エジソンの母 第7話 みんな幸せのお話とマシーン
内容教育委員会の織田操部長がやってきた。花房賢人という児童のことで、クレームが来ているという。そこで、規子と加賀見は、あおいと話し合う。。このままだと転校になるかもしれないと。あおいは、賢人に『みんなを大事にしなさい』と諭す。そんなとき、文部フェスティバルの発表会で『赤ずきんちゃん』をやりたいという、児童達。規子は、以前保護者から残酷だとクレームがついたことを説明し、別のモノを考えるように言う。そこで賢人は。。。。長江英和さん、、、役名、『コートの男』なんだね。その印象ばかり残っちゃうじゃないか!!!!それはさておき。発表会で『赤ずきんちゃん』をしたい子供達。母・あおいから、『みんなのために』と言われた賢人はみんなとずっと、ずっと一緒にいたいから。みんなで考えた!!!!!!みんなが楽しくなる劇『赤ずきんちゃん』でも賢人は、劇が成功を迎えようとしていた時、どこかへ行ってしまう。『ひらめいた!』のだ大好きな玲美ちゃんのためにと『幸せになるマシーン第1号』を発明する!!!というお話。今回、いろいろと出してきましたね。ドラマとして、大きな転機を迎えた。いや、、、終盤に向かって、一盛り上がり!!!そんな感じかな。特徴的なことが2つ。1つ目は、 規子と加賀見があおいを呼び出すということで。 コレからの変化をうながしたこと。 あおいもまた、以前の学校とは違うことを認識しているため、 『現在』が幸せであることを知っている。 だから、いつもなら、放置する賢人の発明であっても。 今回は、キッチリと賢人を諭した。 『賢人、ちゃんとママの話聞いて! 賢人、今楽しいよね? (学校のことを楽しく面白いという賢人) よかったね。 でもね、賢人が今楽しいのは 先生やお友達みんなが賢人のこと大事にしてくれてるからなんだよ みんなと、ずっと一緒にいたい? だったら賢人もみんなのこと大事にしなくっちゃ もっと、大事にするの。みんなの役に立つの。 迷惑をかけちゃダメ。 みんなが何を考えていた、何を喜ぶか ちゃんといっぱい考えるの。 みんなとずっと一緒に笑ってられるように 考えて、想像して。。。。。』2つ目は、 規子と美浦が、話し合ったこと。 今まで以上に正直な気持ちを出した規子。 その規子に何かを感じ、 他の客にうながされ、走り出した美浦。 そして規子は言う。 『私は賢人くんが天才かどうかなんてどうでも良い。 ただ彼のことをひとりの児童として 大事だし、好きだし、追い出したくないと思ってる あなたに心配されなくても、ちゃんとがんばりますから』 『そうだよな。 学校内で一番少年を守れる立場であるのは、 担任である、お前だ。 かつて発明王トーマス・エジソンは。 教師に「お前の脳みそは腐ってる」と言われて、 小学校をドロップアウトしたが。 母親の愛と教育によって、偉大な人物へと成長した。 花房賢人の母も、エジソンの母親に負けない大きな愛を持っていると 僕は思う。 その母親がお前を頼りにしているんだ。 やるなら、しっかり守れ。』母は息子・賢人をキッチリ諭しコレから、進むべき道を記した。そして、その母に頼られていることを。エジソンの逸話を出しながら、規子に奮起を促すだけでなく、規子自身も決意を固めた。それまでのながれのなかで、 以前登場した、前の学校での出来事。加賀見が言っていたセリフ、そして、あおいと規子の関係。すべてのことをネタフリしながら、描き込んだ大きな転機のお話だった。主要登場人物である規子、賢人、あおいこの3人のコレからをハッキリ表現したといって良いだろう。それは、3人だけでなく、美浦、加賀見にも表現されていた。賢人を見守る道を。。ドラマ全体で徐々に、賢人に対する『あたたかさ』に満たされつつある状態だ。そして、賢人を救うことになったとも思われる『赤ずきんちゃん』これもまた、コレまでのお話が詰めこまれた感じだ。今回は、ドラマの転機というだけでなく、ドラマの綿密さの面白さを見た。やはり、詳細に計算され、ネタフリされ、キャラの心情が表現されるお話は、面白いモノである。賢人『コレでずっと一緒にいられる?なんて、、、結構良い感じの感動オチだしね。こういうことあまり書きませんが、さすが、大森美香さん、だろう。考えさせられるだけでなく、本当に楽しんだ今回でした。かなり面白かったです。ちなみに、、、今さら『脳みそ』この逸話のことを、たとえば、第1話でドラマが始まる前にエジソンの逸話として流しておけば良かったのにね。それだけで、エジソンとの比較をもっと見ることが出来たと思います。コレまでの感想第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話