夏に増えたもの
今年の7月末に、地域の夏祭りがあり、そこへ行く子どもに、金魚は家にいるので、金魚すくいはしても、金魚を持ち帰って来るな、と言っておいたらメダカを持ってきた。その時に水槽1つと、メダカ11匹が増えたのである。近くのホームセンターでぶくぶく泡の出るもの(エアーポンプ)と、メダカの餌を買ってきて、子どもに世話をさせることにした。メダカの種類は、よくわからないが、体全体がオレンジ色っぽい。何日かして、水草をもらってきたので、それも水槽の中へ放り込んだ。それから2か月が経ち、子メダカが生まれた。3ミリメートルから1センチメートルくらいまで、4段階で20匹くらい増えている。さらに、水槽の藻などを食べるため、水槽が汚れないとか言われて、子どもが、もらってきた巻貝。これは、体長1センチメートルほどの貝で、サカマキ貝と言うらしい。そのもらってきた巻貝3匹を、同じ水槽に入れておいたら、1匹は姿が見えなくなったが、そのかわりに、小さいのが十数匹増えていた。冬を越せるかどうかはわからないが、どちらもかなり増えそうな感じである。財布の中身が増えるのならうれしいが、増えるものと言ったらこんなものかも。若山 智