健康ですか?
11月18日に税理士国保組合主催のライザップ健康セミナ-に参加してきました。 ライザップの売りは、結果にコミットとか、2か月で痩せるとか、なりたい体になれるなどの印象が強いですが、健康の大切さが認識できた講義内容でした。 心に響いた話として 「健康は人生の全てではないが、健康を失うと人生の全てを失う」の一言 人生のライフ設計を考えたとき、結婚 →子供 →家 →リタイア →余生の楽しみ・・と続きますが、行動計画としてここに病気を予定する人は誰もいません、と。 もし、病気で介護生活を強いられることとなったら、人生設計台無しですね。そして家族も。 なるほどと思いました。 保険話になると、医療・介護費用の保証が想定内なってくるのに・・。 お金は準備するけど、痛いなどの自覚症状がない健康維持の準備は つい後回しですね。 ライザップの有名成功利用者の方(58才)の話です。 その人のライザップ利用前の翌年医療費予測は 431,592円で、健康年齢78才改善後 医療費予測額は167,340円 健康年齢は53.9歳 (有名といっても、所沢支部の人ではありません。 勘違いしないようにお願いします。) これって、ライザップは高いと思っていましたが、この違いを見たら安いかも。 (私は、決してライザップの回し者ではありません。) しかも、健康により、病による慢性的な医療費や介護リスクが軽減されたら、さらに経済効果はアップです。 この研修のあと、私は特定保健指導へと誘導されていきました。 国保組合に健診の結果を報告していた私は、検査結果の数値がちょっとだけ割り増しだったようで、指導対象になっていたのです。 ライザップのセミナ-では、健康+かっこよくなる自分の成長・輝きを目標にして見違えた自分を想定して、楽しい人生のために健康を~ とハイテンションになった直後です。 国保組合の特定保健指導では、 あなたたちは高血糖・脂質異常・高血圧の対象者なのよ-。 としょっぱなからの発言に一気にネガティブモ-ドに蹴落とされ、運転免許の違反講習をイメ-ジしてしまった私でした。 でも、ライザップは企業体で、それなりの費用が掛かります。 国保組合は、自分が頑張れば無償で数値回復の後押しをしてくれます。 最近、国保組合の保険料が値上がりしました。 税理士国保組合員の平均所得をアンケ-ト調査した結果、国からの国庫補助金が段階的に削減されているからです。 今回私が受けた特定健診指導は、特定健診を受診して、その結果により国保組合が対象者に対して指導支援をするという仕組みです。 この健診の受診→支援対象者は指導を受けるという行為の実施率が低いと、これまた国庫補助金の補助率削減の対象になると。 所沢支部の皆さん、税理士法人設立の時は、厚生年金と税理士国保の加入、それと特定健診の受診対象者(40歳から74歳まで)は、 特定健診の受診と国保組合へのデ-タ報告は、お互いの保険料の削減につながることだったのです。 自分の健康のためはもとより、保険料が上がらないためにも、特定健診は必要だったのです。 結果、健康なら、はばかることなくビ-ルを飲み、指導対象になってしまったら、将来のビ-ルのために指導を受ける。 せっかちで早く健康になりたい人は、結果にコミットする方を選択する。 こんな私は、ライザップの回し者ではなく 国保組合の回し者(理事)でした。 国保組合の取り組みを体験してみての感想です。 清水七都子