人口構成
たまたまある雑誌を拝見して改めてビックリした事があります。“12県”・・・これは75歳以上の人口が14歳以下の人口を上回る、つまり高齢化が激しい県の件数です。(出典は総務省2008年10月1日現在の都道県別:年齢別の推計人口)12県を見るとその内訳は東北:山陰:四国及び九州の各県となっていました。その中で島根県は75歳以上の割合が15.9%に達していて、かなりの高齢化の兆候を現しています。それと最近でも新聞紙上等で書かれていましたので、かなりの方が既にご承知かと思いますが日本全体の人口が高齢化と比例して減少化傾向にある事です。やはり総務省2008年10月1日現在の都道県別:年齢別の推計人口よると日本の人口は1億2,769万2千人となり、前年に比べて79,000人(0.06%)減少しています。その79,000人のうち男性が59,000人で、男性についてはこれで4年連続で減少となりました。それに対して女性は20,000人の減少ですが、これは過去に比較する事が可能な1950年以降の統計上、初めて減少したとの事です。世代別で見てみると・・・明治生まれが216,000人で総人口の0.2%、大正生まれが566万3千人で同4.4%、昭和生まれが9883万3千人で同77.4%そして平成生まれが2298万人で同18.0%との事です。また、戦後生まれが総人口の75.5%となり、いわゆる「戦争を知らない世代」が初めて総人口の4分の3を上回る結果となりました。ちなみに出生児数は2005年が108万7千人(前年比は7千人増)であるのに対して2008年が110万8千人で3年連続ですがわずかながらも増加しています。(追伸) 7月31日に総務省が発表した住民基本台帳に基づく人口調査(今年3月末時点)では、首都圏などを除く38道府県で人口が減少しました。また20県で65歳以上の高齢者の人口割合が全体の25%を超えました。※住民基本台帳に基づく人口調査はいわゆる五年ごとの国勢調査とは違い、毎年3月末に日本国籍を持つ国内在住者を対象に実施されています。羽田