良い機会
昨日、関東信越税理士会埼玉県支部連合会主宰の研修会に参加しました。私は実務家といえ、恥ずかしながら改正条文等を読んでもイメージがわかないし、間違ったイメージで理解をしていることが多いので、このような研修会に参加することで、会社法や税法改正のイメージが的確なイメージとなり、本当に良い機会と思っております。今回の研修では渡邉敬夫先生の税制改正と会社法はとてもわかりやすく、決算書の表示の問題、株主資本等変動計算書の作成、個別注記表、分配可能限度額の計算など、さらに自己株式の取得、処分の取扱は、会計上と税務上の扱いの違いがレジュメに簡単にまとめられていてとっても理解し易かったです。この研修を受ける前の私の自己株式に関する理解は間違っていたことに気づく良い機会となりました。後半の法人税法改正についても、今配信されているマルチメディア研修でも講師をされた方のお話でしたので、立法の側からの話が聞けて良い機会となりました。ただ、特殊支配同族会社の業務主宰役員給与の損金不算入の経緯を聞いていて「やっぱり納得できないよね。おかしな制度だ!」と強く再確認できた良い機会となりました。 清塚健二