NHKドラマ すみれの花咲く頃 夢と現実
公式HPhttp://www.nhk.or.jp/drama/sumire/内容宝塚に入ることを夢見る少女。誰にも言えずにいた君子だったが、そのことが、家族や友達に知られて。。。。誰しもが若いときに、家族などから離れたい気持ちがある。そんな気持ちを、宝塚を1つの目標にして一途に頑張ろうとする。その反面、離婚した母と寝たきりの祖父との3人暮らし。今現在の苦しい生活も、そこにある。そんな生活から逃げたいと。。。母と衝突するも、娘の気持ちも分かるため送り出そうとする。そして、自分への介護なども分かっている祖父もまた。。また、そんな『夢物語』に初めは、ちょっとイタズラもする友達たち。だが、心を開いたとき理解する親友となる。友もまた、自分の将来に同じ気持ちだった。基本的に、君子『多部未華子さん』と勇介『濱田岳さん』この2人で展開。テーマは、『将来』の決断。かな。そこに『現実』=『苦しみ』があっても、離れることの苦しみとどちらを取るか?1つの『成長物語』と言える。そんな感じだ。途中の『それぞれの現実』というのも、良い感じで効果的でした。君子は、介護。勇介は、父の仕事。個人的には、もう一人の純一『柄本時生さん』が、どのような選択をしたのかが、気になります。でも『現実』と『夢』をキッチリ描き、全般的に良い感じだったと思う。最後に。。最近『親子ネタ』が多いなぁ。どれ見ても、大きな違いはないのだが(^_^;と、言ってしまうとそこまでか。でもきっと。ぶつかることはあっても、親子が心を開いたときにホントの意味で『次のステップ』があるのだろう。そんなメッセージかな。こういう感じの『良いドラマ』は、TVの前の人が見るかどうかと言う問題は、置いといて。BShiによる試験放送するのではなく、せめて、BS1かBS2出来れば地上波で放送する方が良いんじゃないだろうか?それにより視聴者のひとりでも『何か』を感じれば、成功だと思う。そういえば。宝塚シーンは、いつ撮ったんだろう??美しい磐梯山は、『雪山』だし。