その男、副署長(3)第9話 河原町署、立て篭もり事件
『火傷のある男は、なぜ河原町署の拳銃保管庫に 藤原署長の息子を人質にとって立て篭もったのか?』“署長の息子が人質!?銃弾2000発の恐怖!!内容その日は、いつも通りの河原町署ではじまった。藤原署長(萬田久子)に地域課の中村幸一巡査長(雨宮良)のことで、相談に訪れる池永副署長(船越英一郎)中村には、妻・初子(舟木幸)と娘・佳代ちゃんがいるが、佳代ちゃんが心臓の病気で、手術費用一億以上が必要。だが、警察官は募金活動は禁止されている。。。その相談だった。藤原署長は、選択肢は2つしかないと明言。募金のために警察官を諦めるか、手術を諦め警察官を続けるか。。。それでも、なんとか、中村のために、色々考えはじめる池永。そんなとき、拳銃保管庫で騒ぎが発生する。近藤警務課長(本田博太郎)が、男(山崎裕太)に襲われ立て篭もり。人質を取られてしまった。。。。人質のケータイ番号を見た藤原署長によると。。署長の息子・拓海(春山幹介)!保管庫には、300丁の拳銃と2000発の実弾前代未聞の出来事だった。府警本部の特殊犯の影山(五森大輔)達が駆けつけ、対策が練られはじめる。なぜ、署内に拓海がいたのかが気になる池永。だが、何も話さないい藤原あきら。すると、実弾の保管庫のカギを要求してくる男。池永は、リスクが大きくなると反対するが、藤原は、目的を知るためにはと。。。カギを手渡すように命じるのだった。犯人の目的は、何なのか?早朝から、署に来ていた人物の調査が始まる。その写真を見た池永は、妙な男が、中村巡査長を見つめていたことを思い出す。やがて指紋から、元暴力団員の石橋厚一郎だと判明する。が、、、いまだに、目的が分からない。。。。一方、中村が何か関係があるのではと考えはじめる池永。すると、自殺をほのめかす電話があったことが分かる。それは半年前に息子を亡くし自暴自棄になっていた石橋からの電話だった。その電話を受けていた中村。。。。なにか、あったのでは??池永は、問いかけるのだが、中村は、知らないと言うばかり。。。膠着状態のなか、藤原署長が、石橋と交渉をはじめるのだが。。。。。。。。敬称略元ヤクザの男。仕事もなく、金もない。。。そのため、病気の息子を亡くしてしまった。。。。死にたい。。。。そんななか、偶然にも“きっかけ”が出来てしまう。娘のことで頭がいっぱいで、つい、、、、死んでしまえばいいと思ってしまった警官。その瞬間、男の中で、なにかが壊れた。。。ま。。そんなお話である。立て篭もったことに非はあるのだが誰もが持ってしまいかねない、ちょっとした悪意いや、善意の崩れ。。。なのかもしれません。その偶然が、心を動かし大事件に!!なかなか、深いお話だったと思います。親子の悩み、、、苦しみ。。藤原“子供が頼れるのは親しかいない だから、出来ることを精一杯してやらなければならない 親の務めは、愛情を注ぐいがいない池永“わざわざ、てめえで死ななくたって、人間いつか死ぬんだ だったらその日まで、息子さんを供養してやれよ今回は、河原町署のある一日。。そして、ひとりの警官の決断。様々なネタが散りばめられたドラマでしたが、1つのテーマで、描かれているため、分かり易く思った以上に良くできた人情モノのお話だったと思いますたしかに、細かい部分でツッコミを入れれば、キリがありませんが、そういったドラマじゃありませんので。。。。ま、いいでしょう。少し気になったのは、前作までは表現されていたことが、今シーズンでは表現されていないこと。そう!池永副署長と藤原署長は、自宅がお隣さんなのである!そのうえ、拓海も、池永家に良く顔を出していた。。。。今シーズンでは、この事が皆無であり今回のネタは、サスガに無理があるんですけどね。。。。そのあたりが表現されていれば、なぜ、池永に相談にやってきたのかも、もっと分かったことなのに!実際、なぜ、池永が藤原に対して必死に語りかけているのかもよく分かりませんよね。。。。。上司と部下以上の関係と言って良いモノがあるのに!これまでの感想第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話