筆談ホステス
昨年も年初に書きましたが、今年も言わせて下さい。もう 1ヶ月が… 早!! 速すぎ!!さて、本日は、たまたま見たテレビ番組について書きたいと思います。新年10日、その夜は、特別見たい番組がなかったので、後輩の北川景子ちゃんが主演の番組でも見るかぁ…と軽い気持ちでチャンネルを合わせました。見てビックリ。そこには、私の好きな言葉があふれていました。倒産してしまった会社の社長さんが、「辛」と一言、手帳に書いたら、彼女はそこに筆を加えて、「幸」としたのです。放映された同じ日にモデルとなったそのホステス(斉藤里恵)さんは、出身地である青森市の成人式に招待されて新成人にメッセージを贈ったと次の日の新聞で知りました。その記事によると、「辛い時、立ち直るきっかけは」 という新成人の問いかけに、「辛いのは、幸せになる途中。勉強と思って受け入れる。」と返事しています。 すごい!!って思いました。彼女は耳が聞こえません。だから、筆談で接待するのですが、尋常な言の葉ではないんです。一部ですが、紹介したいと思います。「難題の無い人生は無難な人生。難題のある人生は有難い人生」「散る桜 残る桜も 散る桜」「隣に誰かいるだけで、”憂い” は ”優しさ” に変わります」「”涙” を 止めれば、また笑顔に ”戻れ” ます。 ”泣く” のを止めれば、”立ち” 上がって前に進めます」「心配は悩むことではなく、心配りをすることです」「”人の為” が過ぎると、それは ”偽” です」「お風呂で転んだからといって、二度とお風呂に入らない人はいません」「過去と他人は変えられなくても、未来と自分は変えられます」25歳の斉藤さんから貰ったこれらの言の葉を大事にこれからを生きて行きたいと思い、新年早々儲けた気分の57歳の私です。そうそう、龍馬伝の 「どういて目くそは目頭から出るがかのう。くそは尻から出るもんじゃき、こっち(目頭)が目じりっちゅわんとおかしいぜよ」という台詞も気に入ってます。脚本家の先生のオリジナルとの事です。う~ん、誰か答え知ってますか?言葉って、本当に面白い!! 実は私、昨年のクリスマスに初めて知ったクリスマスソング2曲の歌詞に思わず涙してしまいました。1曲は、槇原敬之さんの「チキンライス」 私が見た番組では、ダウンタウンの浜ちゃんと槇原さんでデュエットしていました。亡くなった両親を思い出してしまいました。もう1曲はファンモンの「ぼくはサンタクロース」日テレの朝の番組で流れていました。主人を思い出してしまいました。彼らは、紅白で歌った「ヒーロー」をはじめ、あの風貌からは想像つかない(失礼!!)、素敵な歌詞の曲をたくさん作っています。言葉って、笑える時もあれば、泣ける時もある。勇気を貰える時もあれば、傷つく時もある。私は、黙っていられない性分なので、言葉を発する時が多く、人を傷つけてきた事も多いと思います。でも、わざと傷つけたことは誓ってありません。こんな私ですが、本年も宜しくお願い申し上げます。角田 千鶴子