世界の貨幣量、目の前の貨幣量
米国2兆ドル規模の景気対策決定…GDP比10%相当(´・ω・) そんな一報で始まった一日ですが、いかがお過ごしでしょうか。 五輪中止が決まり、即座に首都封鎖宣言。 都知事の外出自粛要請に呼応して、各県の外出自粛要請。。。 良くも悪くも、これが政治判断というものなのでしょう。 このコロナとの闘いに始まった各国の行く先は、後の歴史に記されるのを待つのみです。 さて、前述景気対策で言えば。 当り前だが、貨幣はバラまけば薄まります。 薄めないには『人々を信じさせる、バラまいた相応の理由』が必要( ˘ω˘ ) その相応の理由が、実態経済の裏付けがある経済成長、と呼ばれるものです。 その貨幣供給と成長のサイクルが資本主義過程であり、そこに適切な『富の分配』があれば、初めて民主的な資本主義国家が成立するというわけです。 さてそれを思うと、各国が開始する大規模経済対策について。 我々はいまから正負双方の効力を、注意深く見届けなければならない時勢に入ったと言えます。 さらに税理士という職業的に言えば、国の租税納付方針・徴収がどう変質していくか、自らのこととして、また客観的に、注視しなければならないと思いを新たにするところです。 さらに付言すれば、基軸通貨国としての米国、それは国際的相対性で時代が選んだもので。 最近(50年前)も金兌換制がサラリと停止されたように、基軸通貨も変質することを忘れてはいけないですね(´・Д・) 「基軸通貨ですから、ドル建てが安心です」 というのは外れていないと思います。 基軸通貨の信頼を支えるのは規模、軍事を含めた強大さであり、それは米国しか持てない強さです。 ただ、情勢は変動するという必然を、我々は胸に抱いておくべきなのでしょう。…さて、○○○頭金にと、コツコツ積み立ててきた貯金箱( ̄+ー ̄) すっげえ重くなったから、2つとも満杯だ!と、興奮とともに(缶切で)開封したら… まだ4分の1( ̄O ̄;)散々、世界の貨幣を論じておいて、自分の貯金箱の貨幣量も、読めない! …これが現実、と少々さみしい朝。 今日もおとなしく、頑張りましょう_φ(・_・! 岸野康之 拝