電子定款
昨日 友人の司法書士と久しぶりの飲食をしました。確定申告期までは忙しくしていたため飲食の機会がなくやっと実現した次第です。その中で司法書士曰く「法人の設立が減少している」と言うことなのです。その原因を調べてみたら、インターネット上に行政書士・司法書士のホームページが沢山有り「電子定款認証」を進めている情報が満載しており、若い起業家はそちらに流れているのではないかという結論に達したと言うことでした。株式会社等の設立の場合は、定款を作成し、公証人の認証を受ける必要があります。しかし公証人による定款の認証を「電子認証」ですると、通常の紙ベ-スの定款認証の場合に必要な4万円の収入印紙が不要になり、その分、設立費用が安くできると言うものです。「電子定款」を作成する場合には、電子証明書の発行や特別なソフトの購入などで約10万円の費用がかかるのだそうです。しかし、この作業を、電子定款作成の環境を整えた行政書士等に依頼することで、この10万円もかからず、印紙代4万円も節約できるのだそうです。 1.従来の紙ベースの場合の法定費用 ・定款の認証の公証人への手数料 5万円 ・収入印紙代 4万円 ・謄本代 1,000~2,000円 ・登記の際の登録免許税 最低15万円(資本金の7/1000) 合 計 241,000~242,000円 2.電子定款認証を利用した場合の法定費用 ・定款の認証の公証人への手数料 5万円 ・収入印紙代 不要 ・謄本代 1,000~2,000円 ・登記の際の登録免許税 最低15万円(資本金の7/1000) 合 計 201,000~202,000円司法書士の世界にもIT化は確実に進んできていると話されておりました。それにしても、ビールの量はあまり増えなくなった。食べるものもほどほどになっていました。若いときは回転寿司のサラは何枚でも重ねられましたがダンダン食べる量が減ってきますね。食べた量で商売する飲食店は少子高齢化が進みますので難しくなるかもしれませんね・・・安西節雄