水金地火木土天海。
先日、冥王星が降格人事で『惑星ではなくなった』とか。わたし、天文学のことは全く分かりませんが、なんとなく語呂が悪くなってしまったのがちょっと残念です(笑)ところで、今まで気になっていた疑問を、今回のニュースをきっかけに調べてみました。なぜ、曜日は『日月火水木金土』の順番なのか。太陽を『日』として、地球の代わりをその衛星である『月』とするなら、その並びからして、曜日の順番は『日水金月火木土』ではないのか?諸説あるようですが、要約すると、どうやらこんなことのようです。―――――古代ギリシャ・ローマでは、すべての星は地球を中心に回っていると考えられていた(天動説)。星の中でもひときわ明るい7つの星を支配星と呼び、『ゆっくり動く星ほど地球からより遠くに存在する』という仮説に基づき、地球から遠い順に『土星、木星、火星、太陽(日)、金星、水星、月』であると(当時は)考えられていた。そして支配星は、遠いほうから順番に、毎1時間ずつ、地球に対して影響を及ぼす(支配する)とされていた。つまり、第1日目の第1時間は『土』に支配され、第1日目の第2時間は『木』に支配される。以下、第3時間『火』、第4時間『日』、第5時間『金』、第6時間『水』、第7時間『月』、第8時間『土』・・・と巡り、第1日目の第24時間は『火』に支配されるため、順番として次の第2日目の第1時間は『日』に支配されることになる。これを7日間繰り返すと、なるほど、第3日目、第4日目、第5日目、第6日目、第7日目の第1時間は、それぞれ『月』『火』『水』『木』『金』となる。その日の第1時間の支配星をその日の曜日とするため、『土日月火水木金』という順番になった。―――――なるほど、スッキリしました。で、関連して、もうひとつだけ気になることがあります。曜日のスタートは、土曜日なのか、日曜日なのか、月曜日なのか?もともとの由来(前述)からすれば土曜日スタートのようですが、世間一般では、日曜日スタートというのが常識ですよね。でも、それならなぜ土日のことを週末(ウィークエンド)と呼ぶんだろう? なんか矛盾してる・・・。これは、こんど気が向いたら、また調べてみることにします。さて、天文学には全く明るくない私ですが、そんな私でも、曜日に関して、何も調べなくても絶対的に自信を持って言えることがあります。それは、『カレー曜日』は、星とは一切無関係である・・・。え? 今回のオチはイマイチでしたか?(苦笑)では気を取り直して、川柳を。『王子にも 勝ち組負け組 格差かな』 (ハンカチ/製紙) by 星の王子様 SOSコンサルティング代表奥 村 昌 平