戸籍謄本広域交付制度
2024年3月1日に施行された戸籍謄本広域交付制度を早速利用してみた。 居住地や勤務地の役所で戸籍証明書を取得できるようになったという。 これにより相続手続きや各種行政手続きの利便性が一段と高まることを目的としている. 入間市役所に行って 交付申請申込用紙 戸籍謄本(広域交付用)を探した。鮮やかな紫色の用紙が目に留まった。 戸籍の範囲 現在の戸籍 出生から死亡まで在籍した戸籍 出生から現在まで在籍した戸籍 ○○歳から○○歳までに在籍した戸籍 その他 もちろん私は 死亡していないので「出生から現在まで在籍した戸籍」にチェックを入れた。 4月は 移動が多いためか市役所は大変混雑していたので,一旦 受付に 申込用紙を渡して 事務所に戻った。 何かあれば 電話をくれるというので 待ってる時間がもったいなし 市役所は近いので帰ることにした。 PM5時に 受け取りに行ったら 私の番号は 掲示板に表示されていたので、そのまま受付に向かった。 確認を求められたので 見てみると 私の改正原戸籍から現在までの戸籍謄本が すべて揃っていた。 私は 出生が 函館市とか 婚姻が杉並区 とか まったく伝えていなかったけれど,すべてが繋がっていた。 何の 資料も持たず 函館市の住所も 杉並区に住所も まったく覚えていなかったので,聞かれたら困るなと思っていたけれど。 こんなに 短期間で すべての戸籍謄本を 揃えられることには驚きでしかない。 今まで 相続などの戸籍収集実務は 大変な 時間と コストがかかり 相続関係図作成までで 疲れてしまう。 将来的には、マイナンバー制度の利用により,他の行政機関での手続きにおける戸籍謄本の提出が不要になるそうだ。 税理士業を取り巻く環境は 大きく変化を迎えている。 安西節雄