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パリオリンピックが開幕した。
連日 日本選手の 活躍に一喜一憂している。
開会式を LIVEで観ようと 早起きして ソファーに深く腰掛けながらテレビ画面に映し出される セーヌ川を 懐かしく眺めていた。
生憎 雨の開会式となったが 斬新な演出 歌 踊り パフォーマンス 現代パリの大人の社会の魅力を思う存分に楽しんでいるようだった。
そうなのだ 子供は一人も出てこない。
東京五輪とは まったく異にしていた。
フランス人は なぜセーヌ川を開会式の舞台にしたのか パリの長い歴史において両岸にはたくさんの 歴史的建造物が 立ち並んでいる。
巨大な凱旋門、エッフェル塔、シャイヨ宮、グラン=パレ、アレクサンドル3世橋はすべて万博を機に造られたものだ。
フランス革命時代のテーマ「自由、平等、友愛」
コンシェルジュリは、革命時代にマリ-アントワネットが幽閉され、そこから断頭台に向かった建物である。
実は断頭台の刃を斜めに切ったのは ルイ16世と言われている。
その彼が 自ら その 刃によって 断頭台の 立ったのでした。
生首を 手にした女性たち そして「レ・ミゼラブル」の世界にと 繋がっていった。
女性たちの連帯「シスターフッド」たちが キリストの最後の晩餐を風刺し、共和国の品位を汚す場面があったとしても、日本人の私には これがパリとしか思わなかった。
基本的には 大胆で独創的な演出だったと思う。
華やかな歌やダンスと同時に、自国文化への誇りがしっかり表現されていた。
さて 閉会式は どうなることやら
東京五輪のような 演出にはならないと思うけれど。
安西節雄
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Last updated
2024.08.05 09:01:03
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