白い春 第4話 本当の父親
『本当の父親』内容仲よしの少女・さち(大橋のぞみ)が、パン屋の宿敵・村上康史(遠藤憲一)と元恋人・真理子(紺野まひる)の娘と知り、ショックの春男(阿部寛)。そんななか、スーパーに仕事に行っていた栞(吉高由里子)から電話をもらう。線香を買いに来ていたさちの話で、次の日曜日がお母さんの命日だという。場所を聞いてもらった春男はひとり真理子の墓へ向かうのだが、迷子に。。。そこに、さちと佳奈子(白石美帆)がやってくる。そしてさち達に教えられて、やっと墓の前へ。。。。春男は、名前が旧姓の“高村”であることに、驚くのだった。実は、真理子と村上が籍を入れていなかったと佳奈子から伝えられる。墓を掃除し、洗いながら、むせび泣く春男。。。。『すまない。。。。すまない。。。』そんな春男に、遅れてやって来た康史は、『最後にしてくれ』と告げる。帰宅後、康史の態度が気になった佳奈子は、その事を聞くと。真理子との出会いを話し始め、それが、さちの誕生日の7ヶ月前と知るのだった。康史『さちは。。。佐倉春男の子だ。。。』一方。。。さちは、春男のために、ある事を思いつき、手紙を栞に手渡すのだった。。。敬称略先ず、ヒトコト。今回見て、次回予告見て。ふと思ったんですが。なんか、このTV局の『昼ドラ』みたい(笑)いやまぁ、あっちのほうは、基本的に女性がメインなので、雰囲気は違いますが、似てますよね。。。。。今のヤツだって、母親二人だし。。。それはさておき。今回は、春男のどこまでも不器用な姿を表現し。。。その一方で、自分に資格があるのかどうかと言う事もあり悩む康史。康史は、つい、、、暴走してしまう。その姿を見て春男『それでも父親かと言う感じだ。どこまでもすれ違っている気持ち。春男の真理子への愛。。。そして、マヌケな姿。そんな春男だからこそ、『娘』『家族』を連呼する康史が許せないと言う事なのでしょう。両者ともに、ある意味『負い目』があるために、どうしても歩み寄れないというのが、2人の演技もあり、なかなか良い感じですよね。そして、負い目があるから、接触できないし。負い目があるから、どうしても、渡せないと暴走する。そこに、真理子への気持ちがお互いにあるのだから、次回以降がより一層、気になってくる感じである。しかしまあ、思った以上に丁寧に描いていますよね。なんて言えば良いんだろう。。本来ならば、明らかに奇をてらってはいるお話でそのうえ、細かい部分が放送前からネタバレしているという状態。なのに、1人の少女を巡って、気になる、、、守りたい。。。でぶつかり合う男二人。展開は読めるしベタなのに、丁寧に心情を描き、それを演じる俳優さん。気持ちが表現され、複雑な人間関係もある。まさに、『ドラマ』という感じですね。ここまでくると、『次回予告』を無視してでも、良い感じのドラマになっていると感じることが出来ます。あとは、結末だけなんですけどね。これまでの感想第3話 第2話 第1話