NHK土曜時代劇 まっつぐ~鎌倉河岸捕物控~ 第3回 金座裏が動く
『金座裏が動く』内容金座裏の宗五郎親分(松平健)のもとで世話になり始めたしほ(柳生みゆ)そんななか、川越藩江戸勤番の園村辰一郎(石黒英雄)がやってくる。しほのいとこでもある辰一郎。仕事で川越に帰るのだが、そのときに仲間といろいろ話を進めてくると言う。その日の夜。豊島屋での仕事を終えたしほを、送っていく政次(橘慶太)が、、そのふたりの前に、先日、しほを襲った川越藩江戸留守居役の来嶋正右衛門(剛たつひと)や、光村金太郎(野呂拓哉)たちが現れ、再び襲撃を受ける!!なんとか、素手で抵抗を試みる政次であったが、多勢に無勢。。。大苦戦。そこに、騒ぎを聞きつけた宗五郎が現れ、来嶋らを退かせるのだった。翌朝。松阪屋に宗五郎はいた。隠居の松六(山本學)、主人の由左衛門(大浦龍宇一)に打診する。“政次をもらいたい”手先にするのではなく、“金座裏の跡継ぎ”自分の後継者として欲しいと言う。その度胸に惚れ込んだという宗五郎。だが、一人前の商人にしたいと由左衛門は、断りを入れるのだが、松六の取りなしで、とりあえず胸の内にしまっておくことに。。そんななか、母・早希(寺島咲)との思い出の絵の中に“証拠”を見つけるしほ。宗五郎は、北町同心の寺坂(山田純大)とともに、川越家中の田崎(真砂皓太)のもとへ向かい、その足で川越へと旅立つ。そして辰一郎と接触し、“入れ札の不正”の証拠を手渡し、対応を考えはじめるのだった。宗五郎の提案もあり、辰一郎の弟・龍次郎(山口裕次郎)が小姓をしている、川越藩主・松平直恒(堀内正美)への直訴を試みる辰一郎。証拠を見せられ、入れ札の不正と裏金の事実を知り衝撃を受ける直恒。宗五郎の提案で、お忍びで町に出て、、、家老・根島伝兵衛(若松俊秀)と武州屋嶺蔵(エド山口)のたくらみを。。。。。敬称略えっと、、、主人公は、、、金座裏?。。。宗五郎親分?そんな印象がある、今回。でも、“一件落着”というセリフも含めて、なかなか、見どころのある、、痛快モノの時代劇だったと思います。ま、、町人が。。。という町方風情が。。などそんな気持ちもないわけではないが登城が許されているなら、格が違う!そういうことである。その言葉と、松平健さんの存在感で全て丸く収まった感じである。テンポも良かったし、行動も含め本当に面白かったと思います。。。やっぱり、30分なので、今回くらいに物語が絞り込まれていないと、面白くありませんよね。ネタフリをしたいのは分かるが、ヤリスギは、前回。.“第二回”の二の舞になりかねませんし、少し、安心してみることが出来るかなぁ。。。そんな感じである。ただ、どうしても1つだけ不満を。今回のお話は、不正を暴くお話でもあるが、本来は、しほの両親の名誉が回復されるお話でもある。次回に続くから、、、と言うのも、、大人の事情として理解するが、結末部分で、、しほの笑顔は分かるが、宗五郎の活躍をメインじゃなく、しほをメインにした方が良かったんじゃ?母が残したことなんですよね?きっと、、、しほのために。。。。どうも、物語の“すり替え”が行われたような気がしてならない。確かに、時代劇としては、面白かったんですけどね!それにしても驚くべきことに、一気に解決してしまったため、このあと、、、どう展開するんだ?そんな気持ちの方が強いのは言うまでもありません。恋バナで展開していくつもりなのかな?それとも、今回の事件の“続き”があるのかな??次回から、どう展開していくか、注視したいと思います。これまでの感想第2回 第1回