NHK特集ドラマ『お買い物』 素晴らしい。。。。
『お買い物~老夫婦の東京珍道中…ゆっくりだから見えてくる?』内容田舎に住む老夫婦に一通のダイレクトメール『世界の中古カメラ市』昔、カメラを趣味にしていたこともあり夫・斉藤茂吉(久米明)は、渋谷に行くと言い出す。カメラが買いたい!妻・ちよ(渡辺美佐子)も、夫が心配と言う事もあり、娘の京子(山口美也子)に後を任せ、孫娘・リカ(市川実日子)に連絡を入れ、一緒に東京へ。いつだったか思い出せないほど前に来た時。。。とは全てが違う。何もかもが違う。。。。。様々なことに戸惑いながら、、ついにやってきたカメラ市。親切なバイヤー太田(志賀廣太郎)の勧めで、ドイツ製の8万もするカメラを買うのだった。夫が喜ぶと思い、妻は無理をしたため金が無くなった2人。そこで、リカのやっかいになることに。。。。リカの恋人の飯田(山中聡)に、荷物を持ってもらい、リカの部屋へ。敬称略公式HPhttp://www.nhk.or.jp/drama/dramalist/okaimono.html↑ま、、、消えるかも知れませんが、一応。『特集ドラマ「お買い物」 ゆっくりだから見えてくる いつもと違う 旅の風景』簡単に言えば、老夫婦が、数十年ぶりに上京様々なことに戸惑い、、、珍道中!って感じデスね。ホント、素晴らしいですよね。セリフだけでなく、細かい部分の演出までかなり繊細に描かれていますよね。老夫婦ふたりの会話なんて、完全に『夫婦漫才』である。久米明さん、渡辺美佐子さんふたりの素晴らしい演技だけでなく、演出的な『間』本当に、面白い。ただ、普通に、おじいさん、おばあさん。2人の会話なんですけどね。ココまで面白いのは、スゴイですね。セリフ、行動、それぞれの端々に垣間見えるおじいさん、おばあさん。。という、『らしさ』かみ合っているようで、かみ合わず空回りしているようで、かみ合っている。コレこそが『日常』ですよね。ほんと、『ただの日常』を描いているだけなのに。素晴らしいですよね。もう一度書きますが。『繊細』その言葉が、そのままの印象です。人。。。祖父、祖母と孫。カメラだって。。。。対比が素晴らしいですよね。年齢とかそう言うことじゃないですよね。変わるモノ、変わらないモノ。まるで子供のような、祖父。。。そう言うのも、そうですよね。そして、、ラスト。。。手をつなぐ2人。。。。最後は、写真。脚本の前田司郎さん、素晴らしいですね。ホント、良い作品でした。ココまで、繊細に、日常を描き感動的なのだから....ホントすごいことです最後にヒトコト。こういう人に、“朝ドラ”を任せればいいのに。。。。“名前”で選ぶんじゃなくて。。