めします。またそのような方々に、私のように顔を出すことが平気になった人間から声をかけていくというのも、仲間を広げていくために必要なことだと思います。これからも大いに学び合い、大いに語り合い、そしてまたこの間の研修のように大いに騒ぎ合いましょう。　　田中　大貴

2005.09.14

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敬老の日には少し早いですが

私には郷里（福井）に祖母が健在です。他の祖父母は既に亡くしていますが。　このばーちゃん、若い頃はとにかく男勝りで曲がった事は大嫌い、それと明治生まれの気質で無駄を良しとしない倹約家でした。　近所のガキ大将も悪さをしてはよく叱られていたみたいで、「おまえん家のばーさん、おっかねー。」などと恐れられていました。　祖父母は専業農家でしたが、何よりも仕事が大好きで、一年中田畑に出て働いていました。　また、「わたしゃ、男に生まれたかったね。」と常々話していました。　私の両親も共働きで、帰りはいつも夜１０時を過ぎていた事もあって、高校の頃までは我ら兄弟３人、いわゆるばーちゃん子でした。ばーちゃん子と言えば聞こえは良いですが、とにかく勇ましい祖母だったのでよく衝突し、我々にとって何かと煙たい存在の人でした。　そのばーちゃんも、さすがに寄る年波には勝てず、１０年くらい前から白内障の手術、糖尿病による入院などが続いた後、４年位前からはとうとう老人ホームではない、高齢者専用の完全介護の病院に入ってしまい、以後入院したままとなってしまいました。　帰省の折には面会に行くのですが、今や往年の勇ましさは微塵も無く、ニコニコしながら小さな目をいっそう小さくして喜んで迎えてくれます。　ただ、他の孫やひ孫、さらには実の子が面会にきても、「お前、だれだったっけねえ？」などと、少々おとぼけ気味らしいですが。　しかし最近は面会に行く我々が不思議なパワーを逆に貰うような気がします。「毎日美味しいものを食べさせてもらって、何一つ不満は無いね。」「幸せに暮らしているよ。」　「仕事は頑張っているか？」その優しい面影はトトロに出てくるお婆ちゃんの様です。この９月に、長寿のお祝いを福井市から受けました。お祝い金とスェットの上下を頂いたそうです。アニキが「ばーちゃん、これ着るなら洗っておこうか？」と聞くと「そうよな。退院したら着させてもらうよ。」と話したとか。　ばーちゃん、なんてかっこいいんだろう、泣けてくるぜ。どこまでもプラス思考なんだね。また会いにいくからパワー頂戴ね。ばーちゃん、来年３月で１００歳。おめでとう！奥田信敏

2005.09.13

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この頃ちょっとたのしみ

８月下旬に、「益子陶芸手びねり体験ツアー」というバスツアーに参加した。陶芸が趣味ということではなく、成り行きでのことである。ツアーは、朝７時過ぎに所沢を出発、「益子焼」で有名な栃木県益子町に向かった。途中、日本一大きい恵比寿様（台座を含め高さ２０メートル）があるという大前神社（栃木県真岡市）にお参りした。　　益子について早速手びねりを体験。作業台に粘土が用意され、持参したエプロンをつけ、持ち時間１時間で作った。手びねりというのは、小学校の授業での粘土細工と同じである。サンマを２尾のせる位の四角い皿を頼まれていたが、そんなものは作れそうもなく、灰皿とも器ともとれる形となり、３０分もすると飽きてきた。それでも他の人の作品を参考にしながら模様をつけたりして何とか完成させた。　終了後、昼食をとり、自由時間に何件もの陶芸の売店を見て回った。…先に売店を見ていれば、作る作品のイメージが沸いたのに…。この日の作品は後日（１か月半から２か月くらい後）、焼き上がってから送られることになっている。初めての陶芸作品がどんな風に焼き上がってくるのか、この頃ちょっと楽しみにしている。ツアーは、近くの酒造会社を見学し、佐野プレミアムアウトレットパーク（栃木県佐野市）に寄って帰路についた。若山　智

2005.09.12

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タックス・ペイヤ－としての自覚

皆さん　今日は衆議院議員選挙の投票日です。投票はもう済まされましたか・・・・・・私は、昨日　午後６時30分に入間市役所に行って期日前投票をしてきました。日も落ちていましたので、空いていると思っておりましたら、市役所の駐車場はほぼ満杯の状態で、多くの市民が投票に駆けつけておりました。投票率は高くなる予感がします。　突然ですが　国民ことを通常「タックス・ペイヤ－」だと云われます。　　そして　この英語を日本語に訳すと、一般に「納税者」と訳されます。　「納税者」とは、税を納める人と書きますが、　私たち日本人は、どちらかというと税金を「納める」というのではなく、税金を「取られる」と思っている人が多いと思います。この税金を「取られる」という考え方について、かなり昔に読んだ本で記憶が曖昧で申し訳ありませんが　「日本人は、市民革命を経験しておらず、民主主義も勝ち取ったものではなく与えられたものなので、自分たちで社会を築いてきたという考え方がない」　というようなことが書いてありました。つまり　日本は、上からの改革によって実現されたという歴史があり、みんなの税金で国を支えあうという意識が薄いといわれています。本来　「タックス・ペイヤ－」とは、税金をすすんで「納め」、その使途を監視する者という意味なのですが・・・・・　このように税金を「取られる」という考え方がある限りには、支払った税金がどのように使われているのか、また公共サ－ビスをどのように要求するのかという問題に対して、無関心となってしまいます。財務省の「税制メ－ルマガジン第19号」よると　「時は金なり」と言えば、国の借金が積み上がるスピードもさることながら、その借金を返すための利払い費も、すさまじいものがあります。　国債の利払い費が毎時どのくらいの額か想像できるでしょうか。　１時間でおよそ１０億円です。１０億円と言えば、平均的な小学校を１校建てる建築コストに相当します。　そんな膨大な「借金コスト」がかかっているのです。　別の言い方をしますと、私たちの納めた税金（国の一般会計分）４４兆円のうち、１８兆円までもが、社会保障のためでもなく、教育のためでもなく、国防のためでもなく、借金返済（国債費＝国債の元利払い）のために費やされているのです。　その比率たるや４割を超えています（４１．９％）。税金の半分近くが、借金返済のための経費に消えている格好です。もし仮にこの比率が１００％になったら、いわゆる自転車操業状態（収入の全てを借金返済に充てている状態）です。　さすがにそこまで陥ってはいませんが、約半分が借金返済に回っているとは驚くべき事実です。　　　　　　　　　　　　　　　　主税局広報担当主税企画官　矢野　康治　　ビックリです　たった　1時間ですよ　10億円は　それも利息だけです。主税局の方自身が、このように将来の不安を素直に文章に書いておられるのです。　私たちが本来の「タックス・ペイヤ－」としての視点をもっていれば、決して無関心ではいられないと思うのです。次世代の子供たちにこのツケを回しているだけなのですから私たちは、租税教室を通じて子供たちには「タックス・ペイヤ－」としての自覚を持ってもらうと同時に、「税金は大切なものだ」ということを理解してもらえればと思っております。　エコノミストの財部誠一さんが「借金時計」をつくっておられますので是非ご覧ください。　　　　http://www.takarabe-hrj.co.jp/takarabe/clock/index.htm 　　皆さん　「タックス・ペイヤ－」として国民の義務を果たしましょう　これから　私用で　出かけます。　選挙管理委員会の皆様「明日は仕事です」などと嘘をついてゴメンナサイ　　安西　節雄

2005.09.11

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税理士となって4年目

私が税理士登録をし、そして、開業してから今月で４年目に突入しました。これまでの３年間で顧問先もだんだんと増えてきました。そのきっかけも様々です。ありきたりのところで言えば、税理士会からの紹介、知人からの紹介、顧問先からの紹介、電話帳の広告など．．．。中には、最初は事務所の看板を見てということで電話をいただき、その後、私の事務所でお会いして、業務内容等を説明し、先方も何件か他の事務所と比較検討して、最終的には、私のお客さんになっていただきました。その際に、「どうして、私の事務所を選んでいただいたのですか？」と尋ねたら、その方は、「事務所があまり立派ではなかったので、そんなに敷居が高くないかと．．．」と。確かに、その当時（といっても１年半ぐらい前のことですが）、築20年以上も経った古い建物で、お客さんも3人以上来られたら誰か外で待機しなければならないような狭い事務所（もちろん応接室もありません）でしたので、そのように言われても仕方ないと、うれしいような悲しいような複雑な気持ちでした。その方も会社（通称1円株式会社）を設立したばっかりで、資金的にも余裕がなかったらしく、顧問料が高そうなところはちょっと．．．ということのようです。ちなみに今は、昨年のちょうど今頃、現在の場所に事務所を引っ越したので、立派ではなくても、3人以上の来客でも対応できるようにはなりました。（応接のためのテーブルや椅子を置くスペースはありますが、「応接室」はありません。）その方も後で、「私とほぼ同年代（30代前半）で、話も合い、相談等がしやすそうだったので。」とフォローしてくれました。確かに私の顧問先を見てみると、私と同年代の方が比較的多いです。通称1円会社等の資本金が少なくても会社が設立できるという背景もあり、30代ぐらいの方の起業がしやすい環境になってきたのだと思います。また、私としても両親と同じぐらいの年齢の方ですと、お互いの意見が思うように言えない等の意思の疎通がうまくいかない時もたまにあったりします。しかし、中には、私を自分の息子のように接していただき仕事以外の面でもお世話になっている方もいます。　来年から新会社法が施行され、より起業しやすい環境になりつつあるので、私と同年代くらいの起業をしたい方が増えて、そのお手伝いを少しでも多くできたらと思っています。　　高梨　雅樹

2005.09.10

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嵐とアメリカと私

なにやら映画のタイトルのようであるが、そんなすてきなことではない。超大型ハリケーン、カトリーナの爪あとがテレビをとおして私の目にも飛び込んできた。「あっつ、フレンチクオータだ」、もう30年近く昔の記憶がよみがえってきた。当時大学卒業間じかだった私は、何とか就職も決まり、卒業まで2ヶ月程となった時期、借金をしてアメリカ旅行をした。サンフランシスコのホテルで2泊、約一月あまり後集合予定であるロスアンジェルスのホテルを確認。後は移動方法が路線バスという事以外、宿も決まっていない完全に自由な一人旅であった。出発が西海岸ということであったので、「まず東に向かおう。」隣のネバダ州に向かった。サンフランシスコを出発後最初の宿泊はリノという街あった。ここはカジノで有名らしい、当然その夜は街を探検、カジノってこういうところか・・・。残念ながら貧乏旅行であるためせっかくの街を堪能できず。次はさらに東、ユタ州、ここで一気にニューヨークを目指しロッキー山脈を越え東へ！といいたいところだが2月の旅、大雪でクルマがスリップしている画像がホテルのテレビから映し出される。英語力のない私でもテレビの画像は理解できる。「こりゃ恐そうだ。・・」ということで南下、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス、ここから北上オクラホマ、ミズーリ、インディアナあたりまで行ったのだろうか？　ほとんどバスに揺られているような旅であった。そんな旅でひときわ明るい印象のあるのが港街ニューオリンズ、とりわけ観光拠点フレンチクオータであった。この一画、お祭りのようににぎやかであった。生牡蠣を食べたっけ。(当時は)積極的だった私、「今度は仕事でこの国にまたくるぞ！」・・・そんな昔の記憶がよぎった。　その後仕事でアメリカに行く事はなく、海外とは縁のない現職に就いた。人生って思い描いたとおりには進まないらしい。　若かった私と華やかなフレンチクオータ、中年の私と水浸しになってしまったフレンチクオータ、明日の彼の地は輝いていてほしい・・・。安田　仁美　

2005.09.09

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まさか！相続時精算課税を選択しているとは

先月早々に相続税の調査がありました。　被相続人は平成１６年に亡くなられた方で、法定相続人は４人ですが、うち２人は家庭裁判所へ相続放棄手続を行っておりました。　私が相続税の申告をお願いされたときはこの相続放棄手続の終了後であり、相続放棄していない相続人２人と詳細な打合せを経て、年内の申告期限までに相続税申告書の提出を終えることができました。　私から２人の相続人には、「課税価格が多いので相続税の調査はあるのではないか」と話はしていたので、税務署からの調査についての連絡があったときには、「やっぱり予想通り」と思いました。　調査当日は通帳と金庫の書類を確認し、その場で説明できなかった通帳の出金について用途を調べて後日回答するようにお願いされてその日の調査は終了しました。　後日、回答のため税務署に行ったときに、調査官から「実は、相続放棄されている○○さんが、平成１５年分の贈与につき相続時精算課税制度選択しているようなのですが、先生知っていましたか？」と話を切り出されました。　とっさに私は「えーっ。本当ですか？」としか答えられませんでした。　心の中では「やっちゃったー　そういえば相続放棄した方には、相続で財産取得してないから一切確認していなかったな。　相続時精算課税制度の研修に行ったときに、これは安易に選択したら大変なことになるのでクライアントには積極的に勧めないという方針なのに、まさか！相続時精算課税を選択しているとは」と反省会をしていました。　実は、相続放棄をした○○さんは、被相続人から平成２年から平成１５年まで毎年土地の持分贈与を受けていたので、平成１５年贈与分は相続時精算課税の対象で平成１４年分と１３年分は法１９条（生前贈与加算）の対象になるようです。（相基通１９－３）　調べたところ、法４９条の２（相続時精算課税等に係る贈与税の申告内容の開示等）という制度があるので申告前は確実に利用し今回のようなミスを防ぎたいと思いました。清塚　健二

2005.09.08

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ティーチングとコーチング

５年ほど前からコーチングに興味を持ち、そのスキルを日々の仕事に取り入れています。税理士として税金に関するアドバイスをする際には、ティーチングでもうまくいきますが、ことマネジメントに関するコンサルティングとなると、やはりティーチング的手法には限界があります。そんな壁にぶち当たっていたころに出会ったのが、コーチングでした。私は現在、自分自身にも専属コーチをつけています。もう２年ぐらいになるでしょうか。毎週水曜日の朝、１時間ほどの電話セッションを続けていますが、その効果は絶大です。さて、このコーチング。じつはビジネスシーンだけでなく、子育てにもたいへん有効です。私の息子は、いま２歳４ヶ月なので、親としてもまだまだティーチングの割合のほうが大きいですが、それでも最近ようやくコーチングが機能するようになってきました。　息子：　「ねえ、パパ。　なんでえ？　なんでえ？」　私：　　「何でだと思う？」　息子：　「えーっと、うーんと．．．」自ら考えるという習慣が、少しずつ身についてきたようです。なるべくこちらから先に答えは言わず、答えが出ても出なくてもいいから、まずは「何でだと思う？」と問いかけることにしています。先日、私が仕事から帰ると妻が、「今日、保育園でおともだちを叩いて、ケガさせちゃったんだって！（苦笑）」まだ２歳とはいえ、父親として、ここは叱るところです。　私：　　「おともだちと仲良く遊ばなきゃダメだよ。ね？　　　　　何でそんなことしちゃったの！？」　息子：　「なんでだとおもう？」　私：　　「・・・・・・・・・。」　　（わきで聞いていた妻、爆笑）今回ばかりは、完全に一本とられました。　　　　　　ＳＯＳコンサルティング代表　　　　　　　奥　村　昌　平

2005.09.07

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雨は苦手です。

昨日、関東信越税理士会の第６回税務支援対策部会議に出席してきました。　会議は大宮の本会事務局会議室で行われますが、飯能市から大宮までは電車で行っても、車で行っても1時間を越えます。　普段は電車で行くのですが、台風の影響で朝から雨が本降りだったので、車で行くことにしました（濡れるのがイヤなんです）。　　時間の余裕を見て１１時前に事務所を出発、12時20分頃大宮に到着、ソニックシティで昼食を取りました。禁煙席に着くとまわりは全員女性です。男性諸氏は社員食堂かラーメン屋さんなのでしょうか？　食事しながら、窓の外を見ていると、雨がますます強くなり、ほとんど先の景色が見えない状態になってきました。バケツで水をぶちまけた状態とはこのことですね。レストランから事務局のビルまでは150ｍほどですが、その間だけでもずぶ濡れになりそうな勢いです（傘はほとんど役に立ちそうにありません）。　会議の始まる時間議ぎりぎりまで様子を見て、雨の勢いが若干弱くなったところを見計らって事務局のビルへ行きましたが、ズボンの裾はびしょびしょです。会議室に入ると、珍しく到着していない方も何人かいます。出席者は長野、新潟、栃木、群馬、茨城、埼玉から集まりますので、遠方からの出席者は大変なのです。１時間程度で到着できるのは恵まれている方です。全身ずぶ濡れの方もいて、大変な状態です。　会議は税務支援施策の実施要領及びＱ＆Ａの策定に関するものですが、白熱した会議が５時過ぎまで続きました。　終了後の雨の中、他県まで帰って行く方を見ると、本当に頑張っているなあと感じます。 7,000名近い会員組織が滞りなく活動できるのは、縁の下の力持ちのような人がいるからなのだと改めて思いました。１時間くらいで弱気になる自分はまだまだです（でも雨の日は車にします）。雨が苦手なのは直りませんね。森　健二

2005.09.06

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生涯現役

８月２９日（月）から３１日（水）の３日間、長野県の木崎湖温泉に母校剣道部の夏期遠征合宿に参加した。９月１１日（日）に日本武道館で行われる関東学生剣道優勝大会（男子）と１７日（土）に東京武道館で行われる関東女子学生剣道優勝大会（女子）を目指しての夏の合宿である。全日本出場の予選も兼ねた大会でもあり、当面の目標は全日本出場の資格を得るまで勝ち上がることである。強豪校がひしめく関東で勝ち上がることは大変に難しいと言われている。そんな中で、昨年、男子は創部以来、初めて準優勝することができた。　そんな環境のもとでの夏の稽古である。果たして、私みたいなＯＢが学生との稽古に耐えられるだろうかとの一抹の不安を感じつつも、妙に血が騒ぎ、車を走らせた。２９日の午後の稽古から参加することができ、学生を鍛えるつもりが、学生から逆にボコボコに？鍛えられてしまった。吉本興業のギャグでやられた方が「今日のところは、この辺で許したろ～」まさに、そんな感じであった。　二日目の稽古の中のある時間帯は恩師（剣道部長）から「お前の好きなように、一年生と稽古しなさい」と言われ、一年生を預けられた。基本打ちや技の稽古を行った後、掛かり稽古（短い時間帯の中で連続して、打たせる稽古・・・打つ方にとっては息が上がり、かなりきつい。打たれる方にとっては痛い？だけ）を行った。何回も繰り返し行ったが、私自身も熱くなり、逆にこちらからも心臓がバクバクするくらい打ち返してしまった。稽古終了後、修行が足りないせいか、左手の５カ所の豆が破れていた。「やばい。これはしみるぞ」と思ったとおり、温泉のお湯が痛かった。　稽古が終われば、ただの先輩後輩である。心から楽しく、現役学生（上級生中心・・・お酒は二十歳を過ぎてから？）と酒を酌み交わすことができた。これも剣道というスポーツ（正しくは武道）のお陰である。年齢を重ねても稽古できる。『強い』とか『弱い』とかは関係ない。『する』か『しない』かだけである。　実際に学連のＯＢ大会で、９０歳を越えた大先輩が試合に出場し、戦っている姿を目の当たりにしたことがある。稽古ではない。試合である。生涯現役と口では簡単に言えるかもしれない。私は、その大先輩の姿を通して、生涯現役の心を教えていただいたような気がする。　さあ、税理士家業も生涯現役の心で。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　佐藤年彦

2005.09.05

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支部旅行会に参加して

福祉共済部主催の秋の旅行会に参加して参りました。今年は、２泊３日の国内バス旅行でした。瀧島支部長以下３５名の参加者は、目的地を愛知万博におき、その前後の行程をも楽しんでまいりました。初日のメインは、車内。支部長に一言いただき、租税教室のビデオ鑑賞会。私も租税教室の一員として、子供達が楽しんで学んでくれていることを少しでも知ってもらえて嬉しかったです。あと、今回一緒に行った中２の娘も小６で経験しているのですが、その講義で流すビデオの内容までも覚えていました。やはり、講義をただ聴くのよりゲームをしてから、その流れで見たビデオは印象に残ったようです。その後ビンゴゲーム。昼食は諏訪湖畔のお蕎麦屋さんでした。午後にやったクイズを参考までに一問書きます。０＝０　０＜５　５＜２　では、２＜？さあ、わかりますか？ちなみに私は分かりませんでした。名古屋での最初の見学は、トヨタテクノミュージアム。娘に「お母さん、トヨタミュージアムなのに車にはTOYODAって書いてあるよ。」と言われ、？？？と思った車音痴の母でした。何故？う～ん、創立者の苗字豊田はトヨタ？と読まずにトヨダ？と読むのですよね？いい加減な母は「外人が読みにくいから・・・かなあ」と返事。納得した娘でした。夕方ホテル着。各自自由に夕飯でしたので、私たち家族は「いば昇」の櫃まぶしを食べに行きました。３０年前に食べた時ほどの衝撃はありませんでしたが、それなりに美味しかったです。娘は２杯目のネギ入りが好みだと言っていました。私は３杯目の茶ズケかな。主人は、食べ方で全く変わってしまう・・・と言うことを楽しめたとの事です。食べ終わる頃に、支部の先生方が結構いらっしゃいました。皆さんは、どう感じられたかなあ。大木下先生のご家族は、味噌カツ・きしめん・ラーメン・味噌煮込みうどん・手羽先と１晩で何日も泊まったかのような豪華な食事会だったようです。初日の事を書いただけで、こんなに長くなってしまいました。メインの愛知万博他は、後日の報告とさせていただきます。そのときに、上記のクイズの答えも忘れなかったら、書きますね。　　　　　　　　　　　　　　　角田千鶴子

2005.09.04

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無料税務相談

　私は、現在、市役所が実施する無料税務相談の相談員をしています。以前は、郵便局の相談も担当していましたが、これは残念ながら郵政公社への移行と共に廃止になってしまいました。　これらの相談に来られるのは、企業ではなく、個人ですから、その相談内容は、所得税、相続税、贈与税がほとんどです。　しかし、その相談内容は、ほとんどが単純なもので、「うーん」とうなる様なものはまずありません。　　例えば、「夫が亡くなったが、相続税というのはどういう仕組みになっているのか」とか、パート主婦の場合の「配偶者控除と社会保険の被扶養者」というようなことです。　　私達から見れば、単純なことでしょうが、分からない人にとっては真剣な相談なのです。　　また、贈与に関するような事だと、税務署の相談官には相談しにくいという意識もあるようです。　「定年退職するので、退職金で息子の住宅ローンを全額返してしまいたいのですが、何か問題があるでしょうか。」という相談がありました。私たちにとっては、贈与の問題だと分かるのですが、それは、税法全体を知っているから言えることで、普通の人にとっては、税務署に何か言われる可能性があるかもしれないが、どういう理由で、なぜなのかということは分からないでしょう。　　これは、私たちが、専門外のことにぶつかった場合も同じです。何が分からないのかがわからないという状態です。専門外のことは、基礎的な知識を得ても、応用問題は解けません。　　インターネット時代だから、税法の知識も、インターネットから取ってもらえば良いのではないか、と考える向きもありますが、私は必ずしも、インターネットですべてが解決できるとは思いません。「医療費控除」というように、キーワードがはっきり分かっている場合は、インターネットから多くの情報を得られます。　しかし、先の「退職金で息子の住宅ローンを返済する」という問題を、インターネットで解決することはおそらく困難だと思います。　　また、インターネットでは、ぴったり自分の場合に当てはまる答えを見つけることは困難です。　そういうわけで、直接相談できるというのは意義があると思います。　相談が終わったときに、「すっきりしました。」とか、「よくわかりました。ありがとうございました。」と感謝されると、苦労したけど税理士試験に合格して良かったと心底そう思います。小林　信徳

2005.09.03

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「夏」-父の思い出ー

■ 海水浴幼い頃、父は中学校の美術の教諭をしていた。だから、夏休みには父が何時も家に居た。しかし、絵描きである父にとっては、待ちに待った創作活動のとき。アトリエに篭ったきりでめったに出て来ない。私は私で、朝弾丸のように飛び出したまま、ご飯のとき以外は家に帰って来ない。そんな訳で、夏休みに父と遊んだと言う想い出は、ほとんど無い。そんな父が、罪滅ぼしに我々にしてくれたことと言えば、海水浴に連れて行くことだった。東京郊外から逗子の海岸まで一家で出かけるのは、当時としては大変な旅だった。東海道線に乗るために品川まで電車を乗り継ぎ、さらに逗子まで行くのは、子供にとってはウンザリするような行程である。「三角屋」は、我が家が何時もお世話になる海の家で、ここでタイヤチューブの浮輪を借り、お弁当を食べた。「これから」と言う時に、我が家は何時も帰り支度だった。帰りの行程を思えば、海に居られる時間はわずかだ。■ 父そんな思いまでして、毎年海に行くのは「子供たちに海水浴を体験させたい」という父の思いからだった。父は頑固で、信念を持った人だった。電話は驚くほど早く購入したくせに、テレビはなかなか買わないと言うように、世の中の流れには掉さす様なところがあった。海から遠く離れた農村から、遥々家族を海水浴に連れ出すのも、父ならではだった。そんな父が、先月逝った。91歳だった。膨大な数の作品を残し、身内にだけ通用する数々の伝説を残した。生まれは、植民地台湾。18歳にして画家を志し上京した。美術学校を出、都庁に勤め、出征した。父親の急逝で一度帰った以外は、終生故郷台湾に帰ることは無かった。それでも、常夏の台湾の光が、彼の絵の中に活きた。戦地から帰り、東京郊外の農村に美術の教諭の職を得た。絵描きであることに拘り、やがて職を辞すとその後あらゆる官職をきらった。■　太陽と果実父の若い頃の話を聞く機会を得た。結婚するはずだった女性がいたと知った。湘南に住む美しい女性だったそうだ。その話を聞いて、一家の海水浴のことを思い出した。「必ずしも一家のためばかりではなかったのか・」と。父にだって男としての「春」があり、そして「夏」があったのだと今さらながら知った。葬儀はごく内々で済ました。終生現役を貫いたお陰で、お別れをしてもらいたい人の数が半端ではない。それならばと、遺作展をすることでお許しを願おうと、勝手に決めてしまった。自らの発表の場に予定していた場所を提供してくださる方。会社ぐるみで応援を申し出てくれたところ。あらためて厚誼の有難さを知った。遺作展のタイトルを「太陽と果実」とした。何事も控えめな父だったが、心の中に南国の太陽を抱えた人だった。得意とした静物画の果実を観て貰いたいとも思った。死ぬ間際まで絵を書き、大好きなウイスキーを嗜んだ。「そろそろ町田の家を処分して、鎌倉の方に移住したい」と洩らした。湘南は彼の「夏」であり、二度と訪れないと決めた台湾に代わる故郷だったのかも知れない。　　　　　（17.9.1　加藤大作　記）☆遺作展は9月21日～25日東久留米市「成美教育文化会館」にて開催の予定です　

2005.09.02

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なんで税理士に

税理士になぜなったのと聞かれても、「昔から税理士を目指してました」と言ったようなかっこ良いものではない。　大学一年のとき、いとこの確定申告のお供で、田舎税理士の事務所に行った。税理士と称する人が出てきたのだがTシャツにジーパン姿である。このとき、税理士ってネクタイ・スーツ姿でなくても仕事のできる良い商売だなと強い印象を受けた。これが伏線となりました。（実際は田舎ならではの姿であったと、この仕事に入って知ったのだが……笑い）　大学三年後半になってそろそろ進路を決めるころになり、就職活動で周囲が慌しくなってきた。自分はといえば、遊びに忙しくて会社訪問するのが面倒になり、四年になった頃には安易に二つの選択肢となっていた。一つは試験を受けて会計専門官を目指す。もう一つは、高校・大学の先輩の経営する会計事務所に入って税理士を目指すことだった。これは金持ちから税金を徴収するか、金持ちに協力して報酬をもらうかの選択でもあった。　私はここでも楽な方へなびいたのでした。　それまで楽尽くめできた私にとって、就職してからの税理士試験受験は台風の前の静けさから台風がやってきたような厳しい環境となりましたが、何とかそれを乗り越えて税理士の資格にたどり着きました。　　楽な道を選択し続けた結果としての税理士業ですが、今はこの仕事に就けてよかったと思っています。信頼関係に立って仕事をする。自分の考えで、自分のやりたいように……最高ですね。　このやりがいのある仕事をもう少し頑張りたいと思います。　　　　　　　　萩原博之

2005.09.02

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笑顔と成長企業

今年の８月は,ひとつ肩の荷がおりた月となりました。　今をさかのぼること約１０年前の,１９９６年（平成８年）の年初に、中学からの飲み友達から,インターネットの会社を作るからその経理や総務の仕事を手伝ってくれないか？という話がありました。そこで、確定申告明けに話を聞きに行くと,いきなり社長様と管理部長様との面談となってしまいました。その社長様は,日本で最初の商用プロバイダーの（株）インターネットイニシアティブという会社を経営されていて,今度、アジア向けに別の会社を作るからその会社を手伝ってくれないか,というお誘いでした。当時はまだ、インターネットはそれほど発達しておらず、所沢支部でも、ピープルによりパソコン通信が始まった時期です。　昔から家族ぐるみの付き合いの彼からの頼みと、社長様にまでお会いしてしまって,いまさら断われず、インターネットの世界に足を踏み込んでしまいました。担当した会社は（株）アジア・インターネット・ホールディング（以下ＡＩＨとします。）というその前の１１月に設立されたばかりの会社でした。さらに頼まれて,６月からは,監査役になり,そのまま今日まで,総務・経理のチェックをしてきました。　　当時、ＡＩＨはまだ生まれたばかりで,従業員も少なく、たとえるならば,山の源流の流れのようでした。ところが、それから,数年で,ジェットコースターのような技術進歩が始まり,いわゆるドックイヤーの日々が、後半はさらにラットイヤーの日々が約１０年続きました。ドックイヤーとは１年で７年分の進歩が、ラットイヤーとは１年で１０年分の進歩があることを意味します。一週間会社に行かないと話がついていけなくなることには,驚きどころか,恐怖を感じました。しかし技術の連中は,一般の人の２倍から３倍のスピードで,一般の人の２倍から倍の時間働いて,技術の進歩についていっていました。当時の彼らは,自分にきびしく他人にも厳しい人たちでした。これについていけない人は残念ながら会社を去っていきました。その結果、従業員は,プロ集団化していったのです。彼らは,会社に寝泊りするような生活でも常に笑顔でいたのには,驚きを超えてあきれたのを思い出します。　税理士としての仕事も非常に大変でした。インターネットに関する取引なんて,始まったばかりで,基準なんて全くなかったからです。所轄へ相談に行くと,「先生が作っておしえてくださいよ！！」と言われる始末でした。　このようにして、手塩にかけて,関与してきたＡＩＨが今年の秋、インターネットイニシアティブに吸収合併されることが,報道され,一抹の寂しさを感じる今日この頃です。　ＡＩＨに関与して,一番感じたことは,成長企業の連中は,とにかく明るく,頼まれれば決して断わらない,気持ちのいい連中だということです。そして、仕事に誇りを持ち、最速のスピードで,サービスを提供しています。　ＡＩＨとの関係は切れるてしまいますが,彼らから学んだことをこれからも大切にしていこうと思っています。そう言えば,「ヨン様」も裏では,かなりハードなトレーニングを積みながら表では,笑顔を絶やさない人ですね。最近の日本男児にはこの笑顔を作る余裕がなくなってきているのでしょうか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　清水善規でした！！

2005.09.02

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30年前

　今、テレビで「チャーリーとチョコレート工場」という映画のＣＭが流れています。　チョコレート工場という単語が何か聞き覚えがあるような気がしていた時に書店でその映画の原作と書かれた「チョコレート工場の秘密」という本が平積みなっていました。　思い出しました。私が小学校４年生のとき担任の先生に読んで頂いた本の中にその本が入っていたことを。　４年生の担任の先生は、私が教えて頂いた先生のなか（小学、中学、高校）で特に思い出に残る先生でした。　その先生にとって、教師になってはじめての担任が私達のクラスでした。先生が選んだ本の中から生徒の希望を聞いて毎日のように読んでくれたり、毎日の宿題は、「遊ぶこと」当時、テレビで石器時代を舞台とした「はじめ人間ギャートルズ」というアニメが放送されていまして、それを見ることも宿題でした。確か、石器時代の勉強になるという理由だったと思います。「星の王子様」の本を買って読むことが課題になったこともあり、当時の私の愛読書になりました。　又、生徒のことは名前ではなくあだ名で呼んでいました。そのためでしょうか生徒と先生が一体となり毎日が楽しく、イジメもなく、不登校の生徒も一人もいませんでした。　あれから、３０年、当時読んで頂いた本の内容、タイトル全て忘れてしまい、唯一、記憶に残っていたのが「チョコレート工場の秘密」という本のタイトルだけでした。見事な記憶力で先生に申し訳なく思います。　その先生は、今も教師を続けられているそうです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　阿武　裕美

2005.09.02

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租税教室

租税教室　「税金って必要なの」私たち所沢支部が行なう租税教室の最初の問いかけの言葉です。一般的に税金は難しくてよく分からない、又できれば支払いたくないものとして存在しているように思います。しかし、われわれの国も社会も税金なくしては存立することはできません。　所沢支部の租税教室は、子供たちに買い物ゲ－ムを通じて所得を計算してもらい、更に所得には所得税が課税されることを伝え、確定申告書を作成してもらいます。　しかし　このままでは子供たちは税金を支払うことには納得しません。何故この世の中に税金が存在するのか、そもそも税金とは何であるかを明らかにする必要があります。　私たち国民は、共通に利用する財・サービス、有形の物的資産(道路・港湾等)あるいは無形の制度(法や治安等)等、これらは　社会生活を営むために必要不可欠なものです。　子供たちには、国家に所属する以上、社会の存立を支えるコストを税金という形で負担する義務があり「税金は必要である」「税金は大切なものだ」ということを、理解してもらう授業を展開しております。安西　節雄

2005.09.02

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