モンスターペアレント 第6話 樹季の休日
『先生の顔を整形しろ』内容樹季は、望月(平岡祐太)に呼び出される。。とんでもない父親がいると。小学校にやってきて、父・松永修一(相島一之)の説明を聞くと。担任の武藤春樹(高橋光臣)が娘・実咲(根本澪)をたぶらかしている。だから、誘惑しないように整形してくれと。。。イケメンが悪い!!だから、担任不適格だと、。。。言うだけ言って帰っていく松永。樹季は、安田校長(森喜行)に事情を聞くと。遠足の時も一悶着があり、そのうえコッソリついて来たほどだった。数日後、今度は実咲が友人たち4人で水族館に行くので、付き添いで行って欲しいと、、、、、結局、休暇と言うこともあり樹季が引率することに。そのうえ、あるときは、防犯対策がなってないと怒鳴り込んできたり。休暇を取っているのに、振り回される樹季。そんな中、実咲が帰って来ないと、学校に連絡を入れてくるのだった。。。。敬称略今回、明らかにコメディタッチですよね。いや、、、、真剣に訴えている内容もそうなのだがそれ以上に狙っていますよね.絶対!!ポイントは、松永修一だけでなく、武藤、樹季なども『注意の看板』に目が行くという。。。。どう見ても、、、コントですね。そのためでしょうか。父親の、発言も空回りさせ、あきれさせるという表現を多用。極めつけは修一『私は、ウザイですか?である。それらの流れ、展開の中で最も良かったのは、樹季が休暇を取っているため、振り回されるという姿。である。休暇という緩やかな時間を表現しているため、メリハリがきいて、オモシロに転換されているのだ。これは、完全にテクニック。そのため全般的にコメディタッチの印象となる。そして、秀逸なのは、相島一之さんの演技に他ならない!!!相島さんの悲鳴や、アップの顔がもの凄く良い感じ。こう言うことですよね、コントって!!!あ。。。違います??でもね、、、ドラマとしては、どうかと思いますが、、、っていうか、妻に逃げられた男の話であっただけなのでモンスターペアレント対策として、本来の目的が成立しているのかどうか、よく分かりませんが。でもこういう使い方も、1つの方法だと思いますので。オモシロ好きの私にとっては、なぜだか、全編大爆笑!!!さてさて、、そんなコメディ仕立ての今回。いつもとは違っていたことがありましたよね。それは、2~3回も簡単ではありますが、教育委員会で開かれた『職員たちの話し合い』である。対策会議と言って良いかも知れません。実のところ、この部分。ドラマが大きく変わったと思われる、最も大きな部分だったと思います。それは、、『言い合い』『けなしあい』のような子供じみたことを意味不明にやられるよりも『話し合い』である以上、それぞれの『意見』が、適切に大人として処理されるわけです。だから、今回は、三浦『何か別のこと問題にしてるんじゃないのか三浦『学校はもっと地域とコミュニケートする必要があると思うんだ 学校を地域の人に開放して 信頼できる人々の目で、子供達を守っていく。 それが理想だと、俺は思うけど。と、口調まで違っています。この瞬間、樹季という存在が、教育委員会の中で『存在』していることが明確となっているのである。いままでは、どう見てもナゼか放り込まれた、異端者という感じでしたからね。弁護士として、何らかの解決方法を探ることも1つの方法論として、大切なことであろうと思います。ですが、このドラマにとって重要なのは、樹季が『自分とは違う世界を体験』することによる『変化』と言うのが重要なことであるのだ。であるならば、解決はしなくても樹季にインパクトを残せばそれはそれで成立すると言うことになる。だから、教育委員会での戦いよりも、教育委員会での話し合いのほうが、本来の『目的』にあっているはずなのだ。ということで、、、明らかにドラマとしても変化があった今回でした。ま、、、オチはね。。『叱らないであげてくださいね 私も娘ですから分かるんですこうなってくると、弁護士かどうかよりも、先ほど書いたように『人としての成長』ということですよね。。スッキリしているようなしていないような感じですが投げやりな終わりよりは、まだマシですそういえば、、はねトびの、、アレは、、どこにあったのか気付きませんでした。気が向けば、後で確認しようとは思いますけどね。。これまでの感想第5話 第4話 第3話 第2話 第1話