e-Taxによる相続税申告の添付書類について
2月に準確定申告書を電子申告で提出していた。 相続人に「10万円ほど還付になります」と伝えていたのだが、4月に入っても まだ通帳に入金されていないとの連絡が入った。 税務署から 何も不備の通知がなかったので てっきり振り込まれているとばかり思っていた。 電子申告で申告すると 還付金は 以前より格段に速く 入金されているのに・・・早速税務署に電話を入れた。 「準確定申告は 電子で受け取りますが 添付ファイルは紙に印刷しています」とのこと何のことはない 紙の提出と同じ扱いなので 遅れているというのだ。 4月18日に 相続税の電子申告を 終えて 一区切 ほっとしていた。 PDFファイルは なんと 14項目にもなっていた。 遺産分割協議書 相続人情報 預金残高証明書 土地評価計算書 家屋評価計算書 株式評価計算書 等々 相続人に渡す申告書の控えと 請求書を作成していたところ 私の メッセージボックスに 一通のメールが届いた。 【相続税e-Taxにおける「光ディスク等」による添付書類の提出方法の拡充について】 令和4年4月1日以後のe-Taxによる相続税申告手続については、光ディスク又は磁気ディスクによる添付書類の提出が可能となるよう、国税庁告示を改正しました。 光ディスク等は、1枚当たり1,000ファイルまで、1ファイル当たり50MBまで保存して提出可能となっており、これまでPDFファイルを分割し、追加送信機能により複数回送信していた作業を省略することができます。 添付書類の多い申告に当たっては、光ディスク等による添付書類データの提出を御検討いただき、相続税e-Taxを是非御利用ください。 要するに 4月1日以降の相続税の電子申告については光ディスク等による添付書類で提出してくれという。 PDFファイルは 紙で印刷しているようなのだ。 昨年から 相続税の申告書は すべて電子申告をしており PDFファイルを作成するときには 事前にタイトル一覧を 割振り そこに添付していた。 これからは 相続税の電子申告には 添付ファイルは光ディスクにて 申告しなければならないようだ。 安西節雄