時期外れの小話
その1 今年の夏はオリンピック一色で皆さんもテレビにくぎ付けだったのではないでしょうか。そのあとのパラリンピックは、もうテレビでもなかなか見られないほどトーンダウンしてしまいました。その中で、卓球の選手の話ですが、両手が使えない卓球選手が登場しました。足でサーブトスして口でくわえたラケットで打つ。頭で考えただけでもムリムリと思われるスタイルですが、まさにそのスタイルでそれも国の代表として出場しているのです。人間、頭で考えているだけではだめだ。可能性を求めて努力すれば何とかなるものだと考えさせられた瞬間でした。 その2 オリンピックにおけるJOCや競技団体からの報奨金は、日本では非課税とされていますが、アメリカでは課税されるということを知っていましたか。アメリカは所得に対する課税率が日本と比べて低いとよく言われますが、このような報奨金に対する非課税規定はないそうです。おまけにメダルも課税対象なのだそうです。金メダルで564ドルの評価額とか言ってました。話はそれますが、アメリカはノーベル賞の賞金も課税対象なのだそうです。 私もノーベル賞をもらうまでは日本国籍にしておくことにします。 萩原博之