「敗者のゲーム」新NISA
最近 新NISA投資についての 問い合わせが多くなってきている 実際 すでに 銀行からの紹介で 新NISA投資を 始めた方が 2名おられた テレビで NISA NISAって 言うから 投資をしなくちゃ とか 政府が貯蓄から投資へと 言うので やってみようかと 思ったらしい で 何に投資をしたのとか と 聞いたら なんでも 「アメリカ株らしい」という 私の年代の人たちは まともにお金についての 教育を 受けてはいないため 投資といえば 投資 = 株 = ギャンブル = 一平君 = ギャンブル依存症 = 人生破滅 このような シナリオ を 描いてしまう 私は 今まで 投資について全く関心がなく これといった 投資はやってこなかったけれど 唯一 小規模企業共済は30年以上積み立ててきた(あれっ 積立金額がばれちゃったかな) これで 老後資金は安泰と思っているけれど さて どうだろうか ・・・・ 顧問先の社長と会話するために 新NISAって何 から始めなければならなくなった つみたて投資枠 年間投資額 120万円まで (投資信託280本)成長投資枠 年間投資額 240万円まで (個別株 米国株 積立投資)生涯上限枠 1800万円(成長枠は1200万円まで)非課税期間 無期限 新規投資期間 恒久化 これだけ書いても よくわからない 今 日経平均株価は バブル時代の高値以上に 値上がりをしているので これから投資を始めるのは とても危険ではないのか と つい思ってしまう 投資家のバイブルと言われている 1958年に書かれた「敗者のゲーム」の本を購入して読み始めた. 「市場に勝とうとしないことが一番よい方法だ。すべての株式に投資するインデックスファンドを買って所有し続け 経済成長を待つことが、投資の成功法だ」 つまり 投資 = インデックスファンドを 長期間 買い続けなさい ということだ 「運用報酬と管理報酬のコストは複利で積みあがるので安いものを選ぶ」こと 銀行さんが 紹介する NISAは コストが高すぎるので お勧めできないとことだ. 自分で 新NISAを 始めなければ 顧問先に 説明ができないので 先ず SBI証券の口座を開設した。(やってみなはれ精神)「結果を怖れてやらないことは悪」 ネット証券は 楽天証券か SBI証券が 手数料が 0円なので お勧めです Youtuberさんに SBI証券の 口座開設の方法を 教えてもらった そして 埼玉りそな銀行 武蔵野銀行 飯能信用金庫 の アプリを スマホに取り入れた なんでも 75歳以上の方は アプリを 開いてはいけないらしい・・ なんと スマホで 入出金管理を 見ることができる 個人の インタネットバンキングは 無料なのです もう使っているよ という人が たくさんいると 思いますが 私はスマホアレルギーなので まったく関心がなかった 今まで スマホは 電話と LINEしかやっていなかったけれど このアプリは すばらしい もっと早くやっていればよかった まだ スマホにアプリを入れていない人は やってみてくださいね 埼玉りそな銀行から SBI証券には 振込料は無料です 振込については スマホからも できるのですが 私は パソコンでやっています 「敗者のゲーム」では、手数料が安く、広く分散されたインデックス投資を勧めている。 そして 自分に合った投資ポートフォリオを 作りなさいと 書いていた。 なので 私の投資基本方針は 老後資金には 基本的に手を付けないで これから得る 所得について 生活費以外は 投資に回してみようと思っている. 今から老後資金を 蓄えることは 考えておりません つみたて投資枠 成長投資枠 ともに コストの低い インデックスファンド(オルカン・S&P500)を 選びました SBI証券の 投資積立に 毎月投資額を 設定した。これで 完了です そこで私は 考えた 相続精算課税の相談が多くなってきている。 子供に NISA口座を作ってもらって 毎年 110万円を振り込み つみたて投資枠で インデックスファンドに投資をして 15年間 投資をすることによって 1800万円になる. 普通預金に振り込むと1800万円のままだけど NISA口座ならば 子供たちは リターンを享受でき さらに 非課税なのだ NISAを利用して 相続精算課税を 提案してみては いかがだろうか 「敗者のゲーム」は言う 投資家が失敗する原因の一つは 下げ相場に怖気ついて 手を引いた結果 最大の上げ相場を逃してしまうことだ 投資家は「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合せなければならない さて 暴落時に 私は 耐えられるだろうか・・・・買い続けるつもりであるけれど・・・ 最低でも 20年間は 投資続けねばならない なので 5年間ぐらいは 現役で 私が このインデックスファンドを続けようと思っているけれど あとの 15年は 子供たちが そのまま 投資を続けるように 又は 持ち続けるように 遺言している。 インデックスファンドが2倍になっているか 1/2になっているか 神のみぞ知るナノである。 最後に もう一冊 本の紹介をしたい 山崎 元著「経済評論家の父から息子への手紙」 「資本主義経済は、リスクを取りたくない人間から、リスクをとってもいい人間が利益を吸い上げるようにできている」 「意思決定時点での選択として正しかった」けれども、運が悪かったとして納得せよ株価はコントロールできない コントロールできないことに 悩んでも仕方ない 運用の3原則 「長期」「分散」「低コスト」 運用資金は「全世界株式のインデックスファンド」でいい(ほったらかし) 幸福感は一時のもので「人生は通算成績で計るものではない」・・・幸福のための努力は最後までできる。しかし通算成績は他人にしか見えない・・・ 2024年1月1日、東京都内の自宅で「食道がん」死去した。65歳没。 安西節雄